【Hearthstone】ちきちき!グリフォン年ワイルド魔素還元選手権
こんにちは。
皆さんは今何年かご存じですか?
はい、ヒドラ年です。
では来年は何年ですか?
そうですね、オオカミ年ですね。
4月の新拡張の実装に伴ってグリフォン年のカードセットがスタンダードから卒業します。
・荒ぶる大地の強者たち(135種+ミニセット35種)
・風集うストームウィンド(135種+ミニセット35種)
・烈戦のアルタラック(135種+ミニセット35種)
多くのスタンダードプレイヤーは新拡張のカードを生成するために「ワイルドなんてやらんし全カード魔素に還元したろ!」とお思いでしょう。
チョットマッテ!ソレデイイノ!?ワイルドモタノシインジャナイノ!?
今回はちょっとでもそう思ったあなたに、今回スタン落ちするすべてのレジェンドカードについて「ワイルドでも強いし使う/使わない」を判定していきます。
ちなみに著者は今年度のワイルドエアプです。悪しからず
☆☆☆☆ お前がアーキタイプなんだよ!
☆☆☆ 汎用パーツ
☆☆ たまに出て懐かしい人
☆ お疲れ様でした。
デーモンハンター
・異端デーモンハンター
hearthstonewild.hatenablog.com
・クエストデーモンハンター
hearthstonewild.hatenablog.com
☆
断末魔デーモンハンターとはなんだったのか
キルボアとはなんだったのか
☆
Yeah...
☆☆☆☆
スタン環境で毎拡張カード引きすぎて、ワイルドでもアーキタイプができる頃合いになってきた
☆☆
フェルデーモンハンターみたいなデッキは好きだけど、流石に8マナは間に合いそうにない
☆☆☆
前よりのデーモンハンターなら入れていいんちゃうか枠
☆
真顔になった
もともと6/6/6に戻ったとしても弱すぎないか?
ドルイド
・ワイルド特有のコンボ系ドルイド
hearthstonewild.hatenablog.com
hearthstonewild.hatenablog.com
が候補。レジェンドの割合が多いがガフとレディ・アナコンドラは割と一生遊べるカードではあるのでドルイドでワイルド環境を遊ぶなら残しておきたい
☆
キルボアとはなんだのか選手権ドルイドの部 優勝
☆
まだ弱かったころのガフ 一生弱い
☆☆☆☆
星界配列とセットでなんやかんやして勝つデッキに入る。
いっぱいマナ使えるってことはそういうことやね
☆
草
☆☆☆☆
ワイルド環境だと5-6ターン目にガフクエストが達成可能なことから、クエストドルイドもそれなりに戦えるらしいので残しても良さそう。
ダメならブランアヌブレカンでOTKしよう!
☆☆☆☆
うわぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~
▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂ うわあああああぁぁぁぁぁぁぁ
☆☆
体力2の仮想敵がいるような前よりなドルイドになら入れてもいいんじゃあないの?知らんけど
ハンター
クエストハンターが死にに死んだので関連パーツを砕くかどうか悩ましい…
ナーフ解除を待つしかないか
・獣ハンター
hearthstonewild.hatenablog.com
☆☆
かつてはフェイスハンターやらクエストハンターやらに入っていた
そいつらが強くなったらひょっこり帰ってくる気がしないでもない
☆
せめて急襲つけてくれんか!?
☆
ネズミのOh…
☆☆
入念にナーフされて死んだ悲しいカード。R.I.P
5ターン目にタヴィッシュが召喚できるようになったらその内戻って来る気がしないでもないがその時はまた入念にナーフされそう
☆
たくさん獣がでるね
たのしいね
☆☆☆
獣ハンターからクエストまで序盤中盤終盤隙がないカードっぽい
メイジ
やれることは多いので悩みがち。ヴァ―デンはクエスト以外ちゃんとしてるので残してもよいかもしれない
・秘策メイジ
hearthstonewild.hatenablog.com
・クエストメイジ
hearthstonewild.hatenablog.com
☆
ピンメイジのフィニッシャー…だった
火付け山火事が0マナなら偶数メイジにも芽があったのかもしれない
☆☆☆
生きるフロストノヴァ。遅めのメイジならまあ入るレベルの汎用性
☆
エピック引換券
☆
念入りにナーフされたデッキ。もう元には戻れない…
☆
かれこれ8年くらいこのゲームやってるけど、こんなにワクワクしないドラゴンもいなかった
☆☆
ミニオン多めのデッキであれば、確定でフロストノヴァ撃ったり秘策貼ったりできるので悪くはない。
☆☆
ビッグスペルメイジってアーキタイプはとりあえず「ある」、強いとは言ってないだけで
パラディン
聖なる盾+ハンドバフでテンポ取るアーキタイプはワイルドにもあるが、コストが軽くないと採用されないみたいなところあるからやや怪しい
☆
誰????????????????????????????
☆☆
4/4/3急襲聖なる盾ってだけでしゃーなしで採用される感じある
新拡張も聖なる盾シナジーマシマシだし
☆
奇数パラディンでよくね感
☆☆
新拡張も聖なる盾シナジーマシマシだけどワイルドのテンポデッキで6マナハンドバフは遅そう
☆☆
7マナに戻るんなら残しておきたいなぁ…くらいのイメージ
パラディンは上振れインチキでさっさと試合終わらせたいだろうから入れるデッキはなさそう
☆☆
ハンドバフに入るんですかね…?
プリースト
唯一ワイルドでもやれそうなベネディクトゥスがまさかのコアセット入り。残りは全カードコントロール向けなのでいらないかなって
☆☆
こういう「ヒーラー」って感じのカードはワイルドのカードにふさわしくないプリねぇ…
☆
「プリーストが奪うもの」をテーマにしたハッカソンで出来た感じのカード
☆
こういうコスト通りにカード出してくるミッドレンジは死んだんだ
☆☆☆☆
コアセットに追加されちゃった!全プレイヤーに配布された形に
影プリはワイルドでも高速フェイスデッキとして強いので、2年後まで見るなら残してもいいまである
☆☆
ビッグプリーストで7/7トークン出すのに使うくらい?
ワイルドはDK安藤がいるのでこれでロングゲームやる感じではなさそう
☆☆
4マナマインドコントロールと影プリのテンポ要員でスタンで採用されている印象。ワイルドだと4マナのカードを影プリに入れなさそうだし出番ないかも
☆
こういう「聖職者」って感じのカードはプリーストにふさわしくないプリねぇ…
ローグ
無茶苦茶してくる4/3/3のハゲが強いので、ミラクル系ならとりあえず残してええんちゃうかと思う
☆☆☆☆
このハゲは出た当初から今の今まで一生強かった
そろそろナーフされてくれないかなって思ってる
☆
かつては強かった武器ローグにおいても全く見かけなかった悲しいカード
☆
こういうSI:7限定みたいなカードはカードパワー的にワイルドで生き残れる気がしない
☆☆☆
泥棒するならまあ入れるのかなって感じ
「ワイルドポーのノール」が5/4/5になったら上振れ枠として良いのかもしれない
☆☆
ミラクルローグやるにしても4マナ始動はちょっと遅いかもしれない
☆☆
3枚目の退散としてならいけるか?7マナにならないと流石に手遅れな気もしなくはないが
☆
クソザコ泥棒セットはスタン落ちで淘汰される運命にある
シャーマン
シャダウォックシャーマンか偶数か。偶数シャーマンに影響のあるカードはないのでその他は砕いて良さそうに見える
☆
シャーマンに火炎や凍結呪文ばっかあてがわれた結果とくになにもなく終わったカード。なおワイルドにも居場所はない模様
地味に初のダイアモンドカードであり砕けない悲しみを背負っている
☆☆☆☆
シャダウォックシャーマンにマーロック出張セットとして採用されてる。
確定サーチできる3マナ全体除去がデッキから抜けることはもうないだろう
☆
R.I.P 電光刹花
☆☆☆☆
シャダウォックシャーマンの必須枠になりつつある?ドブネズミ連打したりミュターヌスでハンデスしたりとやりたい放題
hearthstonewild.hatenablog.com
☆(☆☆)
汎用性だけはあるけどシャダウォックシャーマンにも偶数シャーマンにもまあ入らないよな…
→(4/2追記)入るみたいです。シンプルにパワーあるし雄たけびを使い回せるのも強いらしい
hearthstonewild.hatenablog.com
☆
ブルカンと一緒に冬眠してて♡
ウォーロック
タムシンとかいうワイルドでも壊れてる女、残し得
機雷ウォロといい偶数ウォロといいアーキタイプ多いよね
☆
NoDeck Warlock の響きいいよね…
良い…
☆☆☆☆
「0コストのコピーを取得」とかいう馬鹿みたいな汎用性で実装時からずっとずっとウォーロックの中軸を担っている。早く規制されてくれ
????
既に出禁になってるワイルドのやべーやつ
魂盗み魔がスタン落ちに際して無敵状態での自傷ダメージの仕様変更があったので、悪魔の種も何かしらの修正が来ると思われる
In 26.0, we are changing how hero-Immune works with cards that cost Health instead of Mana:
— Leo Robles 💙 (@MyntyPhresh) 2023年3月29日
Your hero's Health will still be spent when playing a Health-cost card even if your hero has Immune (or Divine Shield). This also no longer counts as "taking damage" for other effects.
☆☆
偶数ウォーロックで3T後半からアネザロン連打するの好きだったんだけどな…
進化シャーマンの巻き添えで死んだノールが帰ってきたらワンチャンあるかも
☆☆☆
コンボコントロール偶数とアグロ以外はなんでもござれな汎用AoE+ドローソース
タムシンとかいう全カード強い女はスタン落ちしても強い
☆☆☆☆
機雷ウォーロックなんてもんが産まれちまってるからな…
hearthstonewild.hatenablog.com
ウォリアー
海賊か、それ以外か。
☆
「逆上ミニオン」がもう実装されないことを考えると伸びしろがない。
☆
カメの Oh…
☆☆☆
しれ~っとテンポ取ってきた海賊が次のターン急に+1/+1してきて負けるみたいなこともある
そういう試合があるだけ他の有象無象よりはましに見える
☆☆
念には念を入れてナーフされ続けた悲しいカード。ワイルドでも暴れたのでナーフ解除されて5Tロカラ安定とかでもない限りは厳しいだろうな
☆
ハースストーンというゲームにしては弱いハゲ
☆☆
ビッグとかコントロールとかで除去札として入れたりする分にはそんな悪くなさそうではある(テンポデッキがやるには遅そう)
問題はコントロールウォリアーがやれるのかという話で
☆
OTK突撃ウォリアーには競合が多すぎるのでこいつでわざわざやるかというとまあやらないよね
中立
フィニッシャー級のカードが多いのでぶっ壊れワイルドだと大体魔素になりそう
☆
番所ナーフ解除されたらわんちゃんあるか…?
む り
☆☆☆
ドブネズミというハンデス仲間もいるが、事故らないという点とテンポ面での強さを考えるとまあ強い
☆
還元出来ない!
☆☆
ほぼハンドバフヒーロー専用カードっぽい
☆
夢カード、仮にもドラゴンの夢なんだからもうちょい強くあってほしかった
体調悪い日に見る悪夢って癖になるよね
☆
還元出来ない!
☆
8コスト雄たけびはゲームエンド級であってほしいんだよね
☆
8/8/8でテンポ取るだけの健全すぎるカード
健全すぎてワイルドには居場所がない
☆☆(☆)
誰かがうっかり6/6/5に戻してくれないかな…?
☆
還元できない!
☆
ミルデッキやるにしてももっと良いカードあるしなぁ…
☆
なに寝とんねん
☆
草
デモハン追加されてからレジェンド枠が減ったので、こういう草みたいなカードは極力刷らないでほしいよね
草みたいなカードってなんだよ
☆
ワイルドの大型ミニオンは踏み倒してなんぼの世界なので、雄たけびのオニクシアは流石に環境にあってなさすぎる
超大型+6とかになってくれたらな…
☆
還元できません!
☆
ファンデッキとしての楽しさは最低限持ってるが…
☆(☆☆☆)
ナーフ前なら動員パラディンやらオーバーロードシャーマン等の中枢になりうるパワーがあった。流石に現状クソザコもいいところなので戻してあげてほしい
☆☆
ビッグデッキと相性はいいけどマナを払うという行為が「健全」
☆
☆
20マナあったらゲームエンド級のサイズ(勝てるとは言ってない)だけど、肝心のガフは星界配列してるので居場所がない
【Hearthstone】マーセナリーズ環境考察2022年10月度編
どうもをしるこです。こんにちは。
こんにちは…
・・・はい、3ヶ月ほど環境考察ブログを書くのをサボっていました。
8月度には旧神編成が登場し、9月末まで猛威を奮っていたりなど…環境が変わる要素こそあれどあまり7月度から書くことがそこまで変わらないなと思っていたりしました。
それなりにマーセナリーズPvPはやっていましたが、ブログという媒体に情報を集約する作業はしてきませんでした。
ですが10月度はパッチ24.4によって新規傭兵が14体加わり、環境も大きく変化したので、ちょっと重い腰を上げてマーセナリーズPvPの月間環境考察を実施していきます。
ちょっと文章量が多いですがお付き合いください。
- 今月のPvPの結果
- 2022年10月度(パッチ24.4)のTierランク
- 現環境での主要編成の解説
今月のPvPの結果
筆者は10月度シーズン12において、アジアサーバーにて最終レート17467で11位フィニッシュ(id:woshiruko)、NAサーバーにて最終レート13047で94位フィニッシュしました(id:ochaZke)。NAの方はあまりプレイできてないですが、サーバーごとのプレイヤの個性を楽しめるくらいには楽しめたので良かったです。
また、Asia鯖の方ではPvPで1000勝する実績も達成できたので個人的に今月はたくさんプレイしたなぁという感じです(小学生並みの感想)。
2022年10月度(パッチ24.4)のTierランク
9月末にパッチ24.4で14体の傭兵が追加されました。そちらの大まかな評価は前日に投稿したブログを参照してください。
新規傭兵はとりわけ前環境のトップメタに強い編成を作ることが出来るため、メタを大きく変わっているのを実感できるかと思います。
個人的な見解ですが10月末時点のパッチ24.4のPvPのTierランクを作成しました。
S あらゆるTier上位の編成に入っている、現環境のメタを決定づける傭兵。
A Tier上位の編成に多く採用され、環境の中心に位置する傭兵。
B Tier上位ではないが、強い編成として頭に入れておきたい傭兵。
----------------------ここから↓は環境にギリギリいないかどうか----------------------
C 多くの場合は使われないが、特定の編成のメタとして採用しうる傭兵や編成。
これ以下の傭兵は環境初週で消えたか、あるいはそもそもみかけなかった傭兵たちになります…114体いるからね、しょうがないね
前環境と比較したTierリストの要約
・カドガーネムシーメディヴの3傭兵が既存のメタを破壊する新規編成を構成。
・影編成と旧神編成という環境の二大巨頭がついに陥落、Tier中位程度に。
・旧神はまだ環境の一角にしがみついているが、影編成は相当厳しい位置づけに。影編成はマーセナリーズのブログを書き始めてからかれこれ半年近く環境の中心にいただけに、感慨深い。
・ブワンサムディの登場によって、これまで浪漫だったコンボが現実的な編成レベルに。クエスト編成やヴァリバリヴァー編成など、対策必須な
・大術師時代到来。カドガーエリーズの全体足止めというギミックが大流行したことで「攻撃する」効果の傭兵は完全に息の根を止められてしまった。R.I.P.スロール
・シナジーが多彩な傭兵が増えたことで、これまでの1編成5体固定といったテンプレートから、3-4体の主要な傭兵+自由枠といった形で構築の幅が広がり、プレイヤの個性は比較的出しやすくなった
現環境での主要編成の解説
全部で13編成紹介します。全ての編成にサンプルデッキコードを付けていますので参考程度に。
今環境は自由枠が多いため、亜種まで含めるとまだ分類できるかと思います。
(1)魔力自然編成
編成の特徴
・初手にメディヴ(1)を出すことでトライゴアの「反発」などのアグロ系高火力ムーブを封殺し、一体ずつ処理することでダメージレースに勝つ編成。
・メディヴ(1)ブリンクフォックス(1)の並びが初手の単体火力としては驚異的であり、どの役割相手にも12+48=60以上のダメージを形成することができる。
・初手の3体目に困ったらカドガー置いとけってコト…!?わあっ…
・この編成の裏には、AoEが強く、ブリンクフォックスの補充と相性の良いイセラベインの並びが採用されることが殆ど。裏に困ったら一回イセラベイン入れとけの精神。
・ラスト1枠はバリュー要因のテス、自然系統AoEを2回発動させるバースト狙いのティランダ(3)が候補。
・テンプレートはメディヴ(1)ブリンクフォックス(1)カドガー(2)/イセラ(3)ベイン(1)【自由枠】。
・現環境でこれが一番安定感が高く、10月度のスタンダードな編成になっている。
サンプルデッキコード
メディヴ(1)ブリンクフォックス(1)カドガー(2)/イセラ(3)ベイン(1)テス(3)
CIXKhgUSEuazpeajkumtlOWKm+iHqueEthgBIkoKCQgjENADGEcgAAoJCGQQngEYBiABCgsImQMQvgMY5gUgAAoLCPMCEPcCGIsFIAEKCwjJAhCwAxjIBCAACgsIlwMQuQMY4AUgASgH
魔力自然編成のキー傭兵解説
メディヴ
・トライゴアの反発、カザカスのゴーレム、ヴァリーラのコンボ要因、全部止めます
・さらに相手は召喚される不安定なルーンを処理しないと行動を制限させられるため、疑似挑発的な役割も担っている。
・逆に自分の能力も呪文相殺の対象になっているので、相手が自分よりも(速度5が基準)遅く動くシチュエーションも想定する必要がある
・でも不安定なルーン(速度0)は攻撃可能なため、呪文相殺を相殺して自分は呪文相殺の影響を受けずに行動することができるんですね~
・なんで?
・弱点といえば、不安定なルーンとブリンクフォックスを先に処理されてしまうと一気に火力不足の護衛になってしまう点。「ワタリガラスの使い魔」を召喚して手数を稼ぎたいところ。
ブリンクフォックス
・なんかきみ…スタッツデカくないか?
・複数回のバフ修正を経てかなり強力になった傭兵。メディヴが登場したことで化けた。狐だけにね
・メディヴのクリティカル付与によって、どの役割相手にも1ターン目から48点(未行動なら58点)たたき出せるように。メディヴブリンクフォックスカドガーの初手集中攻撃で12+48+14=74(未行動なら84)点出る。大体の傭兵は死にます。
・更に「精神泥棒」で相手の想定外の高速攻撃が可能で、相手の裏の編成を事前に把握したり、先制できると思っている相手に不意打ちしたりできる点も強力。テスとも相性が良い。
・ブリンクフォックスを放置すると「マナブリンク」でベインイセラの大型AoEを2ターン連続で使用されるので、相手の4体目が出た時点でブリンクフォックスが残っていたら絶対に倒さなければならないほど。
カドガー
・団 結 す る の だ、 ダ ラ ラ ン の た め に
・装備2で技2→技3と続ける動きが定番。初手のブリザードで全体足止めするだけで、旧神を始めとする多くの編成が厳しい状況に追いやることが可能。
・2ターン目はダメージを出せないがそれを補って余りあるメリットがあり、ターン終了時に変身態に(盤面全体+5/+12は普通に壊れ性能)。
・変身態になったら、速度5「大魔術師の新生」と「ブリザード」を交互に撃つだけで速度6以下の攻撃は毎ターン足止め。つまり殴る戦士や護衛は皆死にます
・なんでだと思う?なんでだろうね…
・毎ターンAoEを撃ち続ける姿はまさに鬼畜。半端な護衛はカドガーの前にあまりにも無力
・ネファリアン等の速度6以下のアタッカーは足止めされ行動できないため、鈍足アタッカーの評価は総じて大幅に下がることになった。
ベイン
・前環境から存在感を放ってきた護衛AoE要員。前環境はとがった性能のためか特定の編成でのみ採用されていたが、新傭兵のイセラ登場により一般のご家庭でもベインが使えるように!
・雄たけびで召喚されるトーテムは両隣のキャラクターのダメージを肩代わりしてくれる。つまり、裏から出てきたベインを1ターンで処理できる方法って非常に限られてるんですね!ヤバ…
・イセラ+ベインのシナジーは非常に高く、単純にAoEを同時に使っても良いし、「エメラルドオラクル」+「地母神の憤怒」で速度5で25点AoEを使用することもできる。
・「地母神の憤怒」を使用した後の隙はかなり大きいため、なるべく殺撃を発動できるタイミングでAoEを撃って後隙を少なくしたい。
・ベイン対策筆頭候補だった影編成は新規傭兵が根こそぎ刈ってしまったため、本格的に対ベインは各編成の大きな課題となっている。
イセラ
・新規傭兵。高速AoE、回復、速度増加となんでも揃ってるため単体性能がまず高い。
・自然系統なので、ティランダの「エルーンの恩寵」でAoEを2回使う動きも強力。術師全体に80打点生成しつつ30点回復できる。術師中心の環境になりつつあるので戦士のAoEは非常に有効である。
・シネストラが環境のど真ん中にいるベインに圧倒的に不利(殺撃が発動するとクールダウン技が使えなくなる)なため、今環境の戦士AoEはイセラが担っていくだろう。
・なんならこいつとベインが相性抜群なんですね、イセラベインしか勝たん!
テス(自由枠)
・護衛のフィニッシャー。12種類技を使った後のテスは全傭兵中最強クラスのバリューはすさまじく、速度10で「わたしに何ができるか!」で対戦中に使用した技5つをランダムに(選択した相手に)使用することが出来る。なんと毎ターン。
・つまりベインのAoEを使ったりカドガーの全体AoEを使ったりブリンクフォックスで盗んだ技を使えるんですね!アンドゥインみてぇなことしてくるな
・また、カドガーが死んで12種類の技が使えない場合でも、装備3で相手から盗んだ2つの技や、「プリンセスパワー」で相手の強力なAoEを発見して盗むことも可能。ワンチャン性能の高さも環境随一である。
ティランダ(自由枠)
・イセラベインの相性が最高級の傭兵。装備3で「エルーンの恩寵」を使うことで、イセラベインどちらの自然系統のAoEも2回使うことができる。
・イセラだと戦士AoE40点、ベインだと護衛AoE50点。クリティカルの場合相手は死ぬ
・弱点としては、装備3のティランダ単体性能が死ぬほど弱く、4体目に出したい傭兵がイセラしかいなくなる点か。
(2)凍結編成
編成の特徴
・これまでも最高クラスの護衛だったロコラーを活かした編成。ネムシーのトークンでロコラーを守りつつカドガーロコラーでダメージレースを制していく編成。
・ネムシーの代わりに初手バリンダの凍結エレメンタルで相手をけん制する方向性もあるが、現環境の速度5は超絶激戦区であり、効果が安定しづらいという点はある。爆発力だけ見るとバリンダにも魅力がある
・ロコラーを放置すると割とえらいことになりやすいので、カドガーが比較的生き残りやすい点が優秀。
・ロコラー(2)【ネムシー(1)orバリンダ(2)】カドガー(2)/イセラ(3)ベイン(1)【自由枠】という認識だが、自由枠とのシナジーを考えると、イセラベインよりはヒューマン編成に寄せてテスを搭載させるのも面白いかもしれない
サンプルデッキコード
「ベインに弱い」と謳っておきながらシネストラ採用の型を紹介。シネストラは一応4体目としては出しやすい部類の傭兵のように感じる。イセラとも一応シナジーがある。
ロコラー(2)ネムシー(1)カドガー(2)/シネストラ(2)イセラ(3)ベイン(1))
CKmf5QQSDOWHjee1kOiHqueEthgBIk4KCwj7ARCLAhi6AyABCgsIkwMQqAMY1QUgAQoLCJkDEL4DGOcFIAEKCwj9ARCGAhi/AyABCgsIyQIQsAMYyAQgAAoLCPMCEPcCGIsFIAEoAw==
凍結編成のキー傭兵解説
ロコラー
・前環境では高速アタッカーへのメタとして圧倒的な火力を誇っており、凍結編成の中核として環境で使用されたり、単体性能を買われて影編成にピン刺しされていた。
・現環境は中速環境のため(速度5で集中している)、霞嵐はそこまで大きく刺さらない印象。それでもなお環境に居座り続けるヴァリーラやトライゴア等を狩る
ネムシー
・最強のトークン「ボギー」を毎ターン召喚しながら戦う新サモナー。カザカスにトドメを刺した女。
・ちなみにボギーの能力は「10/25、両隣のミニオンの受けるダメージは7減る」(ネムシー装備1)。夢かと思って泣いちゃった!
・まずヴァリーラ1体で処理できないサイズ。AoEで処理しようにも両隣の傭兵にダメージが通らない。倒しても速度7で復活するし、倒さないと体力が+15される。
・それこそカドガーと相互にシナジーがあり、カドガーの「暖炉の火」でボギーごとバフしてくれるのでボギー単体で殴る運用すらできるように。
・天敵はンゾス。毎ターンボギーを盗られてしまうので、弱い技を使いつつンゾスを優先して処理しなければならなくなる。
シネストラ(自由枠)
・実は前環境からそこまで最強って訳でもなかった
・現環境では一家に一台イセラベインの勢いなので、シネストラ的には本当に厳しい
・だが一方で、4体目として出すには優秀なAoEを持っており対術師性能が高いので、術師多めの環境で処理を強要する動きはコンセプトとしては悪くない(はず)
・ここから先は君の目で確かめよう!
(3)グッドスタッフ編成
編成の特徴
・カドガーやエリーズのバフ、メディヴの術師バフ(+5/+10)によって傭兵をパンプアップし、マエストラを交えてスタッツでゴリ押しする編成。
・分類的には「どの呪文系統にも寄っていないけどなんか編成が強いので使っちゃお!」というコンセプトに基づいている。概ねヒューマン編成になりがちだがとりあえずグッドスタッフと私が勝手に呼んでます
・カドガ―の単体性能とバフの高さ、影編成やトライゴアヴァリーラ等のアグロ編成が減ったことによって誕生した編成。バフの採用数などの塩梅も含めてあまりに幅が広くこれといった編成を紹介できないレベル(説明の放棄)
・エリーズ(2)カドガー(1)【自由枠】/マエストラ(2)メディヴ(3)【自由枠】というイメージ。エリーズカドガーメディヴを全採用するか、カドガーの装備を2にするかは個人の好みかも
・エリーズはバフ量こそそこそこだが、5ターン生存するとクエスト達成できる点、エリーズ本体でマエストラを起動できる点が優秀。
・カドガーはカドガー。入れない理由はアンチだからかもしれない。
・メディヴは術師で染めるなら装備3で採用してもいいかな、程度の評価。
サンプルデッキコード
コンボ系の相手のプランを崩しやすいロジャースと、メディヴと相性の良いブリンクフォックスを採用したサンプル。
エリーズ(2)ロジャース(1)カドガー(1)/マエストラ(2)メディヴ(3)ブリンクフォックス(1)
CP6l5QQSFeOCsOODg+ODieOCueOCv+ODg+ODlRgBIkoKCwj/AhCPAximBSABCgsImQMQvQMY6AUgAQoLCPIBEP0BGKsDIAEKCwj4AhCMAxiZBSAACgkIZBCeARgGIAEKCQgjENIDGEcgACgG
グッドスタッフ編成のキー傭兵解説
エリーズ
・初手全体バフ(+5/+8)枠。前環境でもバフ目当てで採用されてきた
・前環境の目の上のたんこぶであった戦士絶対倒すマンことヤシャラージュが淘汰されたが、ついでにメディヴの打ち消し対象になりそうになっている。
・長く生き残るとスタッツが盛り盛りになり、クエストもそれだけ進行するため、試合中盤以降は無視しづらい存在になる点もメリット。
・一方で攻撃手段が速度6なので、自然コンボを活かさないと相手のカドガーに打点が通らないという点には構築段階で気を付けておきたい。
カドガー
・団 結 す る の だ、 ダ ラ ラ ン の た め に
・よくいる装備2のカドガ―と違って、装備1で初手から+5/+12バフを狙う。
・なんだろう、上半身裸でベーコン焼くのやめてもらっていいですか?
・初手で+5/+12を付与する動きは強力だが、メディヴに打ち消されやすい点が難点。また、2ターン目に魔力の奔流を撃たないと変身態になれない点も少し残念ではある
・グッドスタッフにおいても装備2でいいだろ派 vs.初手のバフが大切だから装備1の方が良い派 vsダークライ
マエストラ
・殴れる術師アタッカー。裏から召喚して対面にクリティカルダメージを与える。
・バフと相性が良いのは前環境で証明済み。今環境ではトライゴアマエストラも十分強いが、ヴァリーラに隠れ身を付与した状態でベンチに回収する役割として使われることも多くなっている。
・①魔力自然編成相手に初手マエストラが出せると、配置次第だが速度4で高打点が出せて上から相手のブリンクフォックスを処理しうる。初手バフ+高速アタッカーはメディヴを憂慮してでも試したい編成であるとはいえる。
メディヴ
・装備3によって、術師を対戦開始時に+5/+10するバッファ。
・攻撃+5がミソであり、マエストラの火力がクリティカル込みで10増える点は魅力。
・一方で、ダメージ計算上この+5/+10がどこまで有効かが明確でないのに1枠を割いてしまっているのも事実である。
・エリーズカドガーメディヴのバフは一長一短なので、環境や好みに応じて使い分けて編成するといいだろう(投げやり)。
ロジャース(自由枠)
・殴れる術師アタッカー。エリーズカドガーメディヴのバフ全部乗せで+15/+30のスタッツを盛ると紛うことなきゴリラと化す。
・36術師打点+マエストラの動きはシンプルかつ強力。
・また、数少ない行動操作系の能力を持っているのも優秀。「一流戦術家」によって、相手のティランダエリーズ等のコンボを事前に止めたり、味方のテスの「私に何ができるか!」を速度2で使用することも可能。
・しかし。致命的な弱点として初手カドガー(2)の「ブリザード」と同速度のため、足止めの影響を受ける可能性があるという点である。
ゲングレイメイン(自由枠)
・ヒューマンシナジー兼被バフ要員。ロジャースカドガー等のヒューマンをバフできる傭兵であり、戦士として貴重な打点にもなりうる。
・ウォーゲン形態になったら、速度2で攻撃力の分だけダメージを与えることができる。現環境の戦士単体打点としてはバフ無でも19打点と初手としてはそれなり。
・ヒューマンとウォーゲン形態で別の技を使用している判定なので、娘のテスの技カウントをかさ増しでき相性がよい。お父さん!
・一方でカドガーロジャースゲンと並ぶとAoEの割合が減り、テスのバリューが低くなってしまうという弱点もある。
(4)トークン編成
編成の特徴
・ネムシーやチョー、ンゾスといったトークン生成傭兵でミニオンを展開し、チョーやカドガ―でバフを付与することで大量のキャラクターで相手を制圧する編成。
・最後のトドメにフィニッシャーとしてンゾスの「退廃臓器」が待っている。
・カドガ―(1)が「暖炉の火」毎ターン+5/+12バフができるため、2,3ターントークンを放置すると取り返しのつかない盤面を形成できる。
・A.あの…カドガー強すぎません?Q.そうだよ
・トークン生成とバフがそれぞれできさえすれば良いので、他編成とは一線を画すレベルで構築の幅が広い。編成をトークンシナジーに寄せても良いし、カドガーをやゲンを軸としてフィニッシャーにテスを据えるのも面白い。
・なんなら初手カドガーネムシーブワンサムディとして、ブワンサムディでネムシーを回収してボギーを2体並べるだけでもトークン編成っぽい動きができる。なんなんだこいつらぁ…
・カドガー(1or2)チョー(1)ンゾス(3)/【自由枠】【自由枠】【自由枠】のイメージ。トークンを2体同時に召喚でき、かつバフも耐久性も高められるチョーの存在は必須クラス。
サンプルデッキコード
①トークン生成・バフ要員の中で最も強い術師4+術師バフのメディヴ(3)、ネムシーの再召喚や術師を守る役割を担うブワンサムディを採用したリスト。
ネムシー(1)チョー(1)ンゾス(3)/カドガー(1)メディヴ(2)ブワンサムディ(1)
CNjM4wQSDOODiOODvOOCr+ODsxgBIkwKCwiTAxCoAxjVBSABCgsI7gIQ7wIY/wQgAQoLCNUCEOYCGNoEIAIKCwiZAxC9AxjnBSABCgkIIxDSAxhHIAAKCwiYAxC6AxjjBSABKAI=
②トークン生成要員は表だけにしつつ、ニュウヅァオでトークンを守って戦うプランとイセラベインの自然AoEパッケージとを組み合わせたリスト。
カドガー(2)チョー(1)ンゾス(3)/ベイン(1)ニュウヅァオ(3)イセラ(3)
CKSm5QQSE+ODiOODvOOCr+ODs+e3qOaIkDIYASJOCgsImQMQvgMY5gUgAAoLCO4CEO8CGP4EIAAKCwjVAhDmAhjYBCAACgsI8wIQ9wIYjAUgAQoLCJsCEKoCGOgDIAEKCwjJAhCwAxjIBCAAKAc=
トークン編成のキー傭兵解説
チョー
・トークン編成といえばチョー。チョーといえばトークン編成そのものである。
・装備でトークンが受けるダメージを8減らすので、序盤のAoEでトークンが処理される事態を防ぐことができる。
・ボギーの受けるダメージももちろん8減らします。ネムシーと合わせると一気に編成全体が硬くなる。
・バフ量だけ見るとカドガー(1)一択だが、トークンを生成しつつバフできるのはチョーだけの特権。それゆえにトークン編成を見かけたら真っ先にチョーをしばきたい。
・真っ先にチョーをしばかれるのは目に見えているので、その前提で編成を組みやすいのはトークン編成のメリットかもしれない
・トークンは速度5、足止めで有名な(?)カドガーと同速度である。カドガー相手の場合は基本速度勝ちすることを祈ってカドガーを集中攻撃したい。
ンゾス
・トークン編成のフィニッシャー。賜物を使って2T連続で補充すると最速3ターン目に「退廃臓器」を使った術師大型AoEを使用できる。
・チョーネムシーという要注意傭兵がいるため序盤は比較的無視されやすいが、対トークン編成相手で5ターンンゾスを放置すると大体退廃臓器されて負ける。
・かなり面倒ではあるが、今何ターン目で、いつ退廃臓器を撃たれるかは常にケアしながら立ち回っておきたい。
ブワンサムディ(自由枠)
・トークンとは直接関係ないが、「トークン編成に抜けがちな術師への打点」「ネムシーを回収してボギーを複数召喚」「狙われがちな術師を取引によって守る」「⑤ネムシー入りクエスト編成相手に必勝できるルートがある」等の汎用性の高さから採用。
・クエスト編成に必勝できるルートは割愛。
・次の項のクエスト編成では自由枠でなく主要な傭兵なのでここでは割愛。
ニュウヅァオ(自由枠)
・亡くなったチョーから引き継ぎでトークンを護るタイプの護衛枠。
・「侠牛立ち」で味方の受けるダメージを軽減したり、「牛の祝福」でダメージを受けたた味方に更に聖なる盾を付与したりしてトークンを延命できる。やっぱこいつ牛なんだ…
・装備は1,3のどちらでも良いとは思っている。短期で試合を決めるなら装備1、長期戦も見据えるなら回転率の装備3か。
アナコンドラ(自由枠)
・前環境では、チョーユーロンアナコンドラという並びで、チョーと仲良くトークンを並べて遊んでいた。旧神編成が流行するまでは…
・旧神編成が台頭すると、ンゾスに雄たけびで召喚した大蛇を盗まれて泣いていた。
・現環境は旧神こそ減ったもののカドガーなので、速度8の大蛇にチャンスはない…
・環境的には超向かい風なのだが、強いトークン生成要員の中でも唯一の戦士打点持ちなので環境の開拓次第ではチャンスがある方だとは思う。
(5)クエスト編成
編成の特徴
・新傭兵であるブワンサムディを用いて、2ターン目にヴァリーラティランダエリーズという並びを生成し一気にクエストを2段階進め、3ターン目にクエストを達成させるエグゾディア編成。
・どういうコンボかピンと来ないひとは以下のリンクをチェックだ!
・クエスト達成された後にAoEを撃たれると負けるのでエリーズを倒すなり速度低下なりをしてコンボを止める必要がある。流行ると環境の幅を狭める系の編成。
・緑4以上が必要になるので、初手で緑4青2の編成がいるとクエスト編成を想定して動く必要がある
・ブワンサムディ(1)【自由枠】ヴァリーラ(3)/エリーズ(3)ティランダ(3)【自由枠】。エリーズのクエスト支援のためのネムシー、クエスト達成後によりエグゾディアしやすいンゾスやクエスト失敗後に単体で戦える可能性のあるカドガーなどが挙げられる。
サンプルデッキコード
ブワンサムディ(1)ネムシー(1)ヴァリーラ(3)/エリーズ(3)ティランダ(3)ンゾス(3)
CLGm5QQSDOOCr+OCqOOCueODiBgBIksKCwiYAxC6AxjjBSAACgsIkwMQqAMY1AUgAAoJCBEQvwEYHSAACgsI/wIQkAMYpgUgAQoKCEUQnAEYugUgAQoLCNUCEOYCGNoEIAIoCA==
クエスト編成のキー傭兵解説
ブワンサムディ
・マーセナリーズはクールダウンというシステムがあって、ターン経過によって使えるようになる技がある。そうしたクールダウン技を使ったコンボは強力だが、周知されればされるほど対策されやすく、コンボ要因をクールダウン消化前に倒してコンボ成立を防ぐプレイングが産まれる訳で。
・その要素を破壊したのが今環境から登場したブワンサムディ。3体並べば強い(けどクールダウンの都合上初手には並べなかった)コンボを中心とした編成が可能となった。
・具体的には⑤クエスト編成⑥ヴァリバリヴァー編成⑦スマイトパッチーズ編成が挙げられる(ヴァリバリヴァーについては前環境から使われていたが割愛)。
・ブワンサムディ(というよりコンボ編成)の弱点としては、「構築単位でコンボに全力なので対応されると負けてしまう点」「初手でコンボすることがバレる点」「相手にも雄たけび効果や召喚し直す効果を悪用されてしまう点」辺りか。
ヴァリーラ
・隠れ身を付与することで味方全体に速度(4)を付与する超高速アタッカー。前環境では影編成以外に対して有利が取れる点、単純に上から攻撃すること自体が偉い点から高頻度で採用される傭兵。今環境でも、メディヴ以外には有利を取りやすい点から多くの編成に採用されている。
・トライゴアヴァリーラ(たまにマエストラ)のアグロムーブで相手傭兵を削って上を取る動きが前環境では主流だったが、ブワンサムディの登場により、今環境ではティランダエリーズによるクエストの高速達成だったり、⑥ヴァリバリヴァー同時召喚等の凶悪なコンボを実現する動きも多く見られるようになった。
・数少ない初手からカドガーに圧をかけることのできる戦士のため、ヴァリーラは今環境においても対策必須の強力な傭兵であると言える。
エリーズ
・先ほど紹介したバフエリーズとは異なり、装備3の効果でクエストを2段階進めた状態のエリーズである。クエストを決めれば勝ち、決めなければ負けの状況を作る。
・こいつはマーセナリーズのボルバルザークかもしれん…装備もなんか赤いし緑色だわ
・流石にボルバルザークほどの強さはないが、勝利条件をクエストの達成にすり替えるのは個人的にあんまり好きじゃないです
・前環境では滅多に決まらない半分ネタ編成ではあったが、今環境ではブワンサムディとネムシーの登場により、比較的安定性の高い編成が組めるように。
・基本的に初手では出さず、ブワンサムディの効果で2ターン目にヴァリーラ(3)ティランダ(3)エリーズ(3)の並びで召喚。ティランダ「エルーンの恩寵」エリーズ「ジャングルの足止め」とすると、このターンで一気にエリーズのクエストを2回進めることができる。
・何が起きるか?3ターン目に速度0で黄金のサルを召喚、速度1で61*2ダメージの戦士打点が、速度3で全体67打点のナイフが飛んできて負け。
・原理を把握しておくと対策のしようはあるが、できない編成は割とどうしようもないので困りどころではある。
(6)ヴァリバリヴァー編成
編成の特徴
・ヴァリバリヴァー、つまりヴァリーラ(3)バリンダ(2)ヴァ―デン(2)の並びを形成し、ヴァ―デンの「瞬間凍結」の殺撃や凍結エレメンタルで相手を凍結でハメつつ、ヴァ―デンの装備で凍気ダメージを一気に稼いで戦う編成。
・ヴァリーラバリンダヴァ―デンの3体が実装されてから様々な形で使われ続けている非常に息が長い編成。
・前環境ではグロマッシュトライゴアヴァリーラという並びで相手を削りながら戦う編成があったが、更なるオプションとしてブワンサムディの取引による並べ直しやネムシーなども用いられるようになった。
・編成はヴァリバリヴァー+マエストラ確定で残り2枠は自由枠。
・凍結によるハメといいつつも繊細なプレイングを要する編成で、プレイングミスが即負けに直結する上に計算すべき内容も多い。上級者向けとも言える編成である。
サンプルデッキコード
ヴァリバリヴァーのサブプランとして、トライゴアヴァリーラ+マエストラを用意している編成も強力なので紹介。メディヴ入りには弱いが戦える範囲が一番広いと思っている
①ブワンサムディ(1)トライゴア(2)ヴァリーラ(3)/バリンダ(2)ヴァ―デン(2)マエストラ(2)
COWg4wQSD+ODluODr+ODtOOCoeODqhgBIkkKCQgREL8BGB4gAQoKCEcQ+wEYsgEgAQoLCJgDELoDGOMFIAAKCwj5ARCEAhi2AyABCgkIJhCTARhRIAEKCwj4AhCMAxiZBSAAKAg=
ブワンサムディで召喚し直さず、あわよくばグロマッシュトライゴアマエストラで全抜きをも狙うグロマッシュヴァリーラ編成も前環境から健在である。
②グロマッシュ(2)トライゴア(2)ヴァリーラ(3)/バリンダ(2)ヴァ―デン(2)マエストラ(2)
CM+10wMSFeOCsOODreODtOOCoeODquWHjee1kBgBIkgKCggGEIQBGKwBIAEKCghHEPsBGLIBIAEKCQgREL8BGB4gAQoLCPgCEIwDGJkFIAAKCQgmEJMBGFEgAQoLCPkBEIQCGLADIAAoCQ==
ヴァリバリヴァー編成のキー傭兵解説
ヴァ―デン
・凍気ダメージのエースとして長らく採用されてきた。凍結効果をやりくりして相手を一方的に凍結して蹂躙するプレイングがパズル要素があってとても楽しい。
・「アイスランス」で相手のイセラ等を凍結して時間を稼ぎつつ、ヴァリーラバリンダで相手の体力を殺撃範囲まで持ち込む。クールダウンが2とシビアなのでゲーム中1回しか使えないと思ってここぞというタイミングでつかう必要がある。
・環境に多いベインが召喚するトーテムが身代わりで死んだ際にも殺撃は発動するので、「瞬間凍結」が刺さりやすいベインは比較的カモりやすい。裏がイセラベインが増えているので練習する価値のある傭兵といえる。
バリンダ
・バリンダの本体の9割は装備2の凍結エレメンタルにあるといっても過言ではない。
・過言です、、、
・ことヴァリバリヴァーにおいてはヴァ―デンのサポート役として凍結ダメージを稼ぐ、ヴァリーラのコンボ攻撃(0速度)の起点となる攻撃を撃つなど、ヴァ―デンの「瞬間凍結」のために全力で体力調節を行う必要がある。
・凍気弱点の付与を忘れてしまってうっかり殺撃対象の傭兵を倒してしまったりと非常にややこしい傭兵である。足し算と掛け算難しすぎるだろ!
・前環境以上にバフ傭兵が増えたことで、凍結エレメンタルが1ターンで死んでしまう機会が多くなっている。2,3ターン生存すると楽なので状況と相談して生存プランを選ぼう
トライゴア(自由枠)
・新規編成を優先して紹介したため少し遅れての紹介(しかもサブプラン)となったが、トライゴアがいまだに環境トップクラスの護衛であることは間違いない。
・初手術師が多い環境につき1-2ターン目に倒れることが多くなり、前環境ほどの圧はないが、それでも高速アタッカー+トライゴアからの裏からマエストラを出すコンボは制圧力抜群。サンプルデッキコード(トライゴアヴァリーラ+マエストラ)のようにコンボだけでもとりあえずそこそこ戦える編成は作れる。
・ネムシーやメディヴなど、初手でトークンを生成する傭兵が環境に増えたため、依然の環境よりも対面と互い違いになる状況を意図して作りづらくなっている(つまりマエストラの攻撃回数=トライゴアの反発ダメージの回数が減る)。
グロマッシュ(自由枠)
・前環境から息の長いグロマッシュトライゴアヴァリーラ。
・トライゴアヴァリーラはヴァリーラの攻撃対象を選択できないという弱点があったが、グロマッシュは速度2で行動できるためそれを解決してくれる。
・また、メディヴの不安定なルーンでトライゴアの反発が打ち消されても、グロマッシュヴァリーラでコンボを発動することができる。
・ヴォルジン亡き現環境では数少ない速度低下技の使い手であるため、ともすると前環境以上に刺さりが良いのかもしれない
(7)スマパチ編成
編成の特徴
・新傭兵であるブワンサムディを用いて、2ターン目にコーネリアススマイトパッチーズという並びを生成し、スマイトコーネリアスの無限(無限ではない)攻撃を行う準エグゾディア編成。
・準エグゾディアというのは、「コンボが決まったら即勝ち」という訳ではない、という意味である。
・下のリンクはコーネリアススマイトパッチーズのコンボ例。流石にこれは観た方が理解が速いやつ(言語による説明の放棄)
・スタッツの高い(攻撃10以上)傭兵やトークンを展開されると、無限回攻撃している内にコーネリアスが死に、スマイトの体力がなくなってしまう。それゆえにネムシーに不利。
・テンプレートはブワンサムディ(1)【自由枠】【自由枠】/コーネリアス(3)スマイト(2)パッチーズ(2)。初手でナイフを投げることで全体の速度を上げるヴァリーラ(3)や、コーネリアスの被弾を減らすネムシー(1)が有力。エドウィン等の海賊を入れてスマパチコンボ成立以降にスマイトを動かしやすくしても良いかもしれない。
サンプルデッキコード
ブワンサムディ(1)ネムシー(1)ヴァリーラ(3)/コーネリアス(3)スマイト(2)パッチーズ(2)
CL2f5QQSG+OCueODnuOCpOODiOODkeODg+ODgeODvOOCuhgBIkoKCwiYAxC6AxjjBSABCgsIkwMQqAMY1QUgAQoJCBEQvwEYHiABCgsI9gIQgwMYlwUgAQoLCO0BEPMBGJ8DIAEKCQhfEHYYzQEgASgE
スマパチ編成のキー傭兵解説
・スマイト庇って死ぬマン。スマイトを庇って死にます。
・ボギーが盤面にいる場合、コーネリアスの隣にボギーを配置すると、コーネリアスが受けるダメージが10軽減されます。これが影響してスマイトの攻撃止まるを引き受けた際にダメージを受けず止まる可能性があるので、相手の傭兵の攻撃力を把握しつつ配置には気を付けたい。
スマイト
・無限回殴るマン。コーネリアスに全てのダメージを押し付けて無限回殴ります。
・愛です…愛ですよナナチ…
パッチーズ
・スマイトバフするマン。スマイトが攻撃する度に+5攻撃を付与する。
・スマイトは無限回殴るので、実質攻撃力は無限アップします(※しません)
・コーネリアスの死後、「アイ、船長」で召喚するトークンで4回だけスマイトに追加攻撃する権利を与えてくれる。無限とは
(8)純正自然編成
編成の特徴
・ネムシーとマルフュリオンという高耐久の傭兵を用いて、回復しつつじわじわと相手の傭兵を削っていく従来通りの自然編成。
・大量の回復、ダメージ軽減、速度低下によって相手のプランを崩しプレイングミスを誘発できる点が非常に相手しづらい点である。
・良くも悪くもネムシーの高耐久によって産まれ、相手のネムシーの高耐久によって淘汰されかねない編成ではある。いかんせん打点が低い。
・そしてしれっと入る裏イセラベイン。困ったらイセラベインで良いし、編成をメタりたいと思ったらイセラベインを想定すればええかなって思います
・テンプレートはブルカン(3)ネムシー(1)マルフュリオン(3)/イセラ(3)ベイン(1)【自由枠】か。自然系統の強い戦士がいれば解決だが、いないのでひとまずクッキーでお茶を濁している。ガフ等を採用しても良いかもしれない
サンプルデッキコード
ブルカン(3)ネムシー(1)マルフュリオン(3)/イセラ(3)ベイン(1)クッキー(3)
CPeXhgUSDOe0lOato+iHqueEthgBIksKCQgVELgBGCsgAQoLCJMDEKgDGNYFIAEKCghAELwBGJgBIAAKCwjzAhD3AhiLBSABCgsIyQIQsAMYyAQgAAoLCJUBEOABGIwCIAEoBg==
自然編成のキー傭兵解説
マルフュリオン
・自然編成の速度バフ+回復要因。基本的に毎ターン「自然の怒り」を使って自然系統の速度を上げていく。
・ネムシーとの相性が非常に良く、両方生きている限りダメージ軽減と回復でいつまでも盤面にしがみ付いてくる環境屈指の耐久性である。
・一方でブルカン抜きだと火力が低い点、護衛の打点としては弱点込みでも20点なので戦士への役割は非常に薄いということは意識しておく必要がある。
ブルカン
・自然系統の呪文ダメージ付与担当。基本は初手のキーとなる傭兵を集中攻撃して落としつつ、雷電連鎖で術師打点をばら撒いていく。
・現環境の傭兵の中で数少ない速度低下技持ちであり、例えばクエスト編成のティランダの速度を下げてティランダエリーズのコンボを封殺したり、旧神編成のヤシャラージュの速度を下げて「放たれし激昂」を撃たれることなく倒したりと活躍の幅が広い。
クッキー(自由枠)
・装備3にて味方全員体力+9を付与できる。前環境だとメタが固まった頃合いに体力調整として運用されていた。今回は消去法的な採用ではある。
・クッキーの「鯛攻防」+ベインの「地母神の怒り」で確実に相手の補充技をリセットできるので、旧神編成やシネストラ相手を封殺することができる。
・↑のコンボを決めるならクッキー、そうでないなら別の傭兵を選択してもよいもしれない。
(9)旧神編成
編成の特徴
・旧神4体の補充シナジーを用いて、2ターン目に「ヤシャラージュの激昂」と「退廃臓器」で表をバーストで倒しつつ裏のエースクトゥーンで攻める編成。クールダウン消化による豪快な技の応酬は使ってて非常に楽しい
・8月に登場したので本ブログでは初登場となります。トップメタの座を追われてからの紹介になっちゃって…ゴメンネ
・編成は旧神4体+補充要因マエストラ+影シナジーヴォルジンの6体固定。2ターン目に激昂を撃てることがメリットなので、これを超える最高の編成を作れるなら作ってくださいという編成ではある。美味しんぼかなにか?
・初手術師が増えたことによって、「ヤシャラージュが激昂を撃てない」「ンゾスの落とし子が倒されて退廃臓器が撃てない」などの負けシチュエーションは増えた。それでも以前環境入りできるポテンシャルは十二分にある。
・イセラベインがキツすぎるッピ!なので、それに対応できる術師ないしは護衛のエースを別途用意したいんだよね…
サンプルデッキコード
ヤシャラージュ(3)ヨグ(3)ンゾス(3)/ヴォルジン(3)マエストラ(2)クトゥーン(3)
CNSl5QQSBuaXp+elnhgBIkwKCwjYAhDtAhjhBCACCgsItAIQ6QIYqwQgAgoLCNUCEOYCGNoEIAIKCQg+EGwYlAEgAQoLCPgCEIwDGJkFIAAKCwjIAhCUAxjFBCACKAU=
旧神編成のキー傭兵解説
ヤシャラージュ
・装備3で採用される2T激昂マン。旧神編成はまず激昂するところから試合が始まると言って差し支えないかもしれない(できなかったから負け、という訳ではない)
・1T「ヤシャラージュの力」→2T「放たれし激昂」。補充できるかどうかはヨグサロンが動けるかどうかにかかってくる。
ヨグサロン
・装備3で旧神の能力を補充し、最速激昂を狙うために採用される。
・カドガーが相手だと足止めのせいで「与愚る精神」で攻撃できないため、マエストラが召喚出来ないのが痛い。2T激昂ができなくなるので対初手カドガ―(2)は慣れが必要。
ンゾス
・クトゥーン育成bot。旧神の数だけベンチで+5/+10するクトゥーンはンゾスの落とし子と非常に相性が良い。ンゾスが生存している内に落とし子トークンを生成してクトゥーンを育てておきたい。
・ヤシャラージュの激昂を撃つタイミングで相手があらかた処理できる場合、ンゾスは「退廃臓器」を使用せずにトークンを召喚し、次のターンに「退廃臓器」で裏の傭兵を削るプランを取りたい。
・相手のネムシーからボギーを盗める点はンゾスの現環境における大きな強みだが、ボギーを盗む場合クトゥーンのスタッツが非常に低くなりがちなため、基本的には落とし子を召喚し続けたい。
・Tipsとして、メディヴの不安定なルーンの打ち消し効果はトークンの召喚効果(技の欄に召喚するトークンのスタッツが表示されている銀枠の技)を何故か打ち消さないため、メディヴ対面に困ったらンゾスの落とし子が最初の技になるように調整するとたま~に役に立つ。
ヴォルジン
・「クトゥーンの攻撃速度を高める」「退廃臓器を確実に決める」ために採用される。旧神は全体的に速度が遅めのため採用を余儀なくされる印象。
・ヴォルジン抜きブワンサムディ入りなどを検証したかったが、時間がタランカッタ…
・影編成もそうだが、「影系統が入っているのだからヴォルジンは必須」という固定概念が強く、実際にヴォルジン抜きを試せているわけではないので、一度固定概念を取っ払って編成やプレイングを組み直してみるのも面白いかもしれない
マエストラ
・ヨグサロンの補充技とヤシャラージュの激昂のバリューを最大限稼ぐために採用される。召喚する際に+7、激昂で+28となり攻撃は45となる。
・激昂した状態の「十面相の一撃」でクリティカルを与えるとほぼ全ての傭兵をワンパンできる。クールダウンがあるため、激昂で相手がどの程度削れるかをシミュレーションして2Tか3Tのどちらに使うのがベストかを考えたい。
・ヴォルジンの効果で「十面相の一撃」が速度1になるため、ヴォルジンを先に出している場合はコンボ起動のために「非力の呪い」を温存しておく必要があることは覚えておきたい。
クトゥーン
・旧神戦士の戦士エース。大体35/130くらいのスタッツで登場することが多い。
・デカいにはデカいが、単体攻撃をする分には35打点とまずまずの火力であるため、できれば補充して「クトゥーンの仮面」を使いたい。
・ヨグを先に出すと+5/+10バフされるが、基本的にクトゥーンを先に出してヨグの雄たけびで補充した方が強い。できない場合?そらあれよ
・突撃が実装された際に、クトゥーンの殺撃で召喚されるトークンがランダムな相手を攻撃しいというバグが発生しているので地味に火力バフ+補充の効果が失われている。はよ直して…
(10)影編成
編成の特徴
・前環境の覇者。初手ヴォルジンカザカスヤシャラージュによる相手の初手戦士をワンパンできる圧倒的打点、初手ヴォルジンカザカスアズシャラによって相手の起点要因を回復で詰ませながら使う「非力の呪い」+「影の爪」コンボと、多彩な初手により殆どの編成に有利が取れる編成として6月以降圧倒的な強さを誇っていた。
・パッチ24.4以降は、幾つかの環境の変化に耐えられずに環境の中心からその座を追いやられた。
①初手高火力術師→裏護衛・戦士エースの編成が増え、影編成の基本初手がパワー負けしてしまう
②ベインイセラの大流行により、こちらの裏エースであるシルヴァナスが「奪われた魂」を使用できずに処理される頻度が圧倒的に増えた
③汎用性の高いネムシー大流行によって低打点を大量にばら撒くカザカスの「影の爪」が完全に無効化される機会が増えた
・とはいえ、ヴォルジンカザカスと相性の良いブワンサムディや、多彩な技を使うことで真価を発揮するテス等の良シナジー傭兵自体は増えているので、今後のメタ開拓次第では復活することもあるかもしれない。
サンプルデッキコード
現時点で一番現環境に適応していると思われるサンプルデッキコードを紹介。
カザカス(3)アズシャラ(1)ブワンサムディ(3)/ヴォルジン(3)ヤシャラージュ(1)テス(3)
CMii4wQSA+W9sRgBIkwKCwibARDcAhidAiABCgsIogIQogIY/gMgAAoLCJgDELwDGOMFIAEKCQg+EGwYlAEgAQoLCNgCEOsCGOEEIAIKCwiXAxC5AxjhBSABKAA=
影編成のキー傭兵解説
カザカス
・登場時からトライゴアやヤシャラージュと合わせて、影編成の初手として削り、挑発、フィニッシャーとして幅広く用いられてきた。
・ネムシーに圧倒的に弱い、メディヴの不安定なルーンにゴーレムが打ち消される等、新規の強い傭兵にことごとく弱いのが影響し、環境トップから姿を消した。
・特にネムシーに弱いのは致命的であり、カザカスと相性の良いブワンサムディもネムシーに弱い点からも影編成の返り咲きは困難に思われる。
ヴォルジン
・言わずと知れた影編成の要。ヴォルジンなくして影編成は語れない。
・現環境の術師としては圧倒的に速く確実に行動できるが、火力はカザカスとヤシャラージュ頼みなため、双方が厳しい環境では心もとないか。
・影編成の要素は薄いがンゾスが高速度で相手のネムシーからトークンを奪えるので、その辺りと組み合わせることで活路を見出せるかもしれない
ヤシャラージュ
・通称:戦士ワンパンマン。カザカスの聖なる盾トークンと合わせると49打点生成できるため、初手戦士の編成を一瞬で崩壊させることができる圧倒的火力を持っている。
・6月のイベントで登場以来、初手戦士のあらゆる編成をしばき散らかしてきた。パッチ24.4でメディヴの不安定なルーンの登場やカドガーによる大術師時代の到来により、環境から撤退することとなった。4か月暴れたからしゃーなしではある
・ブワンサムディを用いてヴォルジンカザカスヤシャラージュを並べ直す等新環境に適応すべく新しい型が開拓されているが、現段階では環境に合っている編成は見つかっていない模様。
ブワンサムディ
・装備3での採用。カザカスが急襲トークンを出すだけで味方のトロルの体力を21点回復できる。
・主にヴォルジンカザカスのサポート兼、術師への打点要員としての活躍が期待されている。影編成は序盤中盤終盤と全方面メタられている状況なので、前環境とは全く違った形の編成を作らないとうまくいかないのかもしれない。
・装備1によりほぼ毎ターン全体に18点回復が可能であり、序盤に打点の低い傭兵を入れた編成を起点にしてカザカスのゴーレムカウントや呪文ダメージを稼ぐ動きが非常に強力だった。
・現環境では「カドガーが2ターン目に団結する」ため、回復だけで序盤を繋ぐことが難しくなった。
シルヴァナス
・トークン編成のフィニッシャーとして長きにわたり君臨してきた女王。影編成以前もユードラを用いたトークン編成等でも採用されておりその歴史は長い。
・前環境ではかなり安定して「奪われた魂」を使用できたため、大体の試合で断末魔効果で4-50点AoEを相手にばら撒くことができていた。現環境ではイセラベインの大流行に伴い、「奪われた魂」を撃つ前に処理されることも多くなり安定した打点が形成できなくなってしまった。
・今後もベインは強いフィニッシャーとして活躍が期待されているので、ここを割って入ることは難しいだろう。
・影編成は半年近くの長きにわたってTier上位だったので、新規傭兵に徹底的にメタられてしまったなという印象が強い。新しい影編成が考案されて、環境に返り咲く日は来るのだろうか。
(11)ロンシン魔力編成
編成の特徴
・メディヴによって「魔力編成」の座を追われたが、大戦中に死んだ獣とドラゴンの数だけ魔力ダメージを得るロンシンをエースにした編成は前環境から健在である。
・こちらももとは構築の幅が広い編成であったが、初手に多いカドガーが速度5で足止めをする都合上、ネファリアンを動かすためだけにヴァリーラの採用を余儀なくされている。実質5枠確定、ラスト1枠に速度バフ要員のケーアンを入れるか術師魔力打点をだしつつティランダロンシンを守れるレノを入れるかの2択にはなりつつある。
・とはいえ初手戦士+トライゴアの動きは現環境に刺さるシチュエーションも多く、初手術師中心の環境のメタとしては優秀な印象
・弱点は、裏のロンシンティランダの打点がランダム対象なのでクソ外しで負けるリスクがそれなりに付きまとっている点。ティランダお前に言ってるんだよ
サンプルデッキコード
ネファリアン(2)トライゴア(2)ヴァリーラ(3)/ケーアン(3)ティランダ(2)ロンシン(3)
CK6l5QQSEuODreODs+OCt+ODs+mtlOWKmxgBIkcKCwiyAhDOAhinBCABCgoIRxD7ARiyASABCgkIERC/ARgeIAEKCAgaEDAYOSABCgoIRRCbARipASABCgsI/gEQlwIY4wMgAigF
魔力編成のキー傭兵解説
ネファリアン
・ロンシン魔力編成の切り込み隊長。攻撃時に出す急襲ドラゴントークンがトライゴアと非常に相性が良く、火力を出しながらロンシンの魔力ダメージの糧となる。
・速度6とカドガーの足止めで止まってしまう(ドラゴントークンは出る)ため、ヴァリーラに速度を上げてもらって初めて自由に動くことができる。
・ネファリアントライゴアヴァリーラは初手術師・戦士を一体ずつ処理する性能が高いため、カドガーを初手で処理できる稀有な編成である。
ティランダ
・自然編成で見た?魔力編成で使うのも強いんです
・「エルーンの恩寵」で2度魔力系統の技を用いる動きは単純に強力。体力わずかの護衛に対して「星界竜の息吹」を2回使うことで、100点近くの余剰ダメージを強引に生成できるとイージーウィンできる。
・単純に魔力ダメージの乗った「魔力の連矢」も強力で、運次第だが相手を一撃で全滅させることさえ可能である。運次第だが。運次第だが。
・ティランダが連矢をクソ外ししたせいで負けた試合は数知れず。このゲーム運だけかもしれん…
ロンシン
・魔力編成のエース。死んだ獣ドラゴンの数だけ強くなる。トークンでも良い。
・前環境ではその構築の受けの広さから、レクサーキングクラッシュなどの獣シナジーの初手と使われたこともあった。現環境的にはネファリアントライゴアヴァリーラで固定になりがちだがそれでも尚生き残っている息の長い編成である。
・あとダイアモンドポートレート見て、カッコいいでしょ
・魔力ダメージはなんぼあるとええんですか?という問いに適切な答えはないが、個人的に+15あるとティランダの「魔力の連矢」で31点*2発生成でき、なんか丁度良い塩梅で相手を全員処理しやすい印象。
・自身の技で+3は担保しているので、なるだけネファリアンは2回以上行動してほしいし、できればネファリアンはさっさと倒れてほしい
ケーアン
・ティランダロンシンと相性が良い傭兵と言えばケーアンが最有力。
・ヴァリーラかトライゴアが倒れた後に4体目として召喚し、ネファリアンヴァリーラが倒れるターンに地震脚を撃つことで、次のターンティランダロンシンを上から使うことができる。
・速度バフ/デバフはイセラとヴァリーラくらいで、ヴァリーラは処理しやすい編成なので、かなり安定して速度バフが可能。影編成が環境から消えたことが追い風となっている。
(12)海賊編成
編成の特徴
・トライゴアユードラからユードラの攻撃でマエストラを召喚して表の傭兵を削り、裏の高速エースのエドウィンスニードで相手を上からたたくアグロ形式の海賊編成。
・ユードラの効果によって初手で4体盤面に召喚されるため、相手がネムシーのような召喚系の効果を持っていない場合トライゴアマエストラだけで50点*2回バーストを出せる圧倒的な破壊力を持つ。
・火力は環境随一なので強い相手には滅法強いが、ネムシーがキツイ、ヴァリーラが少しキツイ、ベインが1ターンで落とせないなど、苦手な相手が環境に多いのも事実。
・シナジーを想定するとエリーズ(2)トライゴア(2)ユードラ(2)/スニード(3)エドウィン(1)マエストラ(2)で固定か。
サンプルデッキコード
エリーズ(2)トライゴア(2)ユードラ(2)/スニード(3)エドウィン(1)マエストラ(2)
CL6m5QQSBua1t+izihgBIk0KCwj/AhCOAximBSABCgoIRxD7ARiyASABCgsI7AEQ9QEYnAMgAQoLCJwBEOMBGJ8CIAEKCwifARDmARi9AiABCgsI+AIQjAMYmQUgACgI
海賊編成のキー傭兵解説
・海賊編成の速度バフ要員。エドウィン本体は速度をバフしない点が少し痛め
・「速度5で攻撃する」ため、足止めするカドガーとは同速度勝負になりうる。ユードラに任せるか運に身をゆだねるかは状況次第といったところか。
・とにかくベインがキツイので、ベインを出される前に「真打」で攻撃+15を付与し、アサシンブレードの火力を高めておきたい。ランダム攻撃ではあるがそれ込みで撃つ必要性が高い。
ユードラ
・殴る、殴る、殴るしかできない海賊編成の中で唯一テクニカルな行動を行う傭兵。海賊編成の行動について考えるとき、9割はユードラの動かし方について考えている
・エドウィン込みで速度0で攻撃可能。速度3で任意のミニオンをベンチに回収できる。相手の行動を予測できれば大砲やスニードの雄たけび等を最大限有効活用できる。
・この編成では、攻撃した時にユードラの位置にマエストラが召喚され、その対面を攻撃することになる。したがって、最初の配置は「エリーズトライゴアユードラ」と「トライゴアユードラエリーズ」の2通りあり、後者が刺さる編成があるということは覚えておきたい。
・海賊編成を相手するときは、守りたい傭兵を両端に置かないように。ユードラの大砲が集中砲火で何もできずに倒れることになりかねない。
スニード
・海賊編成唯一の高火力AoE持ち。とはいえ3体同時攻撃なのでトークンに弱め。
・とにかくベインがキツイのが海賊編成の弱点なので、ベインを落とせる可能性があるなら回転ノコギリでランダム攻撃の運に身を任せることも時には重要である。
・スニードは召喚後3ターン目には雄たけび効果が切れクソザコ傭兵に戻ってしまうため、出す側はなるだけスニードを温存し、出された側はスニードを凌ぐことを考えたい
(13)探検ナーガ編成
編成の特徴
・探検同盟のバフで強固な盤面を維持しつつ、裏のナーガ(後ベイン)の大量のAoEで相手を一掃する編成。
・イセラベインという上位互換っぽい裏エースの存在が痛いが、こちらは護衛のAoE要員が2体おり、戦士エースや高速エース相手には滅法強く出れる点が強み
・前環境では8月ごろにエリーズの装備がバフされ、それが影響してか環境入り。新環境後も強み自体は変わらないので細々と環境で戦い続けている。
・リストはエリーズ(2)アズシャラ(3)レノ(3)/ベイン(1)ヴァッシュ(1)アジッサ(1)で固定。他のナーガの不甲斐なさなどを考えると恐らくこのリストが最良に思える。
サンプルデッキコード
エリーズ(2)アズシャラ(3)レノ(3)/ベイン(1)ヴァッシュ(1)アジッサ(1)
CLim5QQSD+ODiuODvOOCrOiHqueEthgBIk4KCwj/AhCPAximBSABCgsIogIQpAIY/gMgAAoLCPkCEIoDGJwFIAAKCwjzAhD3AhiMBSABCgsIoQIQoQIY+wMgAQoLCLACEMMCGKEEIAEoBw==
探検ナーガ編成のキー傭兵解説
レノ
・初手の術師タンク。主にアズシャラを攻撃する相手に技2を使い、ターゲットを吸いながらレノの断末魔が発動するのを待つ。
・この編成に関わらずレノ入り編成はレノが真っ先に倒れないとまともな打点が出せないので、回復はなるだけせずアズシャラを守って死のう!
・断末魔の効果は以下の5種(2回発動の際は重複する)。呪文ダメージは乗らないが護衛には2倍の打点が入る。
①敵1体に11点、味方全員
②敵全員に12点
③敵1体に10点と足止めを付与
④敵1体に15点と凍結を付与
⑤敵1体に25点
アズシャラ
・ナーガ編成は影呪文がないので装備2か3で運用される。どちらの装備も一長一短である
・装備2はスタッツが盛れるが偉いが、ヴァッシュアジッサの並びが確定してしまう(とはいえエリーズアズシャラレノが初手なら裏はバレバレではある…)。
・装備3はケーアンのように粘り強く復活できるが、速度が遅い点を悪用され2vs3の状況を狙って作られてしまう可能性がある。
・唯一のまともな術師打点要因のため、基本的にレノジャクソンはアズシャラを守るように動くと良い。
ヴァッシュ
・ナーガの戦士AoE要員。高速度アタッカー相手には24点Allを出せる等それなりの打点が出せる。イセラでええやんという話をします?まあ待てって
・ヴァッシュの唯一無二の要素としては技1による単体打点の高さと装備1によるガード性能の高さ。速度2で動く術師の打点を抑えつつ40打点形成しAoEの射程内に入れるなど、ベインアジッサの並びをつぶそうとする相手には強く出れるのが強み
・稀~~~~~~~~~にフェル編成の裏でも見かけるが正直いって微妙。
アジッサ
・ナーガの護衛AoE要員。護衛でAoEを吐けるという点が大切。
・ヴォルジンがいなくなり環境が中速気味になっているため、地味に速度3で攻撃できる点も刺さる場面はある。
・基本的に「搦めの潮」の一発屋なので、撃ったターンに試合を決めてしまいたい。そのため、6体目として召喚されることが多い
終わりに
くぅ~疲れましたw
いや本当に編成多くて解説大変でした。13編成なので延べ72体分の傭兵の解説をしているようなしていないような…半分くらいは割愛してます。
約24000文字なので、多分日本語のPvP考察記事の中で一番情報量が多いと言っていいですか?ダメ?
途中おふざけが入っているのは堪忍してください。あれやらないと書けないんよ
現環境はかなり構築の幅が広く多様な編成が楽しめる環境にはなりつつも、プレイングや構築の開拓自体はなかなか進んでおらず、有利不利などの概念が大雑把にしかわかっていないというのが現状です。
下のdicordではそこそこの頻度でPvPに関連する情報を発信しているので、ちょっとでも興味あるよって人は是非足を運んでみてください。大会なども主催してます。
以上!
【Hearthstone】マーセナリーズ新規傭兵評価(パッチ24.4)【MercenariesPvP】
こんにちは。
3ヶ月ぶりにマーセナリーズの環境考察記事を書きたいと思います。
長らくサボっていましたが新環境なのでちょっと張り切って書きます
なんといっても今回のパッチ24.4で新規傭兵が一気に14体も増えたというのが環境的に大きな変化をもたらしています。これで114体の傭兵が環境にいることになります。
新規傭兵のTier表
まずは新規の14体について、10/30時点の(主観的)評価を4段階でまとめていきます。
S Tier上位の編成に殆ど採用される傭兵で、メタを決定的に変えた傭兵
A Tier上位の編成に採用されることが多く、対策が必要になる傭兵
B Tier上位ではないが、特定の編成に刺さるポテンシャルを持った傭兵
C キツイ!誰か助けて!
一体ずつ見ていきましょう。箇条書きで雑多に書き連ねているので読みにくかったらごめんね
Sランク傭兵の解説
カドガ―
・新規傭兵で最強の傭兵。使えば使うほどなんなんだこいつは…となるレベル
・装備2を用いることで初手から速度5で全体足止めが使えるように。これによってネファリアンを始めとした鈍足アタッカーの評価が大幅に下がった。
・装備1を持たせて毎ターン+5/+12をバフする動きも単純に強力で、こいつとネムシーの影響でトークン編成やバフ編成の立ち位置が相対的に上がる形となっている。
・また、ただでさえ強いのに、変身態となることで非常に強力な技を使用できるように。3Tまでにカドガ―を処理しないと単体でゴリ押しされることもしばしば。
・装備2を持たせて1Tブリザード→2T暖炉の火と動くことで変身。
・装備1を持たせて1T暖炉の火→2T魔力の奔流と動くことで変身。
・6体でシナジーを形成する編成以外はとりあえず採用されるレベル。カドガ―入りの編成はカドガ―という勝ち筋が追加されるので助かるんですね~
・困ったらこいつとネムシーを育成しましょう。絶対損はしません
ネムシー・ネクロフィズル
・実装2週目からその強さが周知され始めた、ボギーを召喚し続けるサモナー系傭兵。ボギー爆誕でダメージを出しながらボギーを毎ターン召喚できるのだが、このボギーが毎ターン出して良い性能ではない壊れ性能である。
・まずボギーの10/25というスタッツが傭兵一体で処理できるラインを超えている。高火力でおなじみのヴァリーラですら瞬間火力23打点であり、バフがない編成は処理に手間取ってしまう
・更に装備1を持たせることで「両隣のキャラクターの受けるダメージが7減る」ことができる。つまりボギーをガン無視してネムシーを直接倒しに行ったり、AoEで巻き込むといった安易な動きが非常に困難である。ブワンサムディで雄たけびを使い回すとより凶悪な砦を築くことができる。
・ちなみにネムシーはンゾスに非常に弱く、毎ターン生成したボギーをンゾスに寝取られることになる。脳が壊れちゃ~う
・相性が良い編成はグッドスタッフ、トークン編成、自然編成など。
・ブワンサムディと合わせることでボギーを複数回召喚し、コンボ編成のサポートを行うという運用もされるようになっている。
Aランク傭兵の解説
テス・グレイメイン
・泥棒系護衛フィニッシャー。相手の技を盗んでインチキしつつ「私になにができるか」でバリュー勝ちする。本家スタンダードと同様にロングゲームに強いデザインになっている
・対戦中に12種類の技を使うことで、自身が使用した技を5つランダムで使用することができる。強力なAoEを5つ使うことができれば使った瞬間に勝ち、といった展開が作れる。ちなみにこの「私に何ができるか」は速度10だが、条件を満たせば毎ターン使用可能な点も優秀である。
・条件が未達成の状況でも「プリンセス・パワー」で相手の技を発見して使用できるので、かなり高確率で強力な技を盗める点も侮れない。
・12種類は技が3つしかない傭兵6体だとヘビーなように見えるが、①ブリンクフォックスが相手の技を盗んでくれる②ゲンやカドガ―といったヒューマンシナジー勢が実質技を6つ持っている③生成したトークンの技もカウントされるといったシナジーがあるため、編成をテスに寄せてしまえば比較的簡単に達成できる。
・逆に、アグロ編成にカドガ―が早期に倒されてしまうと複数技を使用することができなくなるため、フィニッシャーとしてはやや不十分な性能になってしまうという欠点もある。編成レベルで早い編成に弱くなりがちなのでそこをどう補うかが重要である
・相性が良い傭兵は、魔力編成(メディヴやブリンクフォックスが技をかさ増ししてくれる)、カドガ―とゲン(1人で沢山技を使う)、AoE持ち(テスの技のバリューを高める)など。
イセラ
・新規傭兵唯一のドラゴン傭兵。シネストラとケーアンを足して1.5で割ったみたいな性能をしている。
・「緑竜の息吹」は技として微妙な性能だが、「エメラルドドリーム」から出てくる20点AoEと、「エメラルドオラクル」から味方の速度を(5)早くする動きを繰り返すだけで単純に強力。
・強力な技がクールダウン持ちなため、編成のフィニッシャーとして採用されがち。
・全ての技が自然系統のため、自然系統のフィニッシャー(ティランダ、ベイン)と相性が良い。特にベインイセラはとりあえずフィニッシャーとして採用できる程度のパワーを持っている。ティランダ+イセラで術師に80打点を出す動きは術師の多い環境に非常にマッチしている。
・ドラゴン編成は全体的に速度が遅いため、現時点では環境にいない模様。皆で開拓しよう!
メディヴ
・魔力シナジーを持つ初めての護衛。挑発バーストトークン生成と器用に動ける傭兵。
・装備1「不安定なルーン」によって、毎ターン最初に使われる能力を(敵味方問わず)打ち消すという唯一無二の打ち消し性能を持っている。
・例えば、前環境で猛威を振るっていたトライゴアの「反発」を打ち消して相手のアグロ編成のバーストを防いだり、ヴァリーラのコンボ起動要因を阻害して隠れ身を阻止したりできる。
・実際に前環境のメタとして機能し、影編成やトライゴアヴァリーラといったトップメタを引きずり下ろすことに成功し、現在は中速環境になっているように見える。
・不安定なルーンを破壊すれば無視できる存在…かと思いきや、生成されるカラストークンが10/20:呪文耐性+10と地味に耐久性が高く、AoEで巻き込んで倒せないラインの耐久性を持っている。また、魔力系統の技を使う度に雪だるま式に打点を高めてくるため、メディヴ完全放置が負け筋になりかねないという塩梅ではあることは覚えておきたい。
・また、装備3「アティシュの杖」を用いて術師をバフ(+5/+10)し、カドガ―エリーズなどバフした状態で術師アタッカー+マエストラのバースト打点を狙う編成も散見される。
・最も相性の良い傭兵はブリンクフォックス。1ターン目に60点以上のバーストを狙える単体攻撃の高さは環境トップクラスの性能である。装備1の場合はたいていメディヴブリンクフォックスカドガ―の並びになっている印象。
ブワンサムディ
・ヴドゥ祭からまさかの参戦。ヴーンフックタスクに続いて3体目の傭兵。
・多彩な取引やポケモンでいうところの道連れを持っており、常に相手に読み合いを強制できる面倒くさいトリッキーな傭兵である。
・「抗えない取引」から選択できる「恐怖の取引」で全傭兵をお互いのベンチに回収することが出来るため、クールダウン持ちの浪漫コンボ3体を同時展開して勝負を決めに行くことができる。
①例えば、コーネリアス/スマイト/パッチーズと展開し、スマイトの潮騒による反撃ダメージを無限回(無限ではない)使用することも可能である
②例えば、ヴァリーラ/ティランダ(装備3:荒野のバンド)/エリーズ(装備3「猿の手」)と展開し、1ターンでクエストを2段階進めたうえで(エリーズの被弾を抑えたうえで)黄金のサルの召喚を早めることも可能である
・特に後者のコンボは、エリーズを落とすなりしないと黄金のサルが高速で召喚され、試合が終わりかねない凶悪なコンボであるので意識しておきたい。
・相性の良い傭兵はネムシー、ヴァリーラなど。コンボ編成と相性が良いので、相手に初手ブワンサムディがいたら相手が何のコンボを使うかを想定しておくこと。
・また、装備3のトロルシナジーが影編成(ヴォルジンカザカス)と相性が良いことから、影編成に採用される等の動向も散見される。今後の開拓にも注目していきたい
Bランク傭兵の解説
ゲン・グレイメイン
・護衛と戦士を切り替えて戦うことができる稀有な傭兵。
・主にテス編成に用いられ、テスのバリューを高めるためにトークンを生成しながら戦士形態で攻撃する。装備1を用いて攻撃18の戦士として運用される印象
・実はヒューマンであるカドガ―のバフ等と相互に相性が良い。カドガ―(装備1)と合わせると速度2で戦士の23打点が出せるので現環境に合っていると言えなくもない。
・一方で、どちらの形態も単体攻撃しかできず、護衛の打点が固定ダメージとバフと相性が良くないため、火力不足と感じるシチュエーションがどうしても多い
マルシェザール
・メタ傭兵としての存在感が強い悪魔傭兵。キーラクイーンのポーズを取るなど、かなりノリノリである
・特定の役割に対するデバフが特徴的で、装備2を用いた護衛/術師の永続デバフ、技2の戦士永続デバフが強力である。前環境で環境最上位だったヴォルジンカザカスヤシャラージュを初手即詰みまで持ち込める等、デバフは決まれば文句なしに強いと目されていた。
・一方で、スタッツを増やして殴るタイプの編成は環境に多いカドガ―やティランダエリーズといった足止めによって大きく行動を制限されてしまうため、役割対象がそもそも環境にいないのが現状である。
・あとメタ対象であるトライゴアは毎ターンバフを重ねていくので、結局2,3ターン経つと反発ダメージが洒落にならない量になる。出したら即メタれるというほどでもない。
・他にも単体の火力が低く放置されやすいという弱点ももってはいるが、今後の環境次第では活躍が期待できるかもしれないということでBランクとしている。
Cランク傭兵の解説
コラック
・最大体力が55(カンストで60)と歴代最小の体力を持っているが、その代わりに断末魔でトークンを身代わりにして復活するという粘り強さを持っている
・ただ、復活時の最大体力が身代わりにしたトークンのその時点での体力でしかないので、トークンを育成していないと体力20の低火力傭兵に枠を取られてしまい実質2vs3で戦うことがしばしば起きる。粘り強さが仇となるシーンもそれなりに多い
・カザカスと相性が良く、カザカスが6/6ゴーレムを3体生成することで1ターンで体力+68(装備2前提)を付与できるという単体の体力バフとしては異例の効果を持っている
・ただカザカスは放置されづらい傭兵であるため、メイン火力である「血の激怒」で十分なバーストを出すのに必要な体力を担保しづらいのも使いづらさに拍車をかける形となっている。
二―エル・ファイアブレード
・毎ターン終了時にフェルダメージをばら撒くインプを召喚しながら戦うサモナー系傭兵。インプは装備1だと5/30スタッツになり、単体の体力としてはトップクラスである
・技3「インプァクト」が強力で、インプのスタッツ+10ダメージを3回ばら撒くというフィニッシャー級の能力を持っている。インプを放置すると45点*3ダメージ出せるってワケ
・ただ非常に残念なことに、10/29時点でインプァクトには致命的なバグがあり、現状だとダメージを1回しか与えない。実質火力が1/3になっている
・他にも、技2のポータルの効果が二―エルが生き残っていないと発動しない(これは仕様)など、ロマンはあるがイマイチ取り回しづらい効果となっている。せめてバグは直してあげて…
アーキモンド
・フェル系統の悪魔。フェルダメージを追加しつつ速度バフもできるフェル版ジェネリックヴォルジン。
・フェル系統はデザイン上、盤面に残るターンが長いほどフェルダメージを蓄積して強くなるのだが、フェルダメージ要員(グルダン等)が早期に処理されると急に火力が落ちる点が明確に弱点であり、フェル系統の傭兵が少ないため処理順が明確になりやすいという大きなデメリットも持っている。実際仕方なしにフェル系統の戦士枠にレディ・ヴァッシュを入れていることもある。
・もうちょっとフェル系統のまともな戦士が増えたら変わるとは思う…ラソーリアン君、リワークされてみないか?
アランナ・スターシーカー
・装備1でフェル/魔力/自然ダメージを獲得し、雄たけびを使い回すことでアドバンテージを獲得するエリーズの妹。一方姉は3ターン目に呪文ダメージ+60とかしてくる
・速度6で攻撃する効果はカドガ―やティランダエリーズに対して意味をなさないため腐りやすいという弱点がある。姉が偉大すぎたんやね…
・ちょっとアランナについて語れることがない…話すことがあらんなってかw
ガローナ・ハーフオーケン
・自身の役割を護衛・戦士・術師と切り替えながら戦うオーク。
・初手から攻撃+戦士で26打点は強力に見えるが、速度8で攻撃する効果は足止めをくらいやすく、鈍足で攻撃するという行為自体があまり強くないのが現状。
・また、技3「同一人物」の発見プールがオーク/ドラナイとハズレプールが広すぎるため、発見がハズレだと実質攻撃手段が技1のみになりかねないという弱点もある(マーセナリーズの発見は、一度使用するまで同じ選択肢が並ぶようになっている)
・一応装備1でターン終了時にベンチに戻るため、こういった傭兵特有の盤面でやることがなくて腐りやすいといった状況になりづらい点は唯一無二なので、だれか救ってやってください
マーロック・ホームズ
・速度5より遅い攻撃は足止めがキツイって言ってるだろ!いい加減にしろ!
・なにもかもカドガ―といかいう上半身裸でベーコンを焼くおっさんが悪い、乳首に油飛んで悶絶しててほしい
・装備2で補充できるので速度3で聖なる盾を貼ったり、最初に(または最後に)行動した傭兵に追加ダメージを与えたりとそれなりにできることは多い。
・ただマーロック編成のエースたるマークアイが速度5、その他のマーロックアタッカーも速度5なので、本当に足止めがキツイ。
終わりに
以上14体の傭兵の解説が終わりました。
カドガ―ネムシーメディヴの3体が前環境の影一強環境を変化させた点は非常に好印象ですが、ややカドガ―ネムシーが強すぎるかもしれないという状況です。
とはいえ、編成を組む側としてはオプションとなる傭兵が豊富に揃いつつあり、プレイヤーの構築力や練度が重要となっている面白い環境になりつつあるという側面もあります。
環境はゆっくりと変わりつつあるので、↓のリンクのDiscordサーバーに足を運んで現在のトレンドなどの情報を収集するのも良いと思います(露骨な宣伝)
【Hearthstone】マーセナリーズ環境考察2022年7月度編
どうもをしるこです。こんにちは。先月に引き続き、マーセナリーズPVPの月間環境考察を実施していきます。
ちなみにパッチ24.0が7/26に適用された直後であり、かつ8/3にフィンレーが、8/16にクトゥーンが追加されるのでまだまだこれから環境が動いていく見込みです。
今月のPvPの結果
筆者は7月度シーズン8において、アジアサーバーにて最終レート18524で8位フィニッシュしました(id:woshiruko)。4月から4カ月連続でTop25まで走れたので満足してます。
2022年7月度(パッチ24.0)のTierランク
今月は月初にヨグが追加、月末にパッチ24.0で幾つかの傭兵がバフされました。先月ほど大きな変化はありませんでしたが、パッチ24.0による影響はもうしばらく続きそうな気がしています。個人的な見解ですが月末時点のパッチ24.0のPvPのTierランクを作成しました。
S TierS。編成の際に意識することを強いられる傭兵。
A TierSに対応できる環境上位編成の中心となる傭兵。
B 環境上位編成のサブ、あるいは環境中位の傭兵。
----------------------ここから↓は環境にいない----------------------
C 環境の変化についていけないが、まだ環境次第でワンチャンある傭兵
D シナジーや単体性能自体は存在する(強いとは言ってない)
E シナジーも弱くノーチャンスな傭兵。バフしてもろて。。。
先月度と比較したTierリストの要約
・影編成はなおもTierトップを走る。メタっても編成のバランスで編成が割れると対策可能な柔軟性の高さは健在である。
・トークン編成のリストが洗練されたことで相対的に強化
・グロマッシュヴァリーラ軸の凍結編成が台頭。プレイングの難しさはあるがハメ性能の高さから使用プレイヤが増加した印象。
・魔力編成は先月より若干減少。減った分新しい編成が増えた印象
・エリーズを主軸にしたバフ編成(海賊編成・ヒューマン編成)が激減。影編成とトークン編成にエリーズが起点にされカモられてしまう展開が増えたのが致命的だった。
パッチ24.0の影響
・ブランの不具合修正+バフ(C->A)により火炎編成がまともに戦えるレベルに。
・火炎編成が従来の影・トークン編成に対し有利寄りなため若干環境がマイルドに。
・でもなんやかんやで影もトークンもなんとかなっちゃうからつえぇんだわ
・アナコンドラの超強化(E->A)によりトークン編成が強化。トークン編成がより柔軟性のある多様なプレイングが可能となった。
・探検同盟のバフ、フィンレー追加に伴い探検同盟編成が頭角を現わすか…?
現在の編成割合
現在はhsreplay(MMR上位10%)の傭兵の割合から推定した編成の割合は以下のようになります(パッチ24.0はデータが揃ってないのでパッチ23.6環境の割合となります)。
統計上の使用率のデータとして信用できるのかは怪しめですが参考まで。
・影編成 25%
・純正凍結編成 20%
・トークン編成 15%
・魔力編成 10%
・グロヴァリ編成 10%
・エリーズ編成 5%
・その他
現環境での主要編成の解説
影編成
サンプルデッキコード
ヴォルジン(3)カザカス(3)ヤシャラージュ(1)+アズシャラ女王(1)シルヴァナス(3)ロコラー(2)
CIOc/wESDOW9seOCouOCsOODrRgBIkkKCQg+EGwYkwEgAQoLCJsBENwCGJ0CIAEKCwjYAhDrAhjhBCACCggIDxAgGBkgAQoLCKICEKICGP4DIAAKCwj7ARCLAhi6AyABKAE=
影編成のキー傭兵解説
→先月と変わらず。対火炎編成やミラーマッチ等の初手で編成が割れている相手には初手アズシャラカザカスヤシャラージュとして相手のキー傭兵を削り、裏のヴォルジンで速度を上げて一掃する動きも多くなった。
ヴォルジン
・ブランが影耐性を携えて火炎編成を組んだとしてもなんやかんやでなんとか勝てちゃう、それが影編成の強さ
・初手では出さずに、抜きエースとして運用される機会が増えてきた印象。
・トークン編成からヴォルジンシルヴァナスセットが抜けたので、実質こいつの使用率、勝率がそのまま影編成のそれを現しているといっても過言ではない
カザカス
・雄たけび+4/+4の強さとゴーレムトークンをとにかく出したいという思いから、こいつはなんやかんやでずっと初手として運用されている。今後も恐らくそう
・これまでは自分のヤシャラージュで殴りたい場面では8/8聖なる盾ゴーレム2体をノータイムで出していたが、のちのシルヴァナスの打点や影爪コンボなどを考慮して6/6急襲ゴーレム3体を出した方が良いことも増えてきた印象
・初手アズシャラカザカスヤシャラージュの並びで先にカザカスを倒さないとヴォルジンカザカスアズシャラに一方的にハメられたりする。真っ先に処理したい
ヤシャラージュ
・ヴォルジンカザカスヤシャラージュの並びも依然として強いが、メタが回るにつれアズシャラカザカスヤシャラージュで削る機会が増えてきた。
・初手戦士環境を終わらせたが、このゲームで確定2発のダメージを出せればそら強いんですよ
・ともすれば初手で相手3体倒せるが、その代償として相手のシナジーが強い裏3体が同時に並んでしまい全抜きされるシチュエーションは依然として多い。
シルヴァナス
「・影編成は大体編成の軸にトークンが入るのでシルヴァナスを入れない理由がない。ヴォルジンシルヴァナス+トークン生成係だけで強い編成が完結してるんですね」
・先月はそう言ってましたが、トークン編成からついにヴォルジンシルヴァナスが抜け始めました。このブログ嘘多くないか?
・とはいえ影編成ではエースの座を譲らない。カザカス様が強くしてくれた
・探検同盟のバフでスタッツバフ勢が増えてくると技3「クイーンの虜」を撃つだけでもダメージレースで優位に立ててしまうのが厄介。対影編成は配置に気を配ろう
アズシャラ女王
・先月から登場。対護衛へのバーストもあるため影編成の必須パーツとなった
・技2の呪文ダメージ+3も非常に強く、影呪文だけでなくロコラーの火力を底上げするなどの高い汎用性を持っている。
影編成のラスト1枠
初手ヤシャラージュを出す場合に、相手の裏エースである戦士に打点が出しづらい。そういった理由もあってラスト1枠には護衛が採用されやすい。パッチ24.0だと赤2緑1青3の色の偏りだけでほぼ100%影編成と割り切られてしまうが、編成が割れても普通に最強なのでそれでええやろの精神で採用できる。クッキーも同様である。
ロコラー
・個人的に影編成にもう一枚護衛入れるなら絶対ロコラーだと思う
・ロコラーは影系統だった…?
・トークン編成に採用され、数が増えてきたシネストラに対するタイマン性能が最高クラスなので、ますます手放せない傭兵となってきている
クッキー
・hsreplay上では影編成のラスト1枠の中で最も勝率が高いらしい。メタが固まるとクッキーが強くなる
・たまに影編成ミラーでカザカスの影爪コンボを使われたときに、「あともうちょい体力あればなぁ」という機会もそれなりにあるので体力+9が効くシチュエーションがちょくちょくあるのかもしれない
リッチキング
・hsreplayでは影編成の中で最も使用率が高いが、影編成ミラーで足を引っ張りがちなのが気になる
・護衛は回復よりもバーストによる戦士キラーの位置づけが強くなってきたので個人的には下火だと思ってます
トークン編成
サンプルデッキコード
チョー(1)ンゾス(3)ユーロン(1) / ベイン(2)シネストラ(2)クッキー(3)
COC91gMSDOODiOODvOOCr+ODsxgBIk4KCwjVAhDmAhjaBCACCgsI7gIQ7wIY/gQgAAoLCJ0CEKsCGO8DIAEKCwjzAhD3AhiKBSABCgsI/QEQhgIYvwMgAQoLCJUBEOABGI4CIAEoAQ==
→パッチ23.6のトークン編成。ヴォルジンシルヴァナスが抜け、単体性能の高い+自然シナジーのあるベインシネストラが採用されるようになった型。クッキーが体力バフ無でも活躍できるレベルでシナジー補間が良い
チョー(1)アナコンドラ(2)ユーロン(1)/ンゾス(3)ベイン(2)シネストラ(2)
影トークン編成のキー傭兵解説
チョー
・アナコンドラ登場により、プレイングに柔軟性が増したトークン編成の要
・装備1によるトークンバフはアナコンドラの毒蛇にも、ベインのトーテムにも適用される。処理しないとチョーを起点としたさまざまなシナジーが襲いかかる
・チョーが倒れてもアナコンドラユーロンが引っ張ってくれるので、各傭兵のチーム力が上がった印象。パンダを倒せば崩壊するような軟な編成ではなくなった
アナコンドラ
・パッチ24.0でなんかめっちゃ強くなったトークン生成要員。前は残念な性能をしていたが、強いトークンを出せる雄たけびを引けたらそら強くなるんだわ
・雄たけびで出てくるヘビがユーロンと最高クラスの相性を誇り、初手ユーロンの技2「膵炎噴射」で30/30に、アナコンドラの技2「獣の治癒」で45/45に、チョーの技2「耐心」と合わせるとたった1ターンで55/55に育つ。悪夢かな?
・何気に技1もダメージが倍になっており、術師相手なら48打点と大体2発で倒せるようになったのも大きい。
ユーロン
・パッチ23.6の時点で、影編成の抜けた新トークン編成が登場しヤシャラージュからトークン編成の護衛枠を奪い返した努力型のドラゴン。
・その矢先に最高に相性の良いアナコンドラが登場。ヘビ育成ゲームの主人公になり環境トップクラスに躍り出た。
・ヴァリーラ入り編成相手にも生きてさえいれば強く出れる点もえらい
ン=ゾス
・トークン編成のリストが洗練されたことで環境に一定数存在するアーキタイプになった。パッチ24.0ではアナコンドラのお陰で初手から頑張る必要がなくなり、裏でクールダウンを待てるようになった。
・退廃臓器を撃って勝つ動きは相変わらず。アナコンドラのお陰でバーストの打点が足りないシチュエーションが減り、撃てば相手の盤面が消し飛びやすくなった。
・トークン編成の裏エースに抜擢されたケーアンの息子。チョーと相性の良いトーテム、ユーロンのバフと相性の良い回復、自然コンボとシナジーがとにかく多い
・クッキーが入っていたパッチ23.6では「鯛攻防」で相手の場にトークンを置いてからの「地母神の憤怒」で確定殺撃、相手のクールダウンを消す動きがとにかく強かった
・アナコンドラ追加で確定殺撃の機会はなくなったが、ヘビを回復してバフしたり、トーテムで死にかけのチョーを生存させたりと活躍の場はまだまだある模様
・なんならそのうちシネストラ抜けてクッキーが入ったりするかもしれない。なんたってパッチ24.0から4日しか経ってないからな
【Hearthstone】マーセナリーズ環境考察2022年6月度編
どうもをしるこです。こんにちは。
先月に引き続き、マーセナリーズPVPの月間環境考察を実施していきます。
- 今月のPVPの結果
- 2022年6月度(パッチ23.6)のTierランク
- 現環境での主要編成の解説
- まとめ
- 終わりに
今月のPVPの結果
筆者は6月度シーズン7において、アジアサーバーにて最終レート19513で5位フィニッシュしました(id:woshiruko)。また、先月末から取り組んでいたNAサーバーでの無課金PVP垢の方でも、最終レート18810で12位フィニッシュとなりました(id:ochaZke)。
マーセナリーズPVPは、ある程度の知見と時間があれば無課金でも一か月でリーダーボードTop25に行ける、傭兵カンストも対戦環境には殆ど影響しない、ということを客観的に示したかったのでNAサーバーでも結果が出たことに勝手に満足しています。
次はEUサーバー行くか?
正直仕事周回がめんどいのでやりたくない
2022年6月度(パッチ23.6)のTierランク
今月は新規の傭兵が19体追加と環境の変化が大きな月でした。個人的な見解ですが月末時点のPVPのTierランクを作成しましたので参考にしてください
S TierS。編成の際に意識することを強いられる傭兵。
A TierSに対応できる環境上位編成の中心となる傭兵。
B 環境上位編成のサブ、あるいは環境中位の傭兵。
----------------------ここから↓は環境にいない----------------------
C 環境の変化についていけないが、まだ環境次第でワンチャンある傭兵
D シナジーや単体性能自体は存在する(強いとは言ってない)
E シナジーも弱くノーチャンスな傭兵。バフしてもろて。。。
先月度と比較したTierリストの要約
・ヤシャラージュ・アズシャラ女王の追加により前から強かった影編成が圧倒的に強化。編成から初手まで非常に戦略性の幅も広がっており、圧倒的Tier1の座にいる。
・初手ヤシャラージュが戦士に圧倒的に強く、初手戦士編成が減少。全環境の覇者でもあったカザカストライゴア+戦士は大きく数を減らす結果となった。
・初手戦士の編成が滅んだことで海賊編成も大幅減少。とはいえエリーズのバフの影響もあり無視できない存在ではある。
・影編成に強い魔力編成の地位が向上。乱数の要素があるがそれでも存在感を出し続けている。
・凍結編成は相対的に弱体化。そこそこ数はいるが乱数に依存しておりあまり勝率を伸ばせていない印象。
・エリーズを軸にしたクエスト編成、グッドスタッフ編成が若干台頭。エリーズ+レノ(またはウーサー)を軸にした編成は構築の幅が広く汎用性が高いので今後も様々なデッキに採用されるだろう。
・ナーガはどこに行った?
現在の編成割合
現在はhsreplay(MMR上位10%)の傭兵の割合から推定した編成の割合は以下のようになります。ちなみにほぼ魔力編成でしか用いられないティランダの使用率が50%になっている等、使用率のデータとして信用できるのかは怪しめです。
・影編成 30%
・影トークン編成 9%
・魔力編成 27%
・エリーズ編成 18%
・凍結編成 20%
・その他
現環境での主要編成の解説
影編成
サンプルデッキコード
ヴォルジン(3)カザカス(3)ヤシャラージュ(1)+アズシャラ女王(1)シルヴァナス(3)ロコラー(2)
CIOc/wESDOW9seOCouOCsOODrRgBIkkKCQg+EGwYkwEgAQoLCJsBENwCGJ0CIAEKCwjYAhDrAhjhBCACCggIDxAgGBkgAQoLCKICEKICGP4DIAAKCwj7ARCLAhi6AyABKAE=
影編成のキー傭兵解説
ヴォルジン
・影系統の傭兵が増える度に強くなる傭兵。前パッチではカザカスをもらって強化され、今回は旧神シナジーで強化された。あとアズシャラ女王もしれっと影シナジーだし影編成に足りなかった回復も追加された。
・今のところ旧神全員が影編成っぽいので今後強くなることも確定的に明らか
・ヴォルジンという傭兵がいる限り影系統は一生強いし、旧神も恐らくずっと強い。旧神みたいなボスキャラは強くあってほしい派なので助かるが環境を大きく歪めている張本人でもある
カザカス
・カザカストライゴア+何かという前環境トップの並びは減少したが、カザカストライゴア減少の要因となったヤシャラージュと手を組み始めた。何?
・自分のヤシャラージュで殴りたい場面では8/8聖なる盾ゴーレム2体を、相手の攻撃から身を守りたい場合は20/20挑発を、バリューを意識したい場合は6/6急襲3体を出せばよく、前環境よりもゴーレムの多様性は高まった
・その代償として影の爪コンボの火力は下がりがちなので、より長期的に行動を予測して動かす必要がある傭兵となった。まあそれでも超強いので誤差だよ誤差
ヤシャラージュ
・ヴォルジンカザカスヤシャラージュの並びによって、初手から速度3で攻撃力49の打点を生成できるように。これによって初手戦士編成は挑発無しでは組めなくなり、結果として初手戦士編成は大きく減少した
・初手戦士が減ったということは、それと相性の良いトライゴアも減ったということなんですね
・後半に出して挑発を2,3回連打しておくとヤシャラージュの激昂でバーストも出せる。一巻して戦士の処理がきつかった影編成に何から何まで噛み合っているので最高
・ともすれば初手で相手3体倒せるが、その代償として相手のシナジーが強い裏3体が同時に並んでしまい全抜きされるシチュエーションもあるので、相手の編成(色のバランス)によっては初手で出さない選択も重要になってくる
シルヴァナス
・影編成は大体編成の軸にトークンが入るのでシルヴァナスを入れない理由がない。ヴォルジンシルヴァナス+トークン生成係だけで強い編成が完結してるんですね
・前述したヤシャラージュの影響でゴーレムが思ったほど死なず、試合によっては攻撃35くらいで戦う機会も増えた(奪われた魂を撃てば引き分け以上になるとは限らなくなった)。
・とはいえ速度4で35打点、死亡時に全体35点は弱いはずがない。
アズシャラ女王
・今月頭から登場。他ナーガを置いてけぼりにして影編成の一味になった
・装備1のザラタスによる回復が強く、ヴォルジンカザカスと並べることで毎ターン全体12点以上回復しながらトークンシナジーを稼いだり面倒な護衛を処理したりできるようになった。
・回復の何がヤバいかって、初手にありがちな火力の低めの起点要因(エリーズやティリオンなど)の打点を抑えながらカザカスのゴーレムの死亡カウントを大量に稼げてしまうこと。
・これによって裏エースに頼っている中途半端な編成は(編成がバレと)アズシャラに起点にされて一方に負けてしまう
・技2の呪文ダメージ+3も非常に強く、影呪文だけでなくロコラーの火力を底上げするなどの高い汎用性を持っている。
影編成のラスト1枠
初手ヤシャラージュを出す場合に相手の裏にいる戦士に打点が出にくい都合上、護衛が採用されることが多い。赤2緑1青3だとほぼ100%影編成と割り切られてしまうがそれでも護衛採用の余地が大いにある。エリーズクエスト編成に強く出れる点を考えると、初手で出しやすく挑発をかわせる護衛が適切だろう。
リッチキング
・技2がクールダウン0になったことで採用されるように。打点は低いが回復が付いているため盤面維持能力が高い
・hsreplayでは影編成の中で最も勝率が高いが、影編成ミラーで足を引っ張りがちなのが気になる
ロコラー
・対戦士性能、挑発無視、ピン刺し。その答えは勿論ロコラーだった
・アズシャラの呪文ダメージとも相性が良く、何より影編成ミラーだと相手が高速で動くため凍気ダメージを稼ぎやすいのもポイント。
・他の凍結編成は使用率20%に対して、ロコラーの採用率は30%。シナジーが単体で完結しているのがロコラーの強み
シネストラ
・相手の戦士に弱くなりがちではあるが、シネストラ採用もあり得る。
・赤1緑2青3となるので影編成であることを読まれにくい点は強みだが、前環境より高火力アタッカーが多くAoEを発動できない機会も増えてきているので下火寄りである。
・なんてったって一個上に天敵のロコラーがいるんだよね…
影トークン編成
サンプルデッキコード
チョー(1)ンゾス(3)ユーロン(1)+ヴォルジン(3)シルヴァナス(3)アズシャラ女王(1)
COvjxwISFeODiOODvOOCr+ODs+ODkOODleW9sRgBIkgKCwidAhCrAhjvAyABCgsI1QIQ5AIY2gQgAgoLCO4CEO8CGP4EIAAKCghjEJYBGNQBIAIKCQg+EGwYkwEgAQoICA8QIBgZIAEoAQ==
影トークン編成のキー傭兵解説
チョー
・これまでのトークンとは異なり、死なせるというよりは育てるトークンという新機軸を開拓した新規傭兵。何気に毎ターン2体トークンを出せるのも偉い
・装備1によるトークンを守る動きが強く、半端なAoEではトークンが落ちなくなるため、技2の耐心やユーロンの技2の翠炎噴射でトークンを育てて殴りに行くことが出来る。
・エリーズ編成等のAoEが少ない編成には鬼のように刺さるが、チョーが2,3ターン動けないとトークンの火力が低くなり全体の火力が下がりがち。ヴァリーラがいなければいないほど相対的に強くなるタイプの傭兵。
ン=ゾス
・チョーという最高の相棒が追加されたことで環境に姿を現した。使用率はやや控えめだが勝率はそれなりに高い。
・影トークン編成の準フィニッシャーとして退廃臓器が挙げられる。うまく育てると3,4ターン目に4-50ダメージAoEを速度2で出せる。もちろん相手は死ぬ
・ヤシャラージュとも相性は良い。あいつはヴォルジンカザカスとの相性が良すぎるってだけで決して仲が悪いとかそういうことではないよ
・ヨグ=サロンが追加された時に旧神を中心とした編成が影編成のスタンダードになるかはわからないが期待したい
ユーロン
・月中旬にバフが来たことで技2のクールダウンが0になり、毎ターン全体に体力+15をばら撒けるようになった。このバフはヴァリーラメタの意図があったらしいが、バフされる頃には既にヤシャラージュがヴァリーラをメタっていたんだって
・殴って来る戦士をけん制し行動するしないの択を産み出せるのがユーロンの強味だったが、そういうタイプはまとめてヤシャラージュが破壊しちゃったので流石に相手が悪かったな
・なんならサンプルデッキコードよりもヤシャラージュ入りの方がデータ上は良い結果を残している。悲しいね
・とはいえ月末にエリーズ+挑発+ヴァリーラによるクエスト編成が登場したので、ヤシャラージュに比べて挑発に強いユーロンはもうちょっと再評価されても良いとは思ってる
トークン編成の裏
当然トークン編成だしンゾスが影系統なのでヴォルジンシルヴァナスまではセット。hsreplay上ではアズシャラ女王が結果を残しているが青4枚は流石に重なりすぎだし編成読まれるとキツイのでは?と思わなくはない
魔力編成
サンプルデッキコード
(ネファリアン(3)トライゴア(2)ヴァリーラ(3)+ケーアン(3)ロンシン(3)ティランダ(2))
COebzwESDOOCteODs+ODl+ODqxgBIkcKCwiyAhDPAhinBCABCgoIRxD7ARiwASABCgkIERC/ARgeIAEKCAgaEDAYOiABCgoIRRCbARinASABCgsI/gEQlgIYwQMgASgG
魔力編成のキー傭兵解説
ネファリアン
・すっかり魔力編成の初手として定番となったネファリアントライゴア。ヴァリーラが相対的にきつくなっても一回動けばロンシンに魔力ダメージ+9を提供してくれる
・魔力編成の場合は基本的に死ぬまで技1をぶん回してドラゴントークンを生成する。魔力ダメージはあればあるほど良い(どれだけあれば十分かはよくわからんのだ)
トライゴア
・使用率が35%程度まで低下。一時期は6-70%と考えると大分減った前環境最強傭兵
・初手ヤシャラージュが相手の初手戦士を滅ぼしたことでそれと相性の良いトライゴアが減ったが、減った分だけヤシャラージュが増える形となった。ミイラ取りがミイラになっちゃったね
・とはいえ強さは健在。ヴァリーラと合わせて信じられない速度で信じられないダメージを稼いでくる
・火力インフレの影響もあり、護衛は守る役割より効果力でしばき切る傭兵が強くなってきた印象。攻撃は最大の防御なんやね
・基本的に毎ターン反発するが、速度低下を受けて反発しても意味ないときだけは殴る。
ロンシン
・やってることは先月と一緒。魔力ダメージを貯めて、しばく。
・大体のターンがティランダと合わせた行動の択になっており、「エルーンの恩寵+星界竜の息吹」で護衛を起点に盤面を一掃するか、「星炎の祝福+魔力の連矢」で連続ダメージを与えていくかになる。読み外すことで負ける試合もたまに発生する。
・星炎の祝福は対ロコラー等の連続攻撃に対して強く出れる点が素晴らしい。メタとしては良いデザインの傭兵
・息吹ケアのため、対魔力編成では護衛を中央に置きましょう。たまに息吹がそれて運で勝てる試合があります
・どちらも運が絡む展開になるので、確率と期待値について考えつつ割り切ったプレイをすることも重要である。大体のゲームがそうやろがい
ティランダ
・ぽーとれーとをもらったよ、うれしいね
・もうちょいいいポートレートがあるやろ?と思った
・基本的には「エルーンの恩寵+星界竜の息吹」「星炎の祝福+魔力の連矢」のセット。ティランダだけ出してエルーンの恩寵を先に切っておくというプレイングもある
・魔力の連矢は上振れも下振れもあるので、想定される盤面で当たる確率の計算をしておくとgood、クソ外ししてもめげない心が大事
・エルーンの恩寵はティランダ本体が生きていないと発動しない、という点は覚えておくと良い(速度7の星界竜の息吹を撃たれる前にティランダを倒すという勝ち筋もある)
魔力編成のサブパーツ
現環境で魔力編成のテンプレートになっているのが以下の編成である。
初手:ネファリアントライゴア+何か
裏:ロンシンティランダ+何か
初手は行動できた際のリターンの大きさが際立つヴァリーラが、裏は高速な影編成を咎めつつ聖なる盾ゴーレムの盾を技3地震脚で剥がしティランダに繋げるケーアンが人気の模様。
魔力編成の初手候補
ヴァリーラ
・初手最有力候補。魔力編成と限っては初手挑発無しヴァリーラがまかり通る。
・理由としては、ヴォルジンカザカスヤシャラージュの対面に対して、
- 1/3の確率でヴァリーラが生き残ってヴォルジンを倒すことが出来てほぼ勝ち
- 1/3の確率でヤシャラージュと初手3体が相討ちになり、やることのないカザカスとティランダの的に対してロンシンティランダケーアンが同時に並べて有利(ティランダのカス辺りによる負け等が発生しうる)
- 1/3の確率でヤシャラージュがネファリアンヴァリーラと相討ちになり、死にかけのトライゴアだけが残って不利(魔力ダメージ+6と火力不足)
となり、Tier1の影編成に対して総合的に有利な対面を形成できるためである。
・単純に他の編成に対してもネファリアンの試行回数を稼ぐ要因になるので、総合的に観て魔力編成に入れ得な傭兵である。ミラーマッチはまあ…うん!
レノ
・新規傭兵。初の呪文に対する挑発持ち。トライゴアに対してヴォルジンが唱える「影の衝撃」をレノ自身に唱えさせることで、次のターンのトライゴアの行動を保証したりできる。タンクという点ではそこら辺の護衛に引けを取らないレベル。
・断末魔は以下の5通りから重複ありで2回ランダムに唱える(打点は術師のクリティカル有、呪文ダメージなし)。運だが火力が割と強く場合によっては相手の護衛に100点たたき出して道づれになったり聖なる盾ゴーレムを2回なぐったりする。
①敵全体に12点 ②敵一体に25点 ③敵一体足止め+10点 ④敵一体凍結+15点 ⑤敵1体11点味方全体25回復
・素の火力はとんでもなく低い+ランダムのため、ヴォルジンカザカスアズシャラのような火力不足相手を起点するような編成だと棒立ちしがち。
キング・ムクラ
・兄という獣トークンのために採用。そのままでも魔力ダメージ+12、ネファリアンが動けば最大15の魔力ダメージを稼げる。15も必要かどうかは正直言ってわからんのだ
・術師が多い環境だと攻撃の遅さがたたって初手一回だけ殴って終わりとかがザラなので、ロンシンの魔力ダメージのために犠牲になる可哀想なゴリラ。挑発が刺さる試合であればまあまあ強い
・たまに無視されて2vs3を強いられたりするので、環境を読まないと足を引っ張りかねない点がネック。でも勝率は魔力編成の平均よりやや高めなので強いのかもしれない
魔力編成の裏候補
ケーアン
・かつてはディアブロの最高の相棒だったが、ヤシャラージュの登場によって初手ディアブロが機能しなくなったため魔力編成の速度調整枠となった(なんなら前環境でもそうだった)
・ディアブロ君脳破壊されてそう
・術師マシマシの影編成に対してロンシンティランダが火力要員として十分に機能しているため、速度低下によって確実に動かせる状況を作り出せるケーアンは最高って話
・シルヴァナスの断末魔を考慮するとケーアンの蘇りが刺さる機会が多いため、影編成メタの構築ができたらラスト1枠は大体ケーアンが担うんだろうなって思った
ミルハウス
・ぽーとれーとをもらったよ、うれしいね
・正直バトグラのポートレートくらいハチャメチャにやってほしい、海パンとか履こう
・たま~に魔力編成にいる。打点要員として爆発力をサポート
。速度4でティランダの技3「エルーンの恩寵」+技1「魔力爆発」の動きで速度1の魔力爆発を生成する動きも強いが、逆にそれ以外の択を選べなくなりがちな印象
・影編成を相手にした時、相手のシルヴァナスの断末魔をケーアンの蘇りで耐えて勝つという勝ち筋がなくなってしまうため、影編成をメタるならケーアンに分がある
アグロ魔力編成
たまに初手トライゴア+ヴァリーラ+キングムクラと並べてマエストラを中央に展開する魔力編成も見かける。影編成以外には瞬間火力の高さ故に有利寄りだが、火力要員を担っているマエストラが、初手中央カザカスのトークンで配置をいじられるのに弱いためトップメタに勝てる魔力編成の強味が消えている印象
サンプルデッキコード
(トライゴア(2)ヴァリーラ(3)キングムクラ(3)+マエストラ(2)ロンシン(3)ティランダ(2))
CPz21QISD+OCouOCsOODremtlOWKmxgBIkcKCghHEPsBGLIBIAEKCQgREL8BGB4gAQoICCoQQBhgIAEKCghFEJsBGKkBIAEKCwj+ARCYAhjBAyABCgsI+AIQjAMYmQUgACgE
凍結編成
サンプルデッキコード
(ロコラー(2)ヴァ―デン(3)ジェイナ(3)+ケーアン(3)ディアブロ(3)シネストラ(2))
CPWBzwMSDOWHjee1kOe3qOaIkBgBIkYKCQgmEJABGFEgAQoLCPsBEIsCGLoDIAEKCghhEJIBGNABIAIKCAgaEDAYOiABCgkIZhDTARgHIAIKCwiVARDgARiOAiABKAI=
凍結編成のキー傭兵解説
ロコラー
・さっきロコラーの単体の強さについては語った、凍結編成でも十分強い
・凍結編成(ロコラージェイナヴァ―デン)を相手にするときは大体ロコラー→ジェイナ→ヴァ―デンと倒すのがベスト。少なくともロコラーから先に倒さないとヴァ―デンの断末魔で悲惨な目にあいます
・相手のロコラーの打点伸びるのが嫌すぎてエースでない高速度の傭兵(クッキーとか)を棒立ちさせるみたいなプレイングも稀に起きる。
・ロコラーの技3の雪玉のダメージ増加は対戦相手の凍気系統にも反応するため、意外と打点が伸びるという点は抑えておきたい。
ヴァ―デン
・ヴァ―デン本体はめっちゃ強いけど凍結だけで編成を組むには傭兵が足りないなって話がしたい
・断末魔による圧がやはり重要。初手ヴァリーラの凍結編成が環境的にかなり厳しいので、自然と裏エースの装備2は発動の機会がなくてつらいなぁという印象。あとバリンダの火力が低すぎる
ジェイナ
・環境全体火力の増加に伴って初手ジェイナでないと火力が足りない状況が多くて多くてしゃーないんです
・とはいえロコラーヴァ―デンジェイナの並びってめっちゃいいんだよね、バランスが良い
・この初手はは対影編成に強く、影編成視点だとジェイナに対する打点が足りなくなりがちなので比較的勝ちやすいが、凍結のメイン打点であるランダム打点が安定した対策に結びついてない模様。大体アズシャラの回復に邪魔されがち
・ますます技2以外の技を撃つ機会がなくなってきた。凍結は傭兵が増えたら一気に環境入りするポテンシャルはある
凍結編成の裏
割と自由ではあるが、なんやかんやで速度低下と相性の良いケーアンディアブロ+何かという組み合わせが多い。hsreplayではケーアンディアブロシネストラ(サンプルデッキコードの編成)が160戦で勝率61%を出しているので割とやれそうな雰囲気はある。
ちなみにバリンダも良く採用されますが、現環境だと凍結ダメージを稼ぐ手段がジェイナ頼りなため、若干火力不足で向かい風の印象。
エリーズ編成
・大きく分けて3通りの編成があります。hsreplay上の割合でいうと①>②>③で勝率は53-4%とマーセナリーズとしてはそこそこです。
バフ+裏エース編成
エリーズのクエストの1つ目の+5/+8全体バフ+ティリオンの断末魔と合わせて全体に+13/+16のバフを与える。エースはリロイキャリエルロジャースか海賊3が多めだが開拓の余地はありそう
サンプルデッキコード
エリーズ(1)ティリオン(2)レノ(3)+スニード(2)エドウィン(1)ユードラ(2)
CPT5zgMSGOOCqOODquODvOOCuuODkOODlea1t+izihgBIksKCwj/AhCOAximBSABCggIBBB/GHAgAQoLCPkCEIoDGJwFIAAKCwicARDjARifAiABCgsInwEQ5gEYvQIgAQoLCOwBEPUBGJwDIAEoAg==
バフエリーズ編成のキー傭兵
エリーズ
・初手速度3で盤面とベンチ全体に+5/+8のバフを、2ターン目に敵全体に18点たたき出す裏エース編成の肝。
・ティリオンよりアタックのバフは少ないが、出したターンに仕事して流血で相手を削るところまで済ましてしまうのが有能ポイント高め。
・初手速度3ということは初手ヴォルジンカザカスヤシャラージュがキツイ。かといって挑発傭兵を抱えると初手ヴォルジンカザカスアズシャラに流血ダメージを回復で消されて起点にされてしまうジレンマを持つ。アズシャラ女王が強すぎるんやね
・エリーズ編成は、いかにしてエリーズ編成だとバレずに良い編成を組めるかが非常に重要になってくるといえる。
ティリオン
・バフ要員とバフ要員がいるじゃろ?同時に使えばいいんぢゃ
・ティリオンは断末魔が発動して初めて効果が発揮するので、ティリオンを無視して他の傭兵を削れるような編成には弱め。
・とはいえ+13/+16された海賊が3体盤面に並んでるの見てみ?超楽しいんだよこれが
レノ
・エリーズのお守。
・断末魔の効果が護衛相手にささりがちなので自然にエリーズとペアを組んでいるが、他の挑発傭兵ももっと試されても良い頃合いだとは思う
裏エース海賊の解説
スニード
・海賊編成のエース。パッチーズとフックタスクが追加されたがAoE持ちは依然スニードのみ。
・裏戦士編成こそ少ないが一発でシルヴァナスが吹き飛ぶレベルの火力見てくださいよこれ、楽しいんす
・海賊軍団にとってこいつがヴォルジン。つまり海賊は強いって話
・ただしバフした場合に限る。バフ無海賊は貧弱なんですわ
・ヴォルジンと違って速度(4)バフだが、AoEはスニード君頼りなので一体一体を丁寧に処理する立ち回りが重要。
ユードラ
・マーセナリーズPVPは1体目が倒れて次に傭兵を出すっていうシチュエーションが多いので、取り回しやすいユードラはなんやかんやで偉いってワケ
・ユードラの枠を新規海賊のフックタスクとかにすると編成の色のバランスが良く見えるが、なんやかんやでユードラに戻ってきがち。狭いあるあるだがユードラは安心感ある。
・エドウィンと合わせると速度0で23打点(13点バフ込み)+大砲15点の高火力が出せる。流石に速度0は強い
裏エースヒューマンの解説
リロイ
・バフした後の速度0、最高
・バフした後に速度0で殴って攻撃を更にバフする、最高
・よくも悪くも運が絡む傭兵だが、海賊(というよりスニード)が処理に困るトークンを残してくるような影編成にやや強めに出れたりすることもある。
ロジャース
・術師アタッカー兼速度バフとして採用。こいつがいないとロコラーがきっついことこの上ない
・バフ込みで速度5火力37打点。リロイ込みで相手のロコラーが死ぬので殴ってくれるのを祈れ!
・技2の一流戦術家で味方のキャリエルを回復し、速度2でキャリエルの殺撃による全体回復を狙う動きもシンプルながら強力。この脳筋ヒューマン編成の頭脳でもある
キャリエル
・男性に年収を聞いてはいけない。PVPプレイヤーにキャリエルコインの枚数を聞いてはいけない。あとロカラコインの枚数も聞いてはいけない。
・全体回復できる唯一の護衛として採用。結果として相性が良い傭兵がヒューマンだっただけでヒューマンシナジーは一切ない
グッドスタッフ編成
エリーズのクエストの1つ目の+5/+8全体バフ+2つ目の18点流血を活かした編成。流血やマエストラによる削りからの裏エースによる全抜きがシンプルながら強力。
サンプルデッキコード
エリーズ(1)ベイン(1)レノ(3)+マエストラ(2)リロイ(3)ロジャース(1)
CMaCzwMSFeOCsOODg+ODieOCueOCv+ODg+ODlRgBIk4KCwj/AhCOAximBSABCgsI8wIQ9wIYigUgAQoLCPkCEIoDGJwFIAAKCwicAhDJAhjsAyACCgsI8gEQ/QEYqwMgAQoLCPgCEIwDGJkFIAAoAw==
エリーズ+レノの並びに拘らなくても良いかもしれない。
影編成を使いすぎているので初手ヤシャラージュにおびえすぎている節があるので、来月はもう少し色々な編成を使用して使用感を共有できるようにしたい。
グッドスタッフ編成のキー傭兵解説
ベイン
・新規傭兵。ケーアンの息子らしい。なぜそのチョイス…?
・装備1で両隣の攻撃から身を護るトーテムを召喚する。エリーズのバフ込みで18打点を吸ってくれるので初手のダメージレースに対してかなり優位に働く。
・マエストラの入れ替え効果で再度トーテムを出し直せるので、自身のエースを守る動きとしてはシンプルながら強力。
・疑似全体回復と全体25点攻撃と万能っぽいが、術師が多め戦士少な目の環境なのでやや本体の火力不足感は否めない。ロジャースからの速度2全体25打点コンボは流石に強い。
マエストラ
・奇襲要員として一定の人気がある新規傭兵。パッチーズといいマエストラといいデザインの落とし込みがうまい。
・味方の攻撃に反応してベンチから登場し不意打ちのクリティカル攻撃を仕掛けてくる装備2が採用される。他の装備は環境依存かつ火力不足のため採用されない
・対面の攻撃は、相手と互い違いのようになっている(盤面の合計キャラクター数が奇数になっている)時に両方を攻撃するという特性を持っている。
・つまりトライゴアと組みつつ互い違いの盤面を作ることで、1回の攻撃で2体に対してクリティカル+トライゴアの反発ダメージを生成できるって話。相手は死ぬ
・弱点が配置依存なのと、よりにもよって環境トップのカザカスがゴーレムで配置をいじってくる点。逆にそうでない編成相手には無類の強さを誇る。
リロイ
・バフ編成に比べてグッドスタッフは火力が低いなってことは念頭に置くとよい。
・ベインのトーテムのお陰でチキンを食う余裕はあるので、無敵で攻撃できる点を活かしたい
正直①②の境目はティリオンがいるかどうかでしかないので、あまり意識して分ける必要はないです。
クエスト編成
エリーズの装備3によってクエストを進め、3ターン目に黄金のサルの早期着地させて全抜きする編成。
エリーズが3ターン目に生きていれば、速度1で黄金のサルからヴァリーラのナイフの雨によって67点AoEが飛んで勝ちます。黄金のサルを出されたターンに敵傭兵を倒そうもんなら、ンゾスがターン開始時に全体64点AoEを飛ばしてきます。勝ちます。
エリーズが死んだら打点がなくなるため負けます。メタられやすく相手の初手に依存するため、プレイングや運要素は殆どないデッキではあります。
サンプルデッキコード
CJbwzQISHumrmOmAn+OCr+OCqOOCueODiOOCqOODquODvOOCuhgBIksKCwj/AhCQAximBSABCgkIERC/ARgeIAEKCgheEI0BGMkBIAEKCwjVAhDmAhjaBCACCgsI+wEQiwIYugMgAQoLCJUBEOABGI4CIAEoAw==
クエスト編成のキー傭兵
初手エリーズ+ヴァリーラ+ウーサー
裏ンゾス+適当に2枠(打点枠のロコラーと体力バフのクッキーが多め)
まとめ
・影編成がとにかく強い、旧神追加によって今後も強くなり続けることが約束されてる
・その対抗策として魔力編成やエリーズ編成が台頭しつつある
・多くの編成に対して、影編成は相手の初手さえ把握していれば初手の組み合わせの変更で対応可能であるのでメタられても尚強い(この辺りの話は下のdiscord鯖で議論されたりしています)
終わりに
マーセナリーズのPVP鯖をdiscordに立ててます。お陰様で参加者60人突破しております
【Hearthstone】マーセナリーズ環境考察2022年5月度編
どうもをしるこです。こんにちは。
先月に引き続き、マーセナリーズPVPの月間環境考察を実施していきます。
なお、このブログの賞味期限はパッチ23.4適応のため既に切れています。
今月のPVPの結果
筆者は5月度シーズン7において、最終レート14000でフィニッシュしました。先月狂ったようにラダーした結果30000だったので、実質レートは半分になりました。なお順位は14位の模様。不思議やね…?
Tierランク
5月度時点での主観的Tierランクは以下の通りです。左にいるほど強いですが割と曖昧なので参考程度に。ちなみにンゾスはB-C、マーキーはFです。
S 汎用性が非常に高く様々なデッキでの活躍が期待できる傭兵
A+ 汎用性が高く、構築の中心として活躍できる傭兵
A 環境デッキの構築において、ラスト1枠等で活躍が期待できる傭兵
B 十分強い(かつて強かった)が、ランクS~Aの傭兵に立場を奪われている傭兵
--------ここから↓は環境にいない-----------
C 可能性はあるがイマイチ活躍の機会がない傭兵
D マイナーデッキのサブパーツにはなる傭兵
F ノーチャンス傭兵。もうちょい強くしてもろて。。。
・影編成の評価を下げ、凍結編成の評価を上げ
・魔力編成の評価と海賊編成の評価を上げ。
・先月Dだった海賊編成がA+になっている?妙だな…
4月度からの環境推移について
さて、マーセナリーズでは5/10に新傭兵であるン=ゾスが追加されました。が、現存の傭兵とのシナジーが強い訳ではないため、環境そのものには殆ど影響しませんでした。ではなぜ環境が変化したのか?環境の変化に寄与しているのは以下の2点だと私は考えています。
①影編成一強環境から凍結一強編成への回帰
先月度初旬時点ではカザカスの使用率が90%になっていた瞬間もあり、カザカストライゴアディアブロ、カザカストライゴアヴァリーラなどの影トークン編成が環境を席巻しました。その中で、凍結編成がある程度影編成相手に戦え、かつヴァ―デンロコラーのご機嫌次第でイージーウィンできることがラダーを通して広まった影響か、凍結編成が徐々に割合を増やしていき逆転するに至ったと考えられます。
②海賊編成の参入
凍結編成が環境を席巻していく中、5月中旬あたりから海賊編成が突如hsreplay上に登場していきます。海賊編成の特徴として「高速度で腐りにくい」「エースに高火力AoEを使える護衛スニードがいるため、裏戦士エースの編成にことごとく強い」点が挙げられ、初手トライゴアやロコラーさえ倒してしまえばスニードが大暴れできる点が非常に環境にあっている形となります。
マーセナリーズの長所として、「ある程度育成が完了していれば、相手が使用した編成をパクりやすい」という点があるので(これを長所というかは所説ある)、彗星のごとく現れた海賊編成に惹かれ、使ってみようと思うプレイヤーが増えている(そして今後もある位程度増えていく)と思われます。
ちなみに私自身4月に海賊編成を幾つか試していましたが、「初手海賊編成はトライゴアに勝てないから弱い!」と短絡的に結論づけ、先月末のTierランク上では「海賊はDランク」などと訳の分からないことをほざいてました。海賊の皆様方におきましては、不快な思いを与えてしまい大変申し訳ありませんでした。
現在の編成割合
現在はhsreplay上では大体凍結スタン30%、純正凍結20%、影15%、ドラゴンor魔力15%、海賊10%、その他10%といった分布になっており、先月よりかは環境の偏りがマシになっている印象です。あくまでマシという話ではありますが(ロコラーとトライゴアの使用率が60%という点を考えると多様性がある、とは言い難いですね…)
あとしれっと書いてますが、ドラゴン軸の魔力編成も4月から相変わらず一定数環境に存在していて、hsreplay上ではある程度の高勝率を残しています。その実態は若干謎ではありますが、普通に相手していて強いので強いんだと思います。適当ですね
初手一覧
基本的に強い編成は下のブログに記載してます、ついでに読んでね
先月と殆ど変わらないので簡単に書きます。括弧の数字は装備番号です。
凍結
①バリンダ(2)ヴァリーラ(3)+ヴァ―デン(2)で全抜き
②バリンダ(2)ヴァリーラ(3)+トライゴア(2)からの裏凍結で上から凍結して勝つ
③ヴァ―デン(3)ロコラー(2)+ジェイナ(2)orトライゴア(2)などでダメージレースに勝つ
の大きく分けて3通りある印象。
凍結編成はとにかく種類が多くて面倒くさいが。バリンダやジェイナが初手でいる場合大体裏も凍結であることが多いので、裏を想像しながら戦うと良いでしょう。
ちなみに③は、↓のグッドスタッフに繋がる場合もある。
グッドスタッフ
・ロコラー(2)ヴァ―デン(3)ティリオン(2)
「おいこれ凍結編成じゃないか?」「違います!グッドスタッフです!」
裏は大きく分けて2通りあって、海賊編成(スニード(3)エドウィン(2)ユードラ(2))かケーアンディアブロ編成(ケーアンディアブロ+α)がいる。前者は戦士相手に強く、後者は術師相手に強い。環境的には前者の方が刺さっている印象
海賊編成はティリオンの断末魔があって初めて真価を発揮するのでるので、ティリオンの枠がジェイナの場合は十中八九ケーアンディアブロ。
影
基本的にカザカス+トライゴア+ディアブロ(3)またはヴァリーラ(3)。
なんやかんやで減った。やはりロコラー・トライゴアヴァリーラ相手が厳しい印象。裏にはヴォルジン(3)シルヴァナス(3)がいて、ラスト1枠はクッキー(3)やケーアン(3)等。
一周回ってシルヴァナス対策がおろそかになっている感じはあるので、カザカストライゴアディアブロにはまだ可能性を感じる。使ってないので感じるだけではある。
ドラゴン魔力
ネファリアン(3)トライゴア(2)までほぼ確定。魔力エースのロンシンを活かすことを考えるとこの初手以外はちょっと考えづらいがこのブログはすぐ嘘つくからな、他の初手も可能性があるはずなんだ
相方はムクラ(3)やヴァリーラ(3)、ユーロン(3)から選択。大体裏にはロンシン(2)ティランダ(2)がいる。ラスト1枠はミルハウス(1)や速度操作要因としてケーアン(3)が候補に挙げられる。
5月度から評価が上がった傭兵
最期に、評価が上がった傭兵についていくつかコメントして5月度の環境考察としたいと思います。
・誰だよ海賊はノーチャンスとか言ったのは
・俺だよ、その節はごめんね
・速度2で戦士を50点近く削るスニード君のために生きている。
・技1の2回攻撃も技2による無敵30打点もランダム攻撃ながらなんやかんやで強力。他の海賊で2体倒せば実質ランダムじゃないよね(脳筋)
・海賊編成は裏ロコラーが兎に角厳しいので、最終的に霞嵐との同速5でのお祈りが発生しそこで勝敗が分かれがち。そうならないように立ち回れるかも重要になってくる
・スニード
・ティリオンの断末魔込みで圧倒的な火力を出せるようになった現環境最強の護衛エース、トライゴアを一緒にバフされて一月後に発見されたニューフェイス
・26打点(9+9+8)の非接触AoEは環境最強クラスで、これが速度2で飛んでくるんだから弱い訳ないんだよね
・逆にこいつが海賊編成の火力の8割を担っているので、スニードさえ強化させなければなんとかなる。ティリオンと同速勝負で攻撃を1にされると負けたりする。
・初手ヴァ―デンロコラーは倒す相手を選べないので、そういう意味でもティリオンの断末魔をパッシブで発生させやすくなってる現環境では海賊が強いってワケ
・ユードラ
・海賊編成の潤滑油、ヌルヌル過ぎて海賊編成のプレイングの8割がこいつの動きや大砲の配置を決めることにかかっている。過言ではないです。残りの2割は初手凍結の運
・基本的に4体目として出し、大砲と自分を出し入れして味方が死ぬのを待ちます。ティリオン君はたまに王の祝福でユードラを守ってくれるのに…
・エドウィン込みで速度0攻撃が可能になるため、死に掛けのトライゴアにトドメを指す係としても重要。こいつが死ぬとトライゴアで詰む
・たまーに出てすぐのスニードを回収したりする。次のターンだけ雄たけび効果が2回乗るので35打点AoEが出せる。
・たまーにシルヴァナスのトドメの前にスニードを回収したりする。シルヴァナスの断末魔を回避しつつエドウィンでトドメを指すことで引き分けが勝ちになる。
・ミラーマッチの際はスニードの攻撃を大砲の配置によっていい感じに致命傷に抑えることも念頭に置いて出し入れする。
・相手がケーアンディアブロの場合、大砲を増やすことでファイアストンプのダメージが増える点には注意。
・ニュウヅァオ
・稀に入っているしゃらくさい護衛枠。聖なる盾を振りまいて味方の耐久をあげていく
・一撃で死ななければ生存ラインが一気に上がるのでたまにぶっ刺さる
・特に凍結相手で強く、相手のヴァ―デンの断末魔に反応させて聖なる盾を展開するといったプレイングもあり、初見殺し感は否めないが使用者が少なく対策が固まっていない印象
・スニードが速度2で殴って来るので、多少速度操作が無いと護衛能力を失い腐ってしまうため、対凍結の連戦時にメタとして積む存在として機能しそう
終わりに
【Hearthstone】マーセナリーズ環境考察2022年4月度編
どうもをしるこです。こんにちは。
先月に引き続き、マーセナリーズPVPの月間環境考察を実施していきます。
今月のPVPの結果
筆者は無事4月度シーズン6において、アジアサーバー歴代2人目のレート30000に到達いたしました!最終も2位でした。
いやまだ4/27なんですけどね?
シーズン6のランキング見て、これもう最終2位でよくない?ってことで先んじて4月最終2位として公開しました、後悔はしてない
アジアPVPで1位を3ヶ月もの間独走し続けているマーセナリーズ最強の男김민수(キム・ミンス)に続いての30000到達ということで、これはもう実質日本で一番PVPをやってる暇人プレイヤーと言っても過言じゃないのでしょうか。
過言かもしれん…
過言だったらいいな…
Tierランク
ということで今月(パッチ23.0)の個人的TIerランクを作成しましたので紹介していきます。ざっくり作成しましたが基準は以下の通りです。左にいるほど強いですが割と曖昧なので参考程度に。ちなみにマーキーはDかFです。
S 汎用性が非常に高く様々なデッキでの活躍が期待できる傭兵
A+ 汎用性が高く、Sとのシナジーもしくは対Sでも引けを取らない傭兵
A 環境中心の構築において、ラスト1枠等で活躍が期待できる傭兵
B 十分強い(かつて強かった)が、ランクS~Aの傭兵に不利で立場を奪われている傭兵
C 可能性はあるがイマイチ活躍の機会がない傭兵
D マイナーデッキのサブパーツになりうる傭兵
F ノーチャンス傭兵。もうちょい強くしてもろて。。。
ざっくり要約すると…
・パッチ23.0環境では、影・凍結・ヴァリーラ・トライゴア・ケーアンディアブロが環境のど真ん中におり、圧倒的Tier1の名を欲しいままにしている
・したがってそれらをサポート可能な傭兵の評価が大きく上がり、そうでないシナジーの傭兵たちはポテンシャルを活かす機会すら奪われてしまっている(環境の9割がA以上で、AとBでは大きな溝があると言っても過言ではない)
・前パッチで登場し圧倒的な強さを誇ったドラゴン編成は、登場からわずか2週間後に強化されたトライゴアによって滅ぼされた。たった2週間ですよ?僕は悲しい
・逆に今使われていない傭兵も、トライゴアやカザカスに強い組み合わせが追加、あるいは見つかり次第ランクが急上昇することもありえる。
初手一覧
今月にとりわけ多く見受けられる編成について紹介していきます。かっこの数字は装備番号です。基本的に装備はティリオン以外1択になりがちです。
カザカス(3)トライゴア(2)ディアブロ(3)
・パッチ23.0で最初に台頭した最強の初手。今だにトップクラスの性能で使用者も多い王道のグッドスタッフ影編成。
・後ろはヴォルジン(3)シルヴァナス(3)が確定で赤ならケーアン(3)、青ならクッキー(3)が入る。一応クッキー入りの方が勝率高めだがミラーになるとケーアン入りの方が有利な印象。
・カザカスの急襲トークンで相手を削りつつ、ディアブロの体力やシルヴァナスの攻撃をバフさせてヴォルジンケーアンの速度操作で一方的に倒す編成。全ての傭兵がシナジーし合っており完成度が非常に高いのが特徴。カザカスは潤滑油なんやね
・よくも悪くも初手で構築が完全にバレるが王道なのでそうそう負けません。最近はヴァリーラ編成のプレイングが洗練されてきており若干不利寄りな印象
カザカス(3)トライゴア(2)ヴァリーラ(3)
・次点で多い影ヴァリーラ編成。1ターン目に王道編成であるカザカス・ディアブロを急襲ゴーレムの当たり方次第だが(19/27の確率で)倒せる点、ヴァリーラで一方的に集中攻撃できる点が強み
・後ろはヴォルジン(3)シルヴァナス(3)が確定で赤ならスロール(3)、青ならクッキー(3)、タムシン(3)、緑ならシネストラ(2)が多い。ラスト1枠は環境次第だがクッキーが一番刺さっている印象。
・王道編成に体感有利寄りだが、初手のヴァリーラの攻撃先が相手に依存する上にヴァリーラ編成故のプレイングの難しさがあり、プレミなしで行動できるプレイヤーはあまりいない印象。基本的にヴァリーラが死ぬと確定したターン以外は隠れ身を維持している方が強いと感じるが語れるほど上手く使えないので黙っておきます。
ロコラー(2)ヴァ―デン(3)ジェイナ(3)
・ヴァリーラ軸に強い凍結編成。トライゴアカザカスの行動は殆ど確定のため、常に凍気ダメージ+8の状態で行動できるのが今の環境にあっているのが凍結編成
・よくも悪くもランダム要素に左右されがちだが、それゆえにどんな相手にも勝ち筋がある構築。当たり方の組み合わせが膨大なので一概に有利不利を語れないレベル
・hsreplayを見る限りではまあ5分なんじゃあないかな?体感そんな感じ
・後ろはケーアン(3)ディアブロ(2)が多く、緑なら対シルヴァナスに有効なティリオン(3)、青ならケーアンディアブロに強く初手カザカストライゴアヴァリーラにより強く出れるクッキー(3)が採用される。シネストラ入りもかつてはいたが滅んだ
・初手ディアブロ入りならディアブロに技2を、ヴァリーラ入りなら技1をヴァ―デンの次に使う(ここ重要)。プレイングの秘訣は日頃の行いを良くすること
バリンダ(2)トライゴア(2)ヴァリーラ(3)
・凍結編成にやや強めのヴァリーラ軸。ロコラーをバリンダの本体である凍結エレメンタルで凍らせて、ヴァリーラを残しつつロコラーを2ターン目に処理できるのが強み
・他にも、バリンダの攻撃でトライゴアを削ることでヴァリーラの攻撃先をトライゴアに誘導することが可能であり、ヴァリーラの体力を維持して生き残りやすくできる点も強み(カザカストライゴアヴァリーラは初手でトライゴアの反発を受けてしまうことが多いため、こちらの方が使いやすさでは勝る印象。)
・裏にはヴァ―デン(2または3)ロコラー(2)まではほぼ確定で、ジェイナ(3)、クッキー(3)、ティリオン(3)が候補に挙がる。何度か使った感想としてはティリオンがいないとシルヴァナス編成に手も足も出ないためティリオン優先
・凍結編成以外には後手を取りがちなので殆どいない。凍結編成でこれにあたった時はまあドンマイって感じで切り替えていこう
バリンダ(2)ジェイナ(3)ヴァ―デン(3)
・ほぼ見かけないがhsreplay上での勝率が最も高い凍結構成。見かけないため語れることがない。多分マッチしたことすらない
・後続は相性の観点からロコラー(2)シネストラ(2)クッキー(3)までほぼ確定。他の選択肢もありそうだがデータがないので語れることがない。使用者は情報求む。
ロコラー(2)ティリオン(2)ヴァ―デン(3)
・ここ2週間で1位のプレイヤーであるキムがなぜか好んで使っているので紹介。4月下旬の時点で2位(私)とレート3000以上離してトップを独走していたので遊んで使っているのか真面目なのかは正直わからない
・凍結で削りつつティリオンの断末魔で裏のエースをバフして無双する構築。ロコラー登場前はジェイナが入っていたこともありPVP初期から愛されている古の良構築。
・裏にはケーアン(3)ディアブロ(3)が確定で入っており、殴れるエースであるイリダン(2)やロジャース(1)が選択で入る。キムは最終的にイリダンを選んでいた気がする
・なんでフレンドでもないキムのことこんなに知ってるかって?人がいないせいで毎日PVPやると毎日キムとマッチするからだよ
・なんで毎日キムとマッチしているのにフレンドじゃないかって?マーセナリーズPVPにはフレンド申請機能がないからだよ
各上位傭兵の解説
最後に、Tierランク上位と評価した傭兵について簡単なコメントを残して4月度の環境考察とさせていただきます
S 汎用性が非常に高く様々なデッキでの活躍が期待できる傭兵
カザカス
・程よいランダム要素、トークン生成、影系統、全体バフとあらゆるシナジーに対応している万能の神。強すぎて多様性を奪ったというゲーム的に致命的な欠点以外完璧な性能してる。強すぎるって悪いデザインかな?
・hsreplayによると上位10%プレイヤーの使用率90%らしい。今環境はこいつがメガガルーラ。ちなみに3月はロコラーがメガガルーラでした
・こいつが初手で死ぬとシルヴァナスが弱くなる…けどそれでも勝てちゃうんだなぁ。だってTier1だもの しるを
トライゴア
・反発バフにより上位勢使用率66%まで到達。かつて獣界最弱だったのにどうしてこうなったのか…慢心、環境、バランス調整の違い
・反発読み集中攻撃読み攻撃みたいなことは一切しない。ずっと反発する。反抗期か?
・基本的に最初にこいつを削るか速度低下させて2ターン目に腐らせて倒すことを想定することから構築はスタートする。
・個人的には90%いるカザカスなんかよりよっぽど悪いことしてる。こいつとヴァリーラのせいで初手のバリエーションが著しく減った
・強すぎるって悪いデザインかな?当たり前やろがい
ヴァリーラ
・メタが回るにつれ環境トップに舞い戻ってきた光の速さで殴る美女。なんならずっと環境にいるレベルで常に環境上位
・隠れ身解除という無理やりなヴァリーラ対策が複数の傭兵に配られるくらいには存在が厄介。なお隠れ身対策可能な傭兵が悉くトライゴアに弱いのであんまり意味なかった模様。テストプレイとか…なさらなかったんですか?
・つまり現環境におけるヴァリーラ対策は①「相手の攻撃を耐えて速度を下げる技を使う」か②「シルヴァナスのクイーンの虜で強制的に隣接傭兵を攻撃させて解除する」の2通りしかない(そのためにシルヴァナスをバフさせずに死なせてもかまわないレベル)
・ヴァリーラ初手がミラーになるとマーセナリーズじゃんけん大会が始まる。相方次第で相性が大きく変わる点からもこいつが強いほどプレイングの割合が減っていき相性ゲー、速度じゃんけんゲーになる。PVP勢としてはトライゴアに次ぐさっさと環境からいなくなってほしい傭兵筆頭ではある
・好きな人は本当にごめんね、おらもヴァリーラはえっちで好きだけどPVPでは嫌いなんだ
・じゃんけん女と言いつつ隠れ身を維持しつつアドバンテージを得るプレイには制約が多く、ミラー以外でのプレイングは難しい傭兵ではある。思考停止で扱えるほどではない
シルヴァナス
・トークンデッキのエースというニッチな編成のエースから影編成のエースに昇格したお姉さん。カザカスが1回ゴーレム出すだけで攻撃+15と十分すぎるバフが乗るのでとても偉い
・技1が影系統のためヴォルジンと合わせて速度1で50打点とか出してくる。術師は死ぬ。例えティリオンを入れたとしてもヴァ―デンケーアンによる速度低下やバフする機会を与えないようなプレッシャーを与える等の工夫を凝らさないとすぐ無双してくる
・しれっとクイーンの虜で削る動きがヴァリーラの隠れ身対策や攻撃高めの編成相手に刺さっていることが分かってきたので、なんだかんだで攻撃バフを一度も使えなくても削りという最低限の仕事ができるのが偉い
・つまり今の影編成には「ヴァリーラ/ディアブロでアド取って勝つ」「ヴォルジンカザカスで影の爪振って勝つ」「シルヴァナスで攻撃をバフして勝つ」という明確な勝ち筋が3つもあるってワケ
・シルヴァナス編成でのミラーでは、相手のクイーンの虜対策のためにシルヴァナスを中央に置かず、かつディアブロ等の護りたい傭兵を隣に置かないように配置には注意しようね!
A+ 汎用性が高く、Sとのシナジーもしくは対Sでも引けを取らない傭兵
ヴォルジン
・カザカスシルヴァナスが評価Sである要因でもある。速度3アップはシンプルに強く、影編成はヴォルジンがいる限り常に環境上位にいると言って過言でない
・じゃあ評価Sにしろよって話なんだけど、こいつ単体じゃあ環境トップかっていうとそんなでもないし他と組んで強いタイプだしA+じゃねって思った、こういうのは適当なんすわ
・ヴォルジンの技3+カザカスの技1の影コンボはシンプルに凶悪。死に出しで出てきたケーアンが一切動かないまま死んだりするので対策を練らないと止まらない。
・上のコンボを止めるためにカザカスゴーレムが死んだ数を加味しつつ、ヴォルジンの速度を落とすように立ち回ろう。大体カザカスを4ターンほど放置すると文字通りゲームが終わる
・ヴォルジンを誰でどうやって倒すか、最後抜きエースとしてヴォルジンが出る前にシルヴァナスをどうやって無償で倒すかが対戦の勝敗を大きく分けることが多い
ロコラー
・対ヴァリーラの筆頭候補。速いメスガキをロコらせる漢の中の漢
・現環境で凍結編成が強いのはこいつがいるから。対凍結はまずロコラーを最初に倒すことから考えよう
・一切味方を守らないけど死ぬほどヘイトを買うことで他傭兵を守っているので、その辺の護衛なんかよりもよっぽど護衛してる
・よくも悪くもランダムで打点を稼ぐ傭兵なので多少運負けしてもニコニコしよう
ヴァ―デン
・かつては凍結編成のエースだったが膝にReworkを受けてな…
・今の凍結編成は削り兼起点作り兼トライゴアヴァリーラしばきの役割を担っており、速度低下だけを買われて単体で運用される機会は殆どなくなった
・上記の理由から、全抜きするための凍気ダメージバフよりも断末魔が多い。相手にする際はロコラーより先に倒すとえげつないダメージが全体に飛んでくるので絶対ロコラーから先にしばこう
・Reworkはほど良くランダム要素を産み出しかつヴァ―デンの単体性能を強すぎない程度に上げたので良いデザインだと個人的には思った。トライゴアさえいじらなきゃよ…
ジェイナ
・ロコラーヴァ―デンと仲良し。環境の高速化に伴い、単体性能の低さ故に初手以外での運用が弱くなった(裏から凍気ダメージ0のまま出ると火力が低すぎる)
・正直ロコラーヴァ―デンと比較すると単体での評価はもう少し低めだが、どうせ一緒に運用されるので凍結系統で評価を統一。わけると管理するの大変だし
・技2をほぼ毎ターン撃って凍結ダメージをせこせこ稼ぐ。たまーに凍結エレメンタルを召喚するがヴォルジンの技2の16点AoEやカザカスの雄たけび込みディアブロ(攻撃16)相手に出すと単純に損するためアドが取れる機会は極端に減った。
・装備によって確定で1ターン耐えるので次のターンまで想定した動きを計算しやすい。放置しても良い程度の火力だが放置しすぎるとなんやかんやで倒せなくて護衛が仕事しづらいのでいつ倒すかがむずかしい存在。
ディアブロ
・マーセナリーズプレイヤーに速度操作の強さを教えてくれた悪魔のおじさん。半年経った今でも僕たちに速度操作の強さを教えてくれる。
・ダイアモンドポートレートにするとたまに勝利後に僕を褒めてくれる。僕を褒めてくれるのは上司と親とディアブロだけ。いい奴だよ本当に
・しれっとカザカスのバフの恩恵を受け、ジェイナ相手に対面負けせず、かつ術師相手にドゥームチャージで32打点出せるように。ファイアストンプの48点と合わせると合計80点となり大体の術師はケーアンと合わせて落とせるように。
・護衛1(初手トライゴアのみ)の編成とかだと、意識して削らないとなかなか死なずに気づいたら体力200とかざらなので、誰でディアブロを倒すか、あるいは詰ませるを考えて動くのがポイント。大体その役割はシルヴァナス(削り)かシネストラ(詰ませ)、ディアブロ(削り)のいずれかが担う。
ケーアン
・初手ディアブロで裏に赤がいる…じゃあケーアンだね!と即決する。
・シルヴァナス編成を相手にする際のキーパーツとなっており、
①「シルヴァナスが攻撃をバフするターンに地震脚を使うかシルヴァナスを倒す」
②「ヴォルジンをシルヴァナスが出てくる前に先に倒しておく」
③「シルヴァナスが死ぬ時まで装備3の蘇りを保持しておく」
といった勝ち筋を通すために必要となるケースが多い。特に①のパターンが多いので地震脚は今環境で非常重要な技であり撃つタイミングが勝敗を左右する。
・ヴォルジンカザカスの影爪コンボによって終盤に速度低下を使えないまま死ぬことも増えており、前よりも雑に扱いづらくなった。
A 環境中心の構築において、ラスト1枠等で活躍が期待できる傭兵
シネストラ
・^^;←A評価にしたけど最近いうほどみかけないなぁという顔
・単体でディアブロをはじめとする戦士を詰ませることが出来る唯一無二の特性があるが、ケーアンディアブロのセットだと速度低下+集中攻撃で処理されてしまうので、出すタイミングを考えないと意外と全体攻撃できないまま死ぬことがあります
・一応黄昏の滅亡を撃ったターンに速度低下されなければ余程のことが無い限り一度は全体攻撃が使えるので、ラスト1枠として想定しておくにこしたことはないのでこの評価
ティリオン
・謙遜の審判による対シルヴァナス性能の高さ故にメタカードとしての役割を買われて投入されるようになったおじさん。
・とはいえヴォルジン+シルヴァナスの組み合わせだと先に速度1で致命的な仕事をされてしまうし単体の火力は13と低いので、メタるには他の傭兵との連携が必須になってくる(特にケーアン君の協力が不可欠)
・ケーアンディアブロティリオンでシルヴァナスの相手をするとき、ティリオンの謙遜の審判からシルヴァナスを倒し切れるようにディアブロのアポカリプスをはじめとするクールダウン技の撃つタイミング、前ターンの削り等の計算はしておこう
・あとシルヴァナスのクイーンの虜があるので配置には気を付けよう。味方に王の祝福をかけたしたせいで負ける試合も結構ある
・殺劇による聖なる盾付与も単純に強力。環境に回復持ちが少ないため狙える時は積極的に狙おう
クッキー
・後続がバレるという欠点を上回るレベルで体力+9が過去一環境にぶっ刺さっている
・例えばカザカス+トライゴア+ヴァリーラの攻撃で確定だったジェイナがアイスブロックを残して耐えるようになる((10+4+9)+(13+4+10)*2 =77打点、ジェイナの体力が丁度77のためクッキー抜きだと1ターン目にアイスブロックがはがれる)。
・例えばカザカス+トライゴア+ヴァリーラの攻撃で急襲ゴーレムの確定圏内まで削られるはずのカザカス(((10+4+9)+(13+4+10)*2 =77打点、残り体力2)やディアブロ((10+4+9)*2+(13+4+10) =73打点、残り体力6)が高確率で耐えるようになる。この対面は耐えればディアブロ入りが強くなるので十分採用の余地がある
・あと凍結編成でなんやかんや殺劇を続けると、ジェイナがアイスブロックを持った状態で生存し続ける事案も起きる。クッキーの強さが分かれば上級者
・対ケーアン相手に一方的に2ターン連続殺劇を決める動きが強い。クッキーがいるときはケーアンの体力をケアしよう
バリンダ
・たまーに見る程度まで使用率は下がったが、ヴァリーラとの相性が良くメガガルーラの子供こと凍結エレメンタルくんの縛り性能が高いためこの評価。
・凍結編成が環境しているため、ロコラーをある程度縛れるバリンダの評価が相対的に上昇している。やはり凍結エレメンタルってすげえわ
・とはいえカザカスも環境に多く存在しており、前環境でできていた凍結エレメンタルを2ターン使える動きが取れなくなってはいるので、対凍結編成以外ではやや足を引っ張りがちなのと後続が凍結でないと放置されやすく負け筋になりうるのが欠点。
スロール
・エースとしての人気が高めの護衛。凍結でもなければディアブロもいないような編成に護衛枠がある場合はスロールを疑ってもいいかもしれない
・ケーアン入り相手だと挑発で腐りやすく、2回動くと満身創痍になる等足を引っ張るシチュエーションも少なくない
・とはいえロコラートライゴアケーアン以外の護衛が護衛としてふがいなく、疾風による対戦士への80ダメージは純粋に強いためこの評価。編成や試合状況によっては裏ロコラーよりも困る
イリダン
・ティリオン断末魔からの抜きエース構成でのみ採用。
・強いかはわからないし実質キムミンスしか使ってないけどあのキムミンスが使ってんだ、きっと強いよ。知らんけど
・初手ティリオンの編成で裏が赤1緑2の場合は配置に気を付けよう。特に左端。
B 十分強い(かつて強かった)が、ランクS~Aの傭兵に不利で立場を奪われている傭兵
ランクBはトライゴアに滅ぼされた傭兵・シナジー博覧会と言って過言ではありません。実際パッチ22.6との違いはヴァ―デンのreworkとトライゴアバフくらいなので。
特に影編成にある程度メタを貼れる存在であるドラゴン・魔力シナジーをつぶした罪は大きい。
逆に言うとトライゴアさえいなくなれば普通に強いシナジーを紹介してはいるので、トライゴアナーフを待って気長に育成するといいでしょう。このゲームでナーフがあるかはわからないけど。やっぱ強すぎるって悪いデザインだわ
ロンシン
ドラゴン編成の裏エースとして魔力ダメージの爆発力が期待できる装備3、カザカスやディアブロ、ひいてはロコラーといった現環境を象徴する連続攻撃への超強力なカウンターになる技2、倒した相手を隣ごと一掃する技1とパッチ22.6ではドラゴン編成の核としての役割を担っていました。パッチ23.0が登場するまでの2週間の間は…
初手トライゴアに奪われたアドを取り返せず、トライゴアを倒している内にカザカスが成長させたシルヴァナスに一方的に処理されて勝てなくなってしまうため魔力ドラゴン編成は成立したものの環境から無事消えました。
ネファリアン
技1がトライゴアと噛み合っており、マーセナリーズにしては多様性のある装備を持っていましたが結局トライゴアヴァリーラに滅ぼされました。ドラゴン編成は戦将ヴーンの爆発力が強かったというのもあり、初手トライゴアに致命的に弱いヴーン入りは絶望的に環境にあっていなかったとさ…
戦将ヴーン
ドラゴン傭兵が追加されたパッチ22.6で最強を誇ったドラゴン編成の起爆剤。ネファリアン1体の攻撃だけで+20打点を追加するなど打点の暴力ともいえる能力で最強の名をほしいがままにしていた。パッチ23.0でヴァリーラメタも手に入れたが能力的にあまりにもトライゴアに弱かった。2週間天下である。
ユーロン
かつてはヴァリーラの隠れ身を剥がせる唯一無二の護衛ドラゴンでしたがなんやかんやでトライゴアに滅ぼされました。初手戦士の行動を許さない点で強かったが現環境の初手戦士は体力が一気にバフされるディアブロ・隠れ身で対象に選ばれないヴァリーラとユーロンの良さを生かしきれないのでやはり厳しい
アレクストラーザ
パッチ22.6のアレクストラーザ「どれだけでっかいシルヴァナスが出ても安心。速度1で確殺します。」
今のアレク「これシルヴァナス倒したら負けでは?」
トライゴアがいない間はドラゴンのゴリ押しで数的有利を作れたため、アレクを入れるだけで対シルヴァナスに比較的有利に勝てていたが、トライゴアがうんぬんかんぬ~ん。
ティランダ
魔力編成のエース。パッチ23.0で技2が強化され初手ドラゴン獣・裏魔力という強い編成に候補として挙がるようになったが、同時に評価されたトライゴアに初手のドラゴン勢がアドを稼がれちゃうと厳しい。流石にティランダはトライゴアに訴訟しても良いと思う
ミルハウス
魔力編成のエースではあるが、裏術師は速度が遅いと一方的に戦士に殴られて死にがちなのでロマン枠って感じ。
デスウィング
ドラゴン編成唯一の挑発タンク。実はこいつはトライゴアがどうこうでなくドラゴン同士のスタメン争いに負けた口ではある。なんでもかんでもトライゴアのせいにすんなよ?いやトライゴアのせいでいいよ
技3の「滅びよ全生命」は相手の動きを完全に読んだ時に死ぬほど強かったがいかんせん他のドラゴンの安定感・爆発力には勝てなかった。
キングムクラ
ムクラの兄がカザカスゴーレムとトライゴアの反発で1:1交換になるため、本来の強味であった初手戦士の攻撃を受け止める役割が消滅しました。兄にはロンシンの魔力ダメージを稼ぐ役割もありましたが、ドラゴン編成に欲しかったのは護衛ではなくトライゴアに強い術師だったとさ。オニクシア?知らない子ですね…
あと純粋に本体がそんな強くない
グロマッシュ
ヴァリーラミラーにて相手のヴァリーラを機能不全に追いやりつつコンボの起点になる最強のメタカードだったがトライゴアにうんぬんかんぬん。ヴァリーラが強い限りは強いことには変わりないのでこの評価。グロマッシュヴァリーラミラーはマーセナリーズ速度じゃんけん大会になるので正直帰ってこなくてもええな
コーネリアス
THE護衛。今の護衛は味方を守るよりは味方を攻めようとする奴を徹底的にしばいてヘイトを買う方が強いんだ。過剰防衛かな?
ロジャース
殴れる術師。ロコラーもトライゴアも半分削る。今後の研究次第ではチャンスがありそうな枠。
何気に速度2で好きな技をぶっ放すのも強そうなので期待はしている。なおヴァリーラ
ヴァリアンリン
トライゴアは反発ならこっちは反撃や!
カザカスの急襲トークンに反応して+21/+45バフとバトグラでも信じられないレベルで強くなるため注目を浴びていた。結局術師に弱いのとケーアン等の挑発持ち相手にどうしようもないという欠点があるため使われていない。ヒューマン編成はポテンシャルはあるがいかんせんリロイ育成が重いのと火力が中途半端。
ラグナロス
みて、これね、ぼくのだいあもんどぽーとれーと、すごいでしょ
パッチ22.6では凍結編成に親を56されたプレイヤーがメタとして採用していた。初手バリンダ(1)ラグナロス(2)ゲドン(2)でロコラーを集中することでロコラーをクッキー込みで確殺することが可能だが、火炎編成はバロンゲドンに火力を完全に依存しているため、初手ディアブロの速度低下等で機能不全に陥りやすい点が割ときつい
オニクシア…お前どうしてそんな残念性能なんだ…
ゲドン
火炎編成のエース。とりあえず足の速いまともな火炎系統が出たら一気に化けるのは間違いない。あと前提としてトライゴアには消えてもろて…
hsreplayではバリンダ(2)ヴァリーラ(3)ゲドン(2)という高速火炎編成が存在しているが、やはり初手火炎コンボが通らない時点でトライゴアに勝てるビジョンが見えないのが現状。裏ゲドン起動の火炎編成は5月に試してみます
ナタリー
影ってだけで偉い。だってこっちにはヴォルジンカザカスがいるし。
初手で出て強い術師枠ではあるが、現状は初手カザカストライゴア+殴れる戦士が強いため現状は殆ど採用されていない。
タムシン
影ってだけで偉い。だってこっちにはヴォルジンカザカスがいるし。
こっちはヴォルジン+カザカス+タムシンと並んだ時に影ダメージ+5からの非力影爪コンボが強いためにちょいちょい採用されていたが、プレイングが洗練された結果カザカスを処理しないと負けるという認識が浸透し影コンボは「決まれば強い※」コンボとなった。
まとめ
・トライゴアってやつのせいで皆死んじゃった!
・トライゴアってやつのせいで初手が4,5通りしかないんだ
・逆にトライゴアさえいなければやれるって顔してる奴ばっかなんだワ
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