汁粉を知る子

なんか書きたいなんか書きたいと思ってたらhearthstone評価メモと化したブログ。

【Hearthstone】パッチ23.0最強!?カザカストライゴアディアブロトークン編成【マーセナリーズ】

こんにちは。

 

4/6にパッチ23.0が公開され、いくつかの傭兵がバフされましたね。

ここで、今環境初期にTier最上位となった編成についてその理由と基本的な動き、対策になる可能性のあるカードについて簡単に解説したいと思います。

 

初動:カザカス(3)トライゴア(2)ディアブロ(3)

後続:ケーアン(3)ヴォルジン(3)シルヴァナス(3)

 

です(数字は装備番号)。筆者はこの構築で環境初日、ミラー以外ほぼ無敗で12000-14000までレートを上げました。4/6時点でシーズン2位に位置しています。

 

傭兵

カザカス

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・パッチ22.6で登場した傭兵。シルヴァナス構築のキーパーツ。トライゴアの左担当

・暇さえあれば技2のゴーレムで6/6トークンを3体出す。そうするとディアブロの体力は+30し、シルヴァナスの攻撃力が15増えます

・相手に攻撃してくる傭兵がいたりすると20/20の挑発を出したります。すると攻撃者に20点+トライゴアの反発23打点が飛んできます。やばい

・3ターン放置してゴーレムを9匹死なせたとき、ヴォルジンの非力の呪いと合わせることで速度(3)で12点スプリットを10回飛ばすことができます。起点兼フィニッシャーでなんでもできる

・上の12点*10回スプリットは、相手のシネストラが技を使う前に使えるように立ち回ることで安全に倒せたりします。対ドラゴンはアレクストラーザによってシルヴァナスだけで勝ちづらい点もあるので積極的にこのコンボを狙いたい

・(4/8追記)TOP10%の使用率が80%近くに到達しました。最強傭兵なので育成しましょう

 

トライゴア

f:id:woshirukoHS:20220407170148p:plain・パッチ23.0で、技2の反発が「隣接するキャラクターがダメージを受ける『度』に、自身の攻撃と同じダメージを与える」にバフされたことで最強護衛の一角に上り詰めた獣

・初手はクールダウンが無い影響で大火力が出にくいのと攻撃しかできない傭兵が多いため、反発によるアドバンテージが異様に稼げる。

・相手のトライゴアが反発を撃った状態でAoEを撃つと両隣がダメージを受けることで与えたダメージの倍反撃を喰らうため、AoEのケアにもなる。

・カザカスの装備3と合わせると初手の反発で攻撃力が10+4+9で23になる。相手に依存するがこれが相手に3,4回飛ぶんだから弱い訳がない

・また、トライゴアの処理に2ターンかかると、隣のカザカスディアブロのバリューがとんでもないことになるため、トライゴアかカザカスは1ターン目に処理しておきたい

 

ディアブロ

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マーセナリーズでもバトルグラウンドでも暴れ散らかすエース戦士。ポータルに帰れ

・カザカスと相性が良く、毎ターン体力+30されるため気付くと体力200とかざら

・ドゥームチャージが強く、相手のトライゴアやヴォルジン、ケーアンをはじめとする起点要因を次のターン腐らせることも可能。カザカスの雄たけび込みで16打点出るので、ミラーだと下手するとファイアストンプより使う機会が多い

・ファイアストンプもやはり強く、こいつのサポートとしてケーアンが入っている構成が多い。ケーアンディアブロ2人は仲良し。ミラーマッチの場合は術師をファイアストンプ4発分の48点圏内に入れることが重要だったりする

・初手スロール+カザカスの挑発ゴーレム対策と相対すると初手でこいつがすぐ死ぬ場合もあるが、自身の攻撃16*2とトライゴアの反発23*2がスロールに飛ぶため78点分カウンターダメージを与えられます。ちなみにスロールの体力は74(カンストで79、クッキー込みで88)。急襲ゴーレムのご機嫌次第で倒せます

 

ヴォルジン

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・トライゴアでボロボロになった護衛を高速度でわからせる係

・兼シルヴァナスの速度増加係なので、この試合どっちの係を担うかが重要

・カザカスの技が影系統と相性が良く、4ターン目に非力の呪い+影の爪とすると盤面に14点叩きつつ速度3で12点*10打点ばらまく異常なレベルのバーストが出せる

・カザカスのトークン消費を待つか、非力の呪い+影の爪コンボで削るかはヴォルジンが生き残るかどうかにかかってくる。変な場面で非力の呪いを撃つと火力が足りないのでライフ管理とクールダウン管理は重要。あと足し算

・純粋に技1の速度低下が活きる場面もあり、回復しようとしてくる相手に集中砲火する動きもできる、生き残った相手のトライゴアの処理にも使われることも多い

 

ケーアン

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ディアブロを入れる?っぱこいつっしょ

地震脚で速度を下げ、耐久のオーラ+ファイアスタンプで相手を一掃するコンボはいまだ健在、全体攻撃の質としてはトップクラスの性能

・2ターン挑発を獲得する点も非常に偉く、いくら攻撃の高い護衛がいたとしてもこいつを倒さないとシルヴァナスは倒せない

・ミラーマッチの項でも記載するが、こいつの断末魔が残った状態でシルヴァナスを倒すことが出来ると、シルヴァナスミラー特有の引き分けが発生しなくなります。そういう意味でも無視出来ない存在

 

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・この構築のエース。体力が100残っているディアブロと攻撃50になったシルヴァナスの並びは絶望感たっぷり

・攻撃が影系統のため、ヴォルジンがいると速度1で高打点を出してくる鬼畜性能

・出たターンはほぼ奪われた魂を使うため、シルヴァナスが出たターンに削るか人数有利で断末魔を発動されても持ちこたえるようにしなければならない

・あっケーアンが挑発を持っていてスロールがシルヴァナスを攻撃できない!なんてことがあるのでケーアンはシルヴァナスとも相性がええんじゃ

・ドラゴン編成相手だと後続の護衛筆頭のアレクストラーザが速度1でシルヴァナスを確殺してくるため、そうなっても問題ないように動く必要があります。

・最近(4/12現在)だとティリオン(装備3)などが採用されるようになり、シルヴァナスの攻撃を1に下げながら集中砲火で倒すという対策も取られるようになった。後ろの戦士が浮いている(シナジー的に誰かわからない)ときはティリオンかそうでないかを考える必要がある

・その場合はヴォルジンを死なさないで速度1での効果力を通すか、あるいは「クイーンの虜」などで削って他で戦うかを考える必要がある。

 

基本的な動き

・カザカス+トライゴア+ディアブロの順で出すと、トライゴアの反発がカザカスのトークン1体目に反応するので必ずこの並びにしましょう

・基本的にはカザカスは6/6トークンを、トライゴアは反発を、ディアブロは次のターン厄介な傭兵(もしくは護衛)を殴る動きで決まりです。

 ・初手護衛を叩いておくと、トライゴア死に出しからのヴォルジンで3vs2の状況を作ることが出来ます。

・初手相手が挑発きついなって感じならカザカスは20/20挑発にします。その分影の爪の試行回数やシルヴァナスの攻撃力が足りなくなるという点には気を付けたい。

・初手ユーロンが出たらディアブロは殴りません。即死します。ただカザカスのお陰で80点ダメージを被弾しても生き残れる場合があります。ディアブロが後々残す必要がないと判断したら殴って反発込みで削りに行きます

 ・一週間の試行錯誤の結果、裏に護衛(アレク)がいる場合はディアブロ生存優先で殴らず、ケーアンディアブロ等で殴るプランも必要そうです

・トライゴアをAoEで倒すと、隣接する傭兵のダメージ大して反発してから死んでくれるので、死にかけていても反発は打つこと。誰がトライゴアを倒すかを読めると選択の幅が広がる

・カザカスが早いターンで死ぬと、シルヴァナスの打点が足りなくなるのでディアブロを大切にする。ディアブロを大事にできない場合はシルヴァナスが「奪われた魂」を2度撃たないといけなくなる。

・ケーアンディアブロで勝つか、カザカスヴォルジンで勝つか、シルヴァナスで勝つかの3つのゲームプランを柔軟に決めながら戦うと良い、大体シルヴァナスではある

・裏ティリオンの気配がする場合はケーアンを大事にする。

 ・初手ロコラージェイナヴァ―デンの場合、裏が赤緑緑の場合はケーアンディアブロティリオンの線が熱いのでトライゴア死に出しでケーアンディアブロが刺さってていてもヴォルジンから死に出しするなど。

 

対ミラーにおける動き(あんまよくわかってない)

・基本的にカザカスは6/6/トークン、トライゴア反発、ディアブロがトライゴアに対してドゥームチャージを撃ちます。たまに20/20トークンを出してディアブロを削ろうとしたりする方がいますが、相手のカザカスよりも先に挑発を立ててしまった場合6/6トークン2体分の損失が出るので個人的にはおススメしません。ミラーのディアブロはシルヴァナスでのみ削りが有効です。

 

・シルヴァナス編成ミラーは基本読み勝つかランダム性がうまく偏らないと引き分けがち、ちょっと負けそうだなと思ったらなるべく引き分けを狙いましょう

・上について具体的に言うと自分がシルヴァナスを出した時、相手に後続がいるorケーアンが断末魔を発動していない場合、可能な限りその状況を回避しましょう。シルヴァナスが早期に削られると負けます

・お互いがカザカスのカウントを稼いでいる場合(4ターン目以降に生き残っている場合)、シルヴァナスを先に着地させて攻撃をバフする動きが強かったりします(相手のシルヴァナスに「奪われた魂」を使わせないまま倒すことができる)。

・上の理由より、変に相手を処理するよりされた方が良い場面もあります。ヴォルジンカザカスディアブロの流れで、ヴォルジンにドゥームチャージを撃った次のターンにシルヴァナスを着地させると安全かつ先行してバフできます。

・こういったシルヴァナスの早期着地が困るシチュエーションがあるため、4体目はヴォルジンがぶっ刺さっていたとしてもケーアンを出す場合があります。

 ・(4/12更新)初手のランダム性によって相手のトライゴアの体力が32以下でかつこちらのトライゴアが倒れた場合、ヴォルジンを出して影の奔流で処理する場合もあります。ヴォルジンを先に出した場合、ヴォルジンをディアブロのドゥームチャージから守るためにカザカスが20/20を出す展開もなしではないと思います。

 

・(4/12更新)この辺の死に出しケーアンor死に出しヴォルジンどっちが正解か問題は一週間たってもマジでよくわからん、俺たちは雰囲気でマーセナリーズPVPをやっている

・カザカスをなんやかんやで放置して負けがちなので、常にライフ管理をしましょう。目安として3ターン放置してゴーレムを出し続けられると影の爪で60点、非力の呪いと合わせて120点出ます。

・上と合わせて、ヴォルジンの高速AoEは削り性能が高く厄介なので、ディアブロの技1で速度を下げましょう。この動きはファイアスタンプの火力込みで強いです。

 

対策?

・ネファリアン(3)トライゴア(2)ユーロン(3)/シネストラ(2)ロンシン(3)+魔力ダメージ系の傭兵 or アレクストラーザ(1)

・初手トライゴア+ユーロンとすると、初手ディアブロがトライゴアを殴るとディアブロが大きく削られるため、トライゴアのバリューが活かされやすい(それを読んでディアブロが動かない場合がある)、ネファリアンのトークンが右に出る都合上トライゴアとも相性が良い

・さらに後続にロンシンが出ると、ロンシンの技2「星炎の祝福」によってこの編成が序盤中盤の軸としている連続攻撃に対するカウンターになり非常に処理がきつくなる

ディアブロ単体ではどれだけ打点があってもシネストラにタイマンで絶対勝てないので、トライゴアを入れたドラゴン軸は結構相性良い

・ただし、ディアブロがそこそこ健康なケーアンと組んでいるとシネストラが「黄昏の滅亡」を使用したターンにドゥームチャージを使うことで押し負けてしまうため、シルヴァナス->ケーアン->ディアブロの順に対応しなければならない

 

読み合いの要素も多く確実に勝てるかは怪しいですがかなり苦戦したので是非参考にしてください。

 

・ロコラー(2)ジェイナ(3)ヴァ―デン(2) / ケーアン(3)ディアブロ(3)ティリオン(3)

・前環境で最強だった凍結編成+ケーアンディアブロ+シルヴァナス対策。

・カザカストライゴアはバリューの都合上必ず初手速度4以内で2回動くため、常に凍気ダメージ+8を持った状態で技を使用できる。

・「ヴァ―デンが3体にランダムに7ダメージを与える」に技が変更されたため、2/3がトライゴアが当たれば次のジェイナの攻撃でトライゴアをたおすことが出来る。

・相手が初手でロコラーを集中攻撃した場合、相手の死に出しヴァ―デンからロコラーを一方的に処理されてしまうため、ロコラーは初手トライゴアかディアブロに「凍気の衝撃」を撃つ。ディアブロを削っておくと後々有利になるが、ヴァ―デンの当たり方やジェイナとディアブロの攻撃の当たり方によって左右される要素なので正解はわからない

・なんやかんやで最終的にケーアンディアブロ同士の殴り合いに発展して終わる。シルヴァナスを出された際はしっかりティリオンの「謙遜の審判」のターンでシルヴァナスを倒せるようにダメージをあらかじめ与えること、ヴォルジンと掃除に存在させないように立ち回りつつ神に祈ろう(特にヴァ―デンのランダム要素)

 

・カザカス(3)トライゴア(2)ヴァリーラ(3)/ヴォルジン(3)シルヴァナス(3)+何か

・トライゴア+ヴァリーラによって隠れ身を付与して一方的に速度アドバンテージを稼ごう、という編成。大体護衛よりも体力が低い戦士or術師を一気に叩く。

・コンボ起動が攻撃でないため攻撃対象が相手の編成依存ではあるが、カザカス/ディアブロが共にカンスト体力75であるため、どちらか一方の体力をカザカスのゴーレム圏内に入れられる。つまり初手19/27の確率で相手の両端どちらか一方を処理しつつ隠れ身を展開できる。カザカスならほぼ勝ち。

・また、上の凍結構築に対して、相手のジェイナをぴったり77ダメージ出すことが出来るため、アイスブロックを初手で

・相手のトライゴアによってヴァリーラの体力が一気に16くらいまで削られるため、速度的に一方的に相手を削れたとしてもヴァリーラの体力や隠れ身の維持等の行動上の制約が多いため最適なプレイングがヨクワカラナイ

・最後の1枠は単体性能の高いシネストラだったり、ヴァリーラやカザカスの行動をある程度保障してくれるコーネリアスだったりするがイマイチ正解が見つかってない。誰か見つけてくれ

 

・バリンダ(2)トライゴア(2)ヴァリーラ(2)/ロコラー(2)ジェイナ(3)ヴァ―デン(2)

・上の型とは違いカザカスディアブロを処理できないが、代わりにバリンダでトライゴアに対してヴァリーラの攻撃が飛ぶように体力調整が可能になった

・初手ヴァリーラが通れば、バリンダの凍結エレメンタルでカザカスを一方的に凍結させることが出来、次のターンに無償で突破可能。つまりシルヴァナスが弱体化するってワケ

・その代わりにロコラーが対ディアブロを頑張らないといけなくなった。凍結編成はパワー高いがその分ランダム要素との兼ね合いが複雑になっている

・その兼ね合いとヴァリーラの隠れ身との兼ね合いでわからないことが多い、プレミも多いが何がプレミでないかがわからない

 

結論

誰もこのゲームやらないし環境が急に変わるしで一生黎明期なんだ、何もわからない

上位勢でも普通にプレイミスするし最適な行動/メタもヨクワカラナイ

誰かPVPを救ってくれ、俺とPVPを救ってくれないか、ちょっとだけ楽しいので

 

ちょっと興味あるよって人はぜひ筆者に聞いてください、チョットワカルカモ

 

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