汁粉を知る子

なんか書きたいなんか書きたいと思ってたらhearthstone評価メモと化したブログ。

【Hearthstone】マーセナリーズ環境考察2022年4月度編

どうもをしるこです。こんにちは。

先月に引き続き、マーセナリーズPVPの月間環境考察を実施していきます。

 

今月のPVPの結果

筆者は無事4月度シーズン6において、アジアサーバー歴代2人目のレート30000に到達いたしました!最終も2位でした。

 

いやまだ4/27なんですけどね?

playhearthstone.com

シーズン6のランキング見て、これもう最終2位でよくない?ってことで先んじて4月最終2位として公開しました、後悔はしてない

 

 

アジアPVPで1位を3ヶ月もの間独走し続けているマーセナリーズ最強の男김민수(キム・ミンスに続いての30000到達ということで、これはもう実質日本で一番PVPをやってる暇人プレイヤーと言っても過言じゃないのでしょうか。

 

過言かもしれん…

 

過言だったらいいな…

 

Tierランク

ということで今月(パッチ23.0)の個人的TIerランクを作成しましたので紹介していきます。ざっくり作成しましたが基準は以下の通りです。左にいるほど強いですが割と曖昧なので参考程度に。ちなみにマーキーはDかFです。

 

S    汎用性が非常に高く様々なデッキでの活躍が期待できる傭兵

A+ 汎用性が高く、Sとのシナジーもしくは対Sでも引けを取らない傭兵

A   環境中心の構築において、ラスト1枠等で活躍が期待できる傭兵

B   十分強い(かつて強かった)が、ランクS~Aの傭兵に不利で立場を奪われている傭兵

C   可能性はあるがイマイチ活躍の機会がない傭兵

D     マイナーデッキのサブパーツになりうる傭兵

F   ノーチャンス傭兵。もうちょい強くしてもろて。。。

 

 

ざっくり要約すると…

・パッチ23.0環境では、影・凍結・ヴァリーラ・トライゴア・ケーアンディアブロが環境のど真ん中におり、圧倒的Tier1の名を欲しいままにしている

・したがってそれらをサポート可能な傭兵の評価が大きく上がり、そうでないシナジーの傭兵たちはポテンシャルを活かす機会すら奪われてしまっている(環境の9割がA以上で、AとBでは大きな溝があると言っても過言ではない)

・前パッチで登場し圧倒的な強さを誇ったドラゴン編成は、登場からわずか2週間後に強化されたトライゴアによって滅ぼされた。たった2週間ですよ?僕は悲しい

・逆に今使われていない傭兵も、トライゴアやカザカスに強い組み合わせが追加、あるいは見つかり次第ランクが急上昇することもありえる。

 

初手一覧

今月にとりわけ多く見受けられる編成について紹介していきます。かっこの数字は装備番号です。基本的に装備はティリオン以外1択になりがちです。

 

カザカス(3)トライゴア(2)ディアブロ(3)

・パッチ23.0で最初に台頭した最強の初手。今だにトップクラスの性能で使用者も多い王道のグッドスタッフ影編成。

・後ろはヴォルジン(3)シルヴァナス(3)が確定で赤ならケーアン(3)、青ならクッキー(3)が入る。一応クッキー入りの方が勝率高めだがミラーになるとケーアン入りの方が有利な印象。

・カザカスの急襲トークンで相手を削りつつ、ディアブロの体力やシルヴァナスの攻撃をバフさせてヴォルジンケーアンの速度操作で一方的に倒す編成。全ての傭兵がシナジーし合っており完成度が非常に高いのが特徴。カザカスは潤滑油なんやね

・よくも悪くも初手で構築が完全にバレるが王道なのでそうそう負けません。最近はヴァリーラ編成のプレイングが洗練されてきており若干不利寄りな印象

 

カザカス(3)トライゴア(2)ヴァリーラ(3)

・次点で多い影ヴァリーラ編成。1ターン目に王道編成であるカザカス・ディアブロを急襲ゴーレムの当たり方次第だが(19/27の確率で)倒せる点、ヴァリーラで一方的に集中攻撃できる点が強み

・後ろはヴォルジン(3)シルヴァナス(3)が確定で赤ならスロール(3)、青ならクッキー(3)、タムシン(3)、緑ならシネストラ(2)が多い。ラスト1枠は環境次第だがクッキーが一番刺さっている印象。

・王道編成に体感有利寄りだが、初手のヴァリーラの攻撃先が相手に依存する上にヴァリーラ編成故のプレイングの難しさがあり、プレミなしで行動できるプレイヤーはあまりいない印象。基本的にヴァリーラが死ぬと確定したターン以外は隠れ身を維持している方が強いと感じるが語れるほど上手く使えないので黙っておきます。

 

ロコラー(2)ヴァ―デン(3)ジェイナ(3)

・ヴァリーラ軸に強い凍結編成。トライゴアカザカスの行動は殆ど確定のため、常に凍気ダメージ+8の状態で行動できるのが今の環境にあっているのが凍結編成

・よくも悪くもランダム要素に左右されがちだが、それゆえにどんな相手にも勝ち筋がある構築。当たり方の組み合わせが膨大なので一概に有利不利を語れないレベル

・hsreplayを見る限りではまあ5分なんじゃあないかな?体感そんな感じ

・後ろはケーアン(3)ディアブロ(2)が多く、緑なら対シルヴァナスに有効なティリオン(3)、青ならケーアンディアブロに強く初手カザカストライゴアヴァリーラにより強く出れるクッキー(3)が採用される。シネストラ入りもかつてはいたが滅んだ

・初手ディアブロ入りならディアブロに技2を、ヴァリーラ入りなら技1をヴァ―デンの次に使う(ここ重要)。プレイングの秘訣は日頃の行いを良くすること

 

バリンダ(2)トライゴア(2)ヴァリーラ(3)

・凍結編成にやや強めのヴァリーラ軸。ロコラーをバリンダの本体である凍結エレメンタルで凍らせて、ヴァリーラを残しつつロコラーを2ターン目に処理できるのが強み

・他にも、バリンダの攻撃でトライゴアを削ることでヴァリーラの攻撃先をトライゴアに誘導することが可能であり、ヴァリーラの体力を維持して生き残りやすくできる点も強み(カザカストライゴアヴァリーラは初手でトライゴアの反発を受けてしまうことが多いため、こちらの方が使いやすさでは勝る印象。)

・裏にはヴァ―デン(2または3)ロコラー(2)まではほぼ確定で、ジェイナ(3)、クッキー(3)、ティリオン(3)が候補に挙がる。何度か使った感想としてはティリオンがいないとシルヴァナス編成に手も足も出ないためティリオン優先

・凍結編成以外には後手を取りがちなので殆どいない。凍結編成でこれにあたった時はまあドンマイって感じで切り替えていこう

 

バリンダ(2)ジェイナ(3)ヴァ―デン(3)

・ほぼ見かけないがhsreplay上での勝率が最も高い凍結構成。見かけないため語れることがない。多分マッチしたことすらない

・後続は相性の観点からロコラー(2)シネストラ(2)クッキー(3)までほぼ確定。他の選択肢もありそうだがデータがないので語れることがない。使用者は情報求む。

 

ロコラー(2)ティリオン(2)ヴァ―デン(3)

・ここ2週間で1位のプレイヤーであるキムがなぜか好んで使っているので紹介。4月下旬の時点で2位(私)とレート3000以上離してトップを独走していたので遊んで使っているのか真面目なのかは正直わからない

・凍結で削りつつティリオンの断末魔で裏のエースをバフして無双する構築。ロコラー登場前はジェイナが入っていたこともありPVP初期から愛されている古の良構築。

・裏にはケーアン(3)ディアブロ(3)が確定で入っており、殴れるエースであるイリダン(2)やロジャース(1)が選択で入る。キムは最終的にイリダンを選んでいた気がする

・なんでフレンドでもないキムのことこんなに知ってるかって?人がいないせいで毎日PVPやると毎日キムとマッチするからだよ

・なんで毎日キムとマッチしているのにフレンドじゃないかって?マーセナリーズPVPにはフレンド申請機能がないからだよ

 

各上位傭兵の解説

最後に、Tierランク上位と評価した傭兵について簡単なコメントを残して4月度の環境考察とさせていただきます

 

S    汎用性が非常に高く様々なデッキでの活躍が期待できる傭兵

カザカス

・程よいランダム要素、トークン生成、影系統、全体バフとあらゆるシナジーに対応している万能の神。強すぎて多様性を奪ったというゲーム的に致命的な欠点以外完璧な性能してる。強すぎるって悪いデザインかな?

・hsreplayによると上位10%プレイヤーの使用率90%らしい。今環境はこいつがメガガルーラ。ちなみに3月はロコラーがメガガルーラでした

・こいつが初手で死ぬとシルヴァナスが弱くなる…けどそれでも勝てちゃうんだなぁ。だってTier1だもの しるを

 

トライゴア

・反発バフにより上位勢使用率66%まで到達。かつて獣界最弱だったのにどうしてこうなったのか…慢心、環境、バランス調整の違い

・反発読み集中攻撃読み攻撃みたいなことは一切しない。ずっと反発する。反抗期か?

・基本的に最初にこいつを削るか速度低下させて2ターン目に腐らせて倒すことを想定することから構築はスタートする。

・個人的には90%いるカザカスなんかよりよっぽど悪いことしてる。こいつとヴァリーラのせいで初手のバリエーションが著しく減った

・強すぎるって悪いデザインかな?当たり前やろがい

 

ヴァリーラ

・メタが回るにつれ環境トップに舞い戻ってきた光の速さで殴る美女。なんならずっと環境にいるレベルで常に環境上位

・隠れ身解除という無理やりなヴァリーラ対策が複数の傭兵に配られるくらいには存在が厄介。なお隠れ身対策可能な傭兵が悉くトライゴアに弱いのであんまり意味なかった模様。テストプレイとか…なさらなかったんですか?

・つまり現環境におけるヴァリーラ対策は①「相手の攻撃を耐えて速度を下げる技を使う」か②「シルヴァナスのクイーンの虜で強制的に隣接傭兵を攻撃させて解除する」の2通りしかない(そのためにシルヴァナスをバフさせずに死なせてもかまわないレベル)

・ヴァリーラ初手がミラーになるとマーセナリーズじゃんけん大会が始まる。相方次第で相性が大きく変わる点からもこいつが強いほどプレイングの割合が減っていき相性ゲー、速度じゃんけんゲーになる。PVP勢としてはトライゴアに次ぐさっさと環境からいなくなってほしい傭兵筆頭ではある

・好きな人は本当にごめんね、おらもヴァリーラはえっちで好きだけどPVPでは嫌いなんだ

・じゃんけん女と言いつつ隠れ身を維持しつつアドバンテージを得るプレイには制約が多く、ミラー以外でのプレイングは難しい傭兵ではある。思考停止で扱えるほどではない

 

シルヴァナス

トークンデッキのエースというニッチな編成のエースから影編成のエースに昇格したお姉さん。カザカスが1回ゴーレム出すだけで攻撃+15と十分すぎるバフが乗るのでとても偉い

・技1が影系統のためヴォルジンと合わせて速度1で50打点とか出してくる。術師は死ぬ。例えティリオンを入れたとしてもヴァ―デンケーアンによる速度低下やバフする機会を与えないようなプレッシャーを与える等の工夫を凝らさないとすぐ無双してくる

・しれっとクイーンの虜で削る動きがヴァリーラの隠れ身対策や攻撃高めの編成相手に刺さっていることが分かってきたので、なんだかんだで攻撃バフを一度も使えなくても削りという最低限の仕事ができるのが偉い

・つまり今の影編成には「ヴァリーラ/ディアブロでアド取って勝つ」「ヴォルジンカザカスで影の爪振って勝つ」「シルヴァナスで攻撃をバフして勝つ」という明確な勝ち筋が3つもあるってワケ

・シルヴァナス編成でのミラーでは、相手のクイーンの虜対策のためにシルヴァナスを中央に置かず、かつディアブロ等の護りたい傭兵を隣に置かないように配置には注意しようね!

 

A+ 汎用性が高く、Sとのシナジーもしくは対Sでも引けを取らない傭兵

ヴォルジン

・カザカスシルヴァナスが評価Sである要因でもある。速度3アップはシンプルに強く、影編成はヴォルジンがいる限り常に環境上位にいると言って過言でない

・じゃあ評価Sにしろよって話なんだけど、こいつ単体じゃあ環境トップかっていうとそんなでもないし他と組んで強いタイプだしA+じゃねって思った、こういうのは適当なんすわ

・ヴォルジンの技3+カザカスの技1の影コンボはシンプルに凶悪。死に出しで出てきたケーアンが一切動かないまま死んだりするので対策を練らないと止まらない。

・上のコンボを止めるためにカザカスゴーレムが死んだ数を加味しつつ、ヴォルジンの速度を落とすように立ち回ろう。大体カザカスを4ターンほど放置すると文字通りゲームが終わる

・ヴォルジンを誰でどうやって倒すか、最後抜きエースとしてヴォルジンが出る前にシルヴァナスをどうやって無償で倒すかが対戦の勝敗を大きく分けることが多い

 

ロコラー

・対ヴァリーラの筆頭候補。速いメスガキをロコらせる漢の中の漢

・現環境で凍結編成が強いのはこいつがいるから。対凍結はまずロコラーを最初に倒すことから考えよう

・一切味方を守らないけど死ぬほどヘイトを買うことで他傭兵を守っているので、その辺の護衛なんかよりもよっぽど護衛してる

・よくも悪くもランダムで打点を稼ぐ傭兵なので多少運負けしてもニコニコしよう

 

ヴァ―デン

・かつては凍結編成のエースだったが膝にReworkを受けてな…

・今の凍結編成は削り兼起点作り兼トライゴアヴァリーラしばきの役割を担っており、速度低下だけを買われて単体で運用される機会は殆どなくなった

・上記の理由から、全抜きするための凍気ダメージバフよりも断末魔が多い。相手にする際はロコラーより先に倒すとえげつないダメージが全体に飛んでくるので絶対ロコラーから先にしばこう

・Reworkはほど良くランダム要素を産み出しかつヴァ―デンの単体性能を強すぎない程度に上げたので良いデザインだと個人的には思った。トライゴアさえいじらなきゃよ…

 

ジェイナ

・ロコラーヴァ―デンと仲良し。環境の高速化に伴い、単体性能の低さ故に初手以外での運用が弱くなった(裏から凍気ダメージ0のまま出ると火力が低すぎる)

・正直ロコラーヴァ―デンと比較すると単体での評価はもう少し低めだが、どうせ一緒に運用されるので凍結系統で評価を統一。わけると管理するの大変だし

・技2をほぼ毎ターン撃って凍結ダメージをせこせこ稼ぐ。たまーに凍結エレメンタルを召喚するがヴォルジンの技2の16点AoEやカザカスの雄たけび込みディアブロ(攻撃16)相手に出すと単純に損するためアドが取れる機会は極端に減った。

・装備によって確定で1ターン耐えるので次のターンまで想定した動きを計算しやすい。放置しても良い程度の火力だが放置しすぎるとなんやかんやで倒せなくて護衛が仕事しづらいのでいつ倒すかがむずかしい存在。

 

ディアブロ

マーセナリーズプレイヤーに速度操作の強さを教えてくれた悪魔のおじさん。半年経った今でも僕たちに速度操作の強さを教えてくれる。

・ダイアモンドポートレートにするとたまに勝利後に僕を褒めてくれる。僕を褒めてくれるのは上司と親とディアブロだけ。いい奴だよ本当に

・しれっとカザカスのバフの恩恵を受け、ジェイナ相手に対面負けせず、かつ術師相手にドゥームチャージで32打点出せるように。ファイアストンプの48点と合わせると合計80点となり大体の術師はケーアンと合わせて落とせるように。

・護衛1(初手トライゴアのみ)の編成とかだと、意識して削らないとなかなか死なずに気づいたら体力200とかざらなので、誰でディアブロを倒すか、あるいは詰ませるを考えて動くのがポイント。大体その役割はシルヴァナス(削り)かシネストラ(詰ませ)、ディアブロ(削り)のいずれかが担う。

 

ケーアン

・初手ディアブロで裏に赤がいる…じゃあケーアンだね!と即決する。

・ケーアン×ディアブロディアブロ×ケーアンでもええか…

・シルヴァナス編成を相手にする際のキーパーツとなっており、

①「シルヴァナスが攻撃をバフするターンに地震脚を使うかシルヴァナスを倒す」

②「ヴォルジンをシルヴァナスが出てくる前に先に倒しておく」

③「シルヴァナスが死ぬ時まで装備3の蘇りを保持しておく」

といった勝ち筋を通すために必要となるケースが多い。特に①のパターンが多いので地震脚は今環境で非常重要な技であり撃つタイミングが勝敗を左右する。

・ヴォルジンカザカスの影爪コンボによって終盤に速度低下を使えないまま死ぬことも増えており、前よりも雑に扱いづらくなった。

 

A   環境中心の構築において、ラスト1枠等で活躍が期待できる傭兵

シネストラ

・^^;←A評価にしたけど最近いうほどみかけないなぁという顔

・単体でディアブロをはじめとする戦士を詰ませることが出来る唯一無二の特性があるが、ケーアンディアブロのセットだと速度低下+集中攻撃で処理されてしまうので、出すタイミングを考えないと意外と全体攻撃できないまま死ぬことがあります

・一応黄昏の滅亡を撃ったターンに速度低下されなければ余程のことが無い限り一度は全体攻撃が使えるので、ラスト1枠として想定しておくにこしたことはないのでこの評価

 

ティリオン

・謙遜の審判による対シルヴァナス性能の高さ故にメタカードとしての役割を買われて投入されるようになったおじさん。

・とはいえヴォルジン+シルヴァナスの組み合わせだと先に速度1で致命的な仕事をされてしまうし単体の火力は13と低いので、メタるには他の傭兵との連携が必須になってくる(特にケーアン君の協力が不可欠)

・ケーアンディアブロティリオンでシルヴァナスの相手をするとき、ティリオンの謙遜の審判からシルヴァナスを倒し切れるようにディアブロのアポカリプスをはじめとするクールダウン技の撃つタイミング、前ターンの削り等の計算はしておこう

・あとシルヴァナスのクイーンの虜があるので配置には気を付けよう。味方に王の祝福をかけたしたせいで負ける試合も結構ある

・殺劇による聖なる盾付与も単純に強力。環境に回復持ちが少ないため狙える時は積極的に狙おう

 

クッキー

・後続がバレるという欠点を上回るレベルで体力+9が過去一環境にぶっ刺さっている

・例えばカザカス+トライゴア+ヴァリーラの攻撃で確定だったジェイナがアイスブロックを残して耐えるようになる((10+4+9)+(13+4+10)*2 =77打点、ジェイナの体力が丁度77のためクッキー抜きだと1ターン目にアイスブロックがはがれる)。

・例えばカザカス+トライゴア+ヴァリーラの攻撃で急襲ゴーレムの確定圏内まで削られるはずのカザカス(((10+4+9)+(13+4+10)*2 =77打点、残り体力2)やディアブロ((10+4+9)*2+(13+4+10) =73打点、残り体力6)が高確率で耐えるようになる。この対面は耐えればディアブロ入りが強くなるので十分採用の余地がある

・あと凍結編成でなんやかんや殺劇を続けると、ジェイナがアイスブロックを持った状態で生存し続ける事案も起きる。クッキーの強さが分かれば上級者

・対ケーアン相手に一方的に2ターン連続殺劇を決める動きが強い。クッキーがいるときはケーアンの体力をケアしよう

 

バリンダ

・たまーに見る程度まで使用率は下がったが、ヴァリーラとの相性が良くメガガルーラの子供こと凍結エレメンタルくんの縛り性能が高いためこの評価。

・凍結編成が環境しているため、ロコラーをある程度縛れるバリンダの評価が相対的に上昇している。やはり凍結エレメンタルってすげえわ

・とはいえカザカスも環境に多く存在しており、前環境でできていた凍結エレメンタルを2ターン使える動きが取れなくなってはいるので、対凍結編成以外ではやや足を引っ張りがちなのと後続が凍結でないと放置されやすく負け筋になりうるのが欠点。

 

スロール

・エースとしての人気が高めの護衛。凍結でもなければディアブロもいないような編成に護衛枠がある場合はスロールを疑ってもいいかもしれない

・ケーアン入り相手だと挑発で腐りやすく、2回動くと満身創痍になる等足を引っ張るシチュエーションも少なくない

・とはいえロコラートライゴアケーアン以外の護衛が護衛としてふがいなく、疾風による対戦士への80ダメージは純粋に強いためこの評価。編成や試合状況によっては裏ロコラーよりも困る

 

イリダン

・ティリオン断末魔からの抜きエース構成でのみ採用。

・強いかはわからないし実質キムミンスしか使ってないけどあのキムミンスが使ってんだ、きっと強いよ。知らんけど

・初手ティリオンの編成で裏が赤1緑2の場合は配置に気を付けよう。特に左端。

 

B   十分強い(かつて強かった)が、ランクS~Aの傭兵に不利で立場を奪われている傭兵

ランクBはトライゴアに滅ぼされた傭兵・シナジー博覧会と言って過言ではありません。実際パッチ22.6との違いはヴァ―デンのreworkとトライゴアバフくらいなので。

特に影編成にある程度メタを貼れる存在であるドラゴン・魔力シナジーをつぶした罪は大きい。

 

逆に言うとトライゴアさえいなくなれば普通に強いシナジーを紹介してはいるので、トライゴアナーフを待って気長に育成するといいでしょう。このゲームでナーフがあるかはわからないけど。やっぱ強すぎるって悪いデザインだわ

 

ロンシン

ドラゴン編成の裏エースとして魔力ダメージの爆発力が期待できる装備3、カザカスやディアブロ、ひいてはロコラーといった現環境を象徴する連続攻撃への超強力なカウンターになる技2、倒した相手を隣ごと一掃する技1とパッチ22.6ではドラゴン編成の核としての役割を担っていました。パッチ23.0が登場するまでの2週間の間は…

初手トライゴアに奪われたアドを取り返せず、トライゴアを倒している内にカザカスが成長させたシルヴァナスに一方的に処理されて勝てなくなってしまうため魔力ドラゴン編成は成立したものの環境から無事消えました。

 

ネファリアン

技1がトライゴアと噛み合っており、マーセナリーズにしては多様性のある装備を持っていましたが結局トライゴアヴァリーラに滅ぼされました。ドラゴン編成は戦将ヴーンの爆発力が強かったというのもあり、初手トライゴアに致命的に弱いヴーン入りは絶望的に環境にあっていなかったとさ…

 

戦将ヴーン

ドラゴン傭兵が追加されたパッチ22.6で最強を誇ったドラゴン編成の起爆剤。ネファリアン1体の攻撃だけで+20打点を追加するなど打点の暴力ともいえる能力で最強の名をほしいがままにしていた。パッチ23.0でヴァリーラメタも手に入れたが能力的にあまりにもトライゴアに弱かった。2週間天下である。

 

ユーロン

かつてはヴァリーラの隠れ身を剥がせる唯一無二の護衛ドラゴンでしたがなんやかんやでトライゴアに滅ぼされました。初手戦士の行動を許さない点で強かったが現環境の初手戦士は体力が一気にバフされるディアブロ・隠れ身で対象に選ばれないヴァリーラとユーロンの良さを生かしきれないのでやはり厳しい

 

アレクストラーザ

パッチ22.6のアレクストラーザ「どれだけでっかいシルヴァナスが出ても安心。速度1で確殺します。」

今のアレク「これシルヴァナス倒したら負けでは?」

トライゴアがいない間はドラゴンのゴリ押しで数的有利を作れたため、アレクを入れるだけで対シルヴァナスに比較的有利に勝てていたが、トライゴアがうんぬんかんぬ~ん。

 

ティランダ

魔力編成のエース。パッチ23.0で技2が強化され初手ドラゴン獣・裏魔力という強い編成に候補として挙がるようになったが、同時に評価されたトライゴアに初手のドラゴン勢がアドを稼がれちゃうと厳しい。流石にティランダはトライゴアに訴訟しても良いと思う

 

ミルハウス

魔力編成のエースではあるが、裏術師は速度が遅いと一方的に戦士に殴られて死にがちなのでロマン枠って感じ。

 

デスウィング

ドラゴン編成唯一の挑発タンク。実はこいつはトライゴアがどうこうでなくドラゴン同士のスタメン争いに負けた口ではある。なんでもかんでもトライゴアのせいにすんなよ?いやトライゴアのせいでいいよ

技3の「滅びよ全生命」は相手の動きを完全に読んだ時に死ぬほど強かったがいかんせん他のドラゴンの安定感・爆発力には勝てなかった。

 

キングムクラ

ムクラの兄がカザカスゴーレムとトライゴアの反発で1:1交換になるため、本来の強味であった初手戦士の攻撃を受け止める役割が消滅しました。兄にはロンシンの魔力ダメージを稼ぐ役割もありましたが、ドラゴン編成に欲しかったのは護衛ではなくトライゴアに強い術師だったとさ。オニクシア?知らない子ですね…

あと純粋に本体がそんな強くない

 

グロマッシュ

ヴァリーラミラーにて相手のヴァリーラを機能不全に追いやりつつコンボの起点になる最強のメタカードだったがトライゴアにうんぬんかんぬん。ヴァリーラが強い限りは強いことには変わりないのでこの評価。グロマッシュヴァリーラミラーはマーセナリーズ速度じゃんけん大会になるので正直帰ってこなくてもええな

 

コーネリアス

THE護衛。今の護衛は味方を守るよりは味方を攻めようとする奴を徹底的にしばいてヘイトを買う方が強いんだ。過剰防衛かな?

 

ロジャース

殴れる術師。ロコラーもトライゴアも半分削る。今後の研究次第ではチャンスがありそうな枠。

何気に速度2で好きな技をぶっ放すのも強そうなので期待はしている。なおヴァリーラ

 

ヴァリアンリン

トライゴアは反発ならこっちは反撃や!

カザカスの急襲トークンに反応して+21/+45バフとバトグラでも信じられないレベルで強くなるため注目を浴びていた。結局術師に弱いのとケーアン等の挑発持ち相手にどうしようもないという欠点があるため使われていない。ヒューマン編成はポテンシャルはあるがいかんせんリロイ育成が重いのと火力が中途半端。

 

ラグナロス

みて、これね、ぼくのだいあもんどぽーとれーと、すごいでしょ

 

パッチ22.6では凍結編成に親を56されたプレイヤーがメタとして採用していた。初手バリンダ(1)ラグナロス(2)ゲドン(2)でロコラーを集中することでロコラーをクッキー込みで確殺することが可能だが、火炎編成はバロンゲドンに火力を完全に依存しているため、初手ディアブロの速度低下等で機能不全に陥りやすい点が割ときつい

オニクシア…お前どうしてそんな残念性能なんだ…

 

ゲドン

火炎編成のエース。とりあえず足の速いまともな火炎系統が出たら一気に化けるのは間違いない。あと前提としてトライゴアには消えてもろて…

hsreplayではバリンダ(2)ヴァリーラ(3)ゲドン(2)という高速火炎編成が存在しているが、やはり初手火炎コンボが通らない時点でトライゴアに勝てるビジョンが見えないのが現状。裏ゲドン起動の火炎編成は5月に試してみます

 

ナタリー

影ってだけで偉い。だってこっちにはヴォルジンカザカスがいるし。

初手で出て強い術師枠ではあるが、現状は初手カザカストライゴア+殴れる戦士が強いため現状は殆ど採用されていない。

 

タムシン

影ってだけで偉い。だってこっちにはヴォルジンカザカスがいるし。

こっちはヴォルジン+カザカス+タムシンと並んだ時に影ダメージ+5からの非力影爪コンボが強いためにちょいちょい採用されていたが、プレイングが洗練された結果カザカスを処理しないと負けるという認識が浸透し影コンボは「決まれば強い※」コンボとなった。

 

まとめ

・トライゴアってやつのせいで皆死んじゃった!

・トライゴアってやつのせいで初手が4,5通りしかないんだ

・逆にトライゴアさえいなければやれるって顔してる奴ばっかなんだワ

 

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