【Hearthstone】マーセナリーズ環境考察2022年7月度編
どうもをしるこです。こんにちは。先月に引き続き、マーセナリーズPVPの月間環境考察を実施していきます。
ちなみにパッチ24.0が7/26に適用された直後であり、かつ8/3にフィンレーが、8/16にクトゥーンが追加されるのでまだまだこれから環境が動いていく見込みです。
今月のPvPの結果
筆者は7月度シーズン8において、アジアサーバーにて最終レート18524で8位フィニッシュしました(id:woshiruko)。4月から4カ月連続でTop25まで走れたので満足してます。
2022年7月度(パッチ24.0)のTierランク
今月は月初にヨグが追加、月末にパッチ24.0で幾つかの傭兵がバフされました。先月ほど大きな変化はありませんでしたが、パッチ24.0による影響はもうしばらく続きそうな気がしています。個人的な見解ですが月末時点のパッチ24.0のPvPのTierランクを作成しました。
S TierS。編成の際に意識することを強いられる傭兵。
A TierSに対応できる環境上位編成の中心となる傭兵。
B 環境上位編成のサブ、あるいは環境中位の傭兵。
----------------------ここから↓は環境にいない----------------------
C 環境の変化についていけないが、まだ環境次第でワンチャンある傭兵
D シナジーや単体性能自体は存在する(強いとは言ってない)
E シナジーも弱くノーチャンスな傭兵。バフしてもろて。。。
先月度と比較したTierリストの要約
・影編成はなおもTierトップを走る。メタっても編成のバランスで編成が割れると対策可能な柔軟性の高さは健在である。
・トークン編成のリストが洗練されたことで相対的に強化
・グロマッシュヴァリーラ軸の凍結編成が台頭。プレイングの難しさはあるがハメ性能の高さから使用プレイヤが増加した印象。
・魔力編成は先月より若干減少。減った分新しい編成が増えた印象
・エリーズを主軸にしたバフ編成(海賊編成・ヒューマン編成)が激減。影編成とトークン編成にエリーズが起点にされカモられてしまう展開が増えたのが致命的だった。
パッチ24.0の影響
・ブランの不具合修正+バフ(C->A)により火炎編成がまともに戦えるレベルに。
・火炎編成が従来の影・トークン編成に対し有利寄りなため若干環境がマイルドに。
・でもなんやかんやで影もトークンもなんとかなっちゃうからつえぇんだわ
・アナコンドラの超強化(E->A)によりトークン編成が強化。トークン編成がより柔軟性のある多様なプレイングが可能となった。
・探検同盟のバフ、フィンレー追加に伴い探検同盟編成が頭角を現わすか…?
現在の編成割合
現在はhsreplay(MMR上位10%)の傭兵の割合から推定した編成の割合は以下のようになります(パッチ24.0はデータが揃ってないのでパッチ23.6環境の割合となります)。
統計上の使用率のデータとして信用できるのかは怪しめですが参考まで。
・影編成 25%
・純正凍結編成 20%
・トークン編成 15%
・魔力編成 10%
・グロヴァリ編成 10%
・エリーズ編成 5%
・その他
現環境での主要編成の解説
影編成
サンプルデッキコード
ヴォルジン(3)カザカス(3)ヤシャラージュ(1)+アズシャラ女王(1)シルヴァナス(3)ロコラー(2)
CIOc/wESDOW9seOCouOCsOODrRgBIkkKCQg+EGwYkwEgAQoLCJsBENwCGJ0CIAEKCwjYAhDrAhjhBCACCggIDxAgGBkgAQoLCKICEKICGP4DIAAKCwj7ARCLAhi6AyABKAE=
影編成のキー傭兵解説
→先月と変わらず。対火炎編成やミラーマッチ等の初手で編成が割れている相手には初手アズシャラカザカスヤシャラージュとして相手のキー傭兵を削り、裏のヴォルジンで速度を上げて一掃する動きも多くなった。
ヴォルジン
・ブランが影耐性を携えて火炎編成を組んだとしてもなんやかんやでなんとか勝てちゃう、それが影編成の強さ
・初手では出さずに、抜きエースとして運用される機会が増えてきた印象。
・トークン編成からヴォルジンシルヴァナスセットが抜けたので、実質こいつの使用率、勝率がそのまま影編成のそれを現しているといっても過言ではない
カザカス
・雄たけび+4/+4の強さとゴーレムトークンをとにかく出したいという思いから、こいつはなんやかんやでずっと初手として運用されている。今後も恐らくそう
・これまでは自分のヤシャラージュで殴りたい場面では8/8聖なる盾ゴーレム2体をノータイムで出していたが、のちのシルヴァナスの打点や影爪コンボなどを考慮して6/6急襲ゴーレム3体を出した方が良いことも増えてきた印象
・初手アズシャラカザカスヤシャラージュの並びで先にカザカスを倒さないとヴォルジンカザカスアズシャラに一方的にハメられたりする。真っ先に処理したい
ヤシャラージュ
・ヴォルジンカザカスヤシャラージュの並びも依然として強いが、メタが回るにつれアズシャラカザカスヤシャラージュで削る機会が増えてきた。
・初手戦士環境を終わらせたが、このゲームで確定2発のダメージを出せればそら強いんですよ
・ともすれば初手で相手3体倒せるが、その代償として相手のシナジーが強い裏3体が同時に並んでしまい全抜きされるシチュエーションは依然として多い。
シルヴァナス
「・影編成は大体編成の軸にトークンが入るのでシルヴァナスを入れない理由がない。ヴォルジンシルヴァナス+トークン生成係だけで強い編成が完結してるんですね」
・先月はそう言ってましたが、トークン編成からついにヴォルジンシルヴァナスが抜け始めました。このブログ嘘多くないか?
・とはいえ影編成ではエースの座を譲らない。カザカス様が強くしてくれた
・探検同盟のバフでスタッツバフ勢が増えてくると技3「クイーンの虜」を撃つだけでもダメージレースで優位に立ててしまうのが厄介。対影編成は配置に気を配ろう
アズシャラ女王
・先月から登場。対護衛へのバーストもあるため影編成の必須パーツとなった
・技2の呪文ダメージ+3も非常に強く、影呪文だけでなくロコラーの火力を底上げするなどの高い汎用性を持っている。
影編成のラスト1枠
初手ヤシャラージュを出す場合に、相手の裏エースである戦士に打点が出しづらい。そういった理由もあってラスト1枠には護衛が採用されやすい。パッチ24.0だと赤2緑1青3の色の偏りだけでほぼ100%影編成と割り切られてしまうが、編成が割れても普通に最強なのでそれでええやろの精神で採用できる。クッキーも同様である。
ロコラー
・個人的に影編成にもう一枚護衛入れるなら絶対ロコラーだと思う
・ロコラーは影系統だった…?
・トークン編成に採用され、数が増えてきたシネストラに対するタイマン性能が最高クラスなので、ますます手放せない傭兵となってきている
クッキー
・hsreplay上では影編成のラスト1枠の中で最も勝率が高いらしい。メタが固まるとクッキーが強くなる
・たまに影編成ミラーでカザカスの影爪コンボを使われたときに、「あともうちょい体力あればなぁ」という機会もそれなりにあるので体力+9が効くシチュエーションがちょくちょくあるのかもしれない
リッチキング
・hsreplayでは影編成の中で最も使用率が高いが、影編成ミラーで足を引っ張りがちなのが気になる
・護衛は回復よりもバーストによる戦士キラーの位置づけが強くなってきたので個人的には下火だと思ってます
トークン編成
サンプルデッキコード
チョー(1)ンゾス(3)ユーロン(1) / ベイン(2)シネストラ(2)クッキー(3)
COC91gMSDOODiOODvOOCr+ODsxgBIk4KCwjVAhDmAhjaBCACCgsI7gIQ7wIY/gQgAAoLCJ0CEKsCGO8DIAEKCwjzAhD3AhiKBSABCgsI/QEQhgIYvwMgAQoLCJUBEOABGI4CIAEoAQ==
→パッチ23.6のトークン編成。ヴォルジンシルヴァナスが抜け、単体性能の高い+自然シナジーのあるベインシネストラが採用されるようになった型。クッキーが体力バフ無でも活躍できるレベルでシナジー補間が良い
チョー(1)アナコンドラ(2)ユーロン(1)/ンゾス(3)ベイン(2)シネストラ(2)
影トークン編成のキー傭兵解説
チョー
・アナコンドラ登場により、プレイングに柔軟性が増したトークン編成の要
・装備1によるトークンバフはアナコンドラの毒蛇にも、ベインのトーテムにも適用される。処理しないとチョーを起点としたさまざまなシナジーが襲いかかる
・チョーが倒れてもアナコンドラユーロンが引っ張ってくれるので、各傭兵のチーム力が上がった印象。パンダを倒せば崩壊するような軟な編成ではなくなった
アナコンドラ
・パッチ24.0でなんかめっちゃ強くなったトークン生成要員。前は残念な性能をしていたが、強いトークンを出せる雄たけびを引けたらそら強くなるんだわ
・雄たけびで出てくるヘビがユーロンと最高クラスの相性を誇り、初手ユーロンの技2「膵炎噴射」で30/30に、アナコンドラの技2「獣の治癒」で45/45に、チョーの技2「耐心」と合わせるとたった1ターンで55/55に育つ。悪夢かな?
・何気に技1もダメージが倍になっており、術師相手なら48打点と大体2発で倒せるようになったのも大きい。
ユーロン
・パッチ23.6の時点で、影編成の抜けた新トークン編成が登場しヤシャラージュからトークン編成の護衛枠を奪い返した努力型のドラゴン。
・その矢先に最高に相性の良いアナコンドラが登場。ヘビ育成ゲームの主人公になり環境トップクラスに躍り出た。
・ヴァリーラ入り編成相手にも生きてさえいれば強く出れる点もえらい
ン=ゾス
・トークン編成のリストが洗練されたことで環境に一定数存在するアーキタイプになった。パッチ24.0ではアナコンドラのお陰で初手から頑張る必要がなくなり、裏でクールダウンを待てるようになった。
・退廃臓器を撃って勝つ動きは相変わらず。アナコンドラのお陰でバーストの打点が足りないシチュエーションが減り、撃てば相手の盤面が消し飛びやすくなった。
・トークン編成の裏エースに抜擢されたケーアンの息子。チョーと相性の良いトーテム、ユーロンのバフと相性の良い回復、自然コンボとシナジーがとにかく多い
・クッキーが入っていたパッチ23.6では「鯛攻防」で相手の場にトークンを置いてからの「地母神の憤怒」で確定殺撃、相手のクールダウンを消す動きがとにかく強かった
・アナコンドラ追加で確定殺撃の機会はなくなったが、ヘビを回復してバフしたり、トーテムで死にかけのチョーを生存させたりと活躍の場はまだまだある模様
・なんならそのうちシネストラ抜けてクッキーが入ったりするかもしれない。なんたってパッチ24.0から4日しか経ってないからな